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いゃ〜これは流行ってます!(前編)
昨日遅く北京のレディスブランドさんへの研修出張から戻りました。3泊4日、内容は13秋冬の売場陳列展開方法の件、売場基準/標準化の件、内装インテリアの件、販促物ディレクション、そして店舗巡回・・・と多岐に渡り、上海に戻る飛行機の中では爆睡状態でした(笑)という事で、このブログも少し間が空いてしまったのですが、再開します。。。

上海の街を歩いたり、地下鉄に乗る際によく目にする光景が「ヘッドホンを付けている人、人、人」、それも小文字のbがアイコンのヘッドフォン。そう皆さんご存知世界中で人気沸騰の「beats by dr.dre」アレです。

「beats by dr.dre」を簡単におさらいをすると・・・某電気店の説明文から

「ヒップホップ・ミュージックの歴史において最も成功し、影響力のあるアーティスト・プロデューサー、ドクター・ドレー(Dr.Dre)とレディガガやU2、エミネムなどのトップアーティストが所属するインタースコープレコードの社長、ジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)により2006年設立。最高峰の音質を実現するために音作りのプロ達が監修した「beats」シリーズ は世界中で大ヒットし、わずか数年でアメリカを代表するトッ プヘッドフォン・ブランドとなりました」
このような人達を多く見かけます。この方は海外の方、でもファッションにヘッドフォンをコーディネートしているのか?はたまた単純に赤が好きな人なのか・・・



むろん日本でもbeatsは超人気で、上の写真のように頭上からすっぽり耳を隠すタイプは4万円〜5万円はするかと思います。いわゆるイヤフォンタイプでも2万円近くする代物。正直すぐに手が出る価格ではありません。それは中国でも同様で、すっぽりタイプは正規価格で3,000元近く(日本円で48,000円)、イヤフォンタイプでも1,500元(日本円で24,000円)もします。日本と中国の購買平価で鑑みると、日本の1/4の物価、つまり価値観で言うと日本価格の4倍(すっぽりタイプで16万〜20万円)もするヘッドフォンを中国の若者達は身につけて街を闊歩しているということになります。

「えっ本当に?」と耳を疑いたくなりませんか?
そうです、これには訳があります。そうですコピー偽物のbeatsなんです。街中の至る所、例えば主要地下鉄駅の地上から地下に降りる階段あたり、ファンシーグッズ屋、路上で携帯電話を保護するシートを貼る屋台等々、本当に有りとあらゆる場所、どこででも売っています。
<本物>蘇寧電器のbeats売場、柱巻をうまく用いてセンス良く纏めています。女子高生が欲しいのか、ずっと見つめていました
<本物>違う角度、柱の4面を用いてアピールしていますが、アイテムバリエーションは少ないようです
<偽物>地下鉄の地上からの地下への階段付近に出ている露天。偽物が溢れ返っています。店の人が指差している一番奥のブルー、白のタイプが180元(2,880円)、右下の赤いものが150元(2,400円)、そして左下の白いタイプが120元(1,920円)。これは外国人に対する価格。交渉すれば間違いなく、それぞれ半額近く迄値引き可能です。でも完全なる表面的なコピーものなので音も漏れ使えない代物です。bのロゴを消してディスプレー用としてなら使えるかも・・・歩道を歩いても何が起こるか分からない中国の路上、私は本物のbeatsのヘッドフォンでも怖くて付けて歩く事はできません
<偽物>同じ露天でイヤフォンタイプも山の様にありました。確かにこのイヤフォンをiphoneなどに繋ぎ音楽や電話をしている人を良く見かけます。音楽は完全に漏れています。こちらは20元(320円)交渉で半額まで可能です。でも耳が悪くなるかもしれませんのでお薦めはしません



以下、中国唯一のECサイトを謳っているURL、このサイトでの売れ筋BEST10が御覧になれます。これは恐らく本物だと思います、きっと、いやそう信じたい・・・。
http://www.mye-gol.com/article.php?id=145

という事で、そのコピー偽物に対抗!という事なのか?ここへきて偽物撲滅の意味も込めて、本家本元が上海で大規模なイベントを仕掛けてきています。その詳しい内容は(後編)で。

明日日曜に久々(実に2ヶ月半ぶり)に5日間ほど帰国します。家内の美味しい手料理、温泉、そして日本のマーケットチェックをしてきます。

それでは!
 2013/04/28 00:00  この記事のURL  / 




プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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