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中山公園近辺様変わり!
上海ネタばかりで恐縮です。
中山公園とは地下鉄2号線、3/4号線が乗り入れ、龍之夢商城を代表に、国美電器、ホテルなどで形成される上海の西北部を代表する商圏。実は私もここに住んでいます、その理由は2号線で虹橋空港、新幹線の虹橋駅、上海駅。そして浦東空港と出張に行く際に地下鉄1本で行く事ができるから、更に2号線沿いには久光のある静安寺、伊勢丹やユニクロ、H&Mなどがある南京西路、ラッフルズや第一百貨店などがある人民広場、川を渡り正大広場、IFCがある陸家嘴に乗り換え無しで行く事が出来るからとなります。街としては若干ゴチャゴチャしている感が有りますが、利便性を取りました。

2号線7番出口をエスカで上がり左側が光一百貨の入口


さて、その中山公園駅周辺がジワジワと様変わりしていっています。中山公園駅から3/4号線で一駅の金沙江路駅には、前にも書きましたがこの年末に超大型商業施設がOPEN予定。これまでの中山公園商圏近辺では龍之夢の一人勝ち状態だったのですが、それもこの年末以降様相が変わると思います。

今回の情報は、中山公園駅の長寧路の南側、地下鉄駅と直結し蘇寧電器やスタバが入っているビルと言えば分かる方も多いかと思います(その蘇寧電器も、つい1ヶ月前には不採算店舗なのか急遽閉店しましたが・・・)が、その同ビルに入る「光一百貨」(GLORIA)のお話。日系アパルル、小売りを集積させた館という事で、昨年辺り話しは聞いていましたが、先週初めに地下1Fの飲食から少しずつOPENしていっています。物販のOPENはもう少し時間が係るようです。日々のお仕事で地下鉄を使っているので、朝晩通勤の際にOPENを今か今かと待ちわびていました。

飲食街はさながらミニ日本村の様相。小さなスーパーや雑貨店もありますが、ほとんどは飲食(日系、台湾系、中国系、一部トルコも)店。名前を挙げると、「まいどおおきに食堂」「スマイルカレー」「お好み焼き 花月」「北海道料理 ふる郷」「牛丼 松屋」など、デザートでは「ミスタードーナツ」「台湾の鮮芋仙」「ターキッシュアイス DOSA」、シュークリームなど。その他、大阪烏賊焼、たこ焼きの店、地下の狭い場所ですが、美味しそうな店が並んでいます。

この中山公園エリアは、私が以前駐在していた93年当時(地下鉄が無い時代)は商業地というよりは、庶民が暮らす居住地域。その後ポツポツと飲食店ができ、ホテルができ、商業施設が幾つかでき、更にOFFICEビルが数多く建ち、古い家が壊され背が高いマンション群が林立するといった、居住者半分、仕事をする人半分といった、広間は騒々しいが夜はひっそりという地域。

ここ数日地下街をチェックしていますが食事が出来る飲食店は、昼と、夕方は凄い人で混んでました、もちろんOPEN景気もあるとは思いますが。実はこのエリアには意外と食事ができるお店が少なく、ランチタイムは龍之夢か巴里春天まで歩かなければなりませんでしたが、こじんまりながら、中華ではなく日本食店ができたため物珍しさもあり、客足が途絶えていません。

私個人に取っても、まわりには数軒の日本食屋はあったものの毎回同じでは飽きてきた中での、今回の飲食街OPENは胸躍る出来事です(笑) やはり日本人ですね・・・「●●定食」的な要素に弱く、自ら定食を作り上げる方式の「まいどおおきに食堂」がお気に入りで、今後も通ってしまいそうです。この店は上海にも既に数軒あるのですが日本人はもちろん、ローカルの人に人気があるお店です。

ただやはり、お店のオペレーションを見ていて難しいな〜と思ったのは、「セルフ方式」。そうです「まいどおおきに食堂」は、自らトレイを持って並び、好きな総菜を選び、最後に精算、そして食べるというもの。この方式は某日系うどんチェーンも中国ローカルに受けていて全く問題は無いのですが、問題はその後、そうです、食べ終わった後の食器を洗い場に持って行かないんですね。選ぶ迄がセルフ、その後は知らんぷりという感じ。日本のセルフ店では客さんが自ら戻すので何の混乱もありませんが、この辺りの日本と中国の違いをしっかりと認識して、例えば・・・食器を回収するホールと食器を洗う洗い場の人員配置増など、郷に入ってはではないですが、日本のやり方がそのまま中国で通用するわけもないのですから、つくずく工夫が必要だなぁ〜と食事をしながら唸ってしまいました。。。味もキープしながら、サービスもお客さんに協力してもらいながら上げていく・・・いや〜難しい。。。


まいどおおきに、のお店。これまでの上海の既存店と比べると大型店です、奥には座敷もあります

私の今夜の晩ご飯、う〜ん・・・栄養が偏ってると自分でも思います。でも旨い!

この様に、日本ではまず存在しないご案内がセルフサービスである事を2回もアピールされています

さぁ、私も食器を戻しに行こうと思ったら、「食器がいっぱいで戻せない・・・」「そりゃ席に置きっぱなしにするわ〜」と思いました



飲食だけにとどまらず、アパレル、小売りでも同様だと思います。日本の世界一のサービス、ホスピタリティを基準とし維持しながらも、中国(日本以外では)においてはオペレーション面の工夫が最重要課題だと思います。その為には決められたマニュアルの通り一辺倒ではなく、時には現場で判断する、現場で即対応する力が最も必要ではないでしょうか。そして迷った時の物事の判断は机上では無く、「現場、現物、現実」で判断する、が重要な物差しになります。現場で起っている課題は現場で現物、現実を見て解決するのが一番早く、確実。と偉そうに言っても、これがなかなか難しいこともよく分かっています。。。



それでは!



 2012/08/29 22:13  この記事のURL  / 




プロフィール
内田 文雄(うちだ ふみお)
上海在住。2011年 上海にてVMDコンサルティング会社 碧詩商務咨詢(上海)有限公司 設立。現在の仕事は「売れるVMD」を基軸に @中国アパレルに対してのSPA構築セミナー、月/週次指導 A中国、アジア地域に展開する日系ブランドのVMD&インテリアデザインディレクション B中国/日系ブランドへの売場活性化クリニック C新店OPENディレクション D販売スタッフへのVMD教育育成指導。いつでもお気軽にお問い合わせ御待ちしております。 モットーは「VMD IS MY LIFE!」    1984年から(株)ワールドにて数々のブランドのVMD業務に携わり、1993年に上海交通大学に留学、その後上海駐在。2005年4月ファーストリテイリング (株)ユニクロに転職、VMD部門の日本、グローバル(欧米、アジア)全体の責任者として、ユニクロのグローバルVMDの仕組み構築、店舗スタッフ育成指導、国内の大型店、海外グローバルフラッグショップのディレクションを担う。2010年8月ユニクロを退職し起業。 IFIビジネススクールVMD講師。

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