« 2016年05月 | Main | 2016年07月 »
女子学生服のはじまり〜今の制服になるまで〜 2


明治初期の女学生はと言えば、袴姿で学校へ通っていました。
それが大正時代に入ると、和装から洋装の女性が増えていきます。

今でも多くの女子が制服として着用しているセーラー服も
大正時代に女学生の制服としての着用が始まったと言われています。

現在でも、セーラー服を指定制服にしている学校は多く、
日本の中学校では半数以上の学校が、
高等学校でも2割の学校がセーラー服を制服に採用しています。

今日でも愛され続けているセーラー服を日本で初めて導入したのが
京都府にある平安女学院だそうです。
平安女学院がセーラー服を採用したのは、1920(大正9)年のことでした。


画像出典:http://www.heian.ac.jp/index.html

日本で初めてのセーラー服はワンピ―スタイプのものだったようですね。
はかま姿の女学生が多い中、暑い京都の街中をこのワンピースで
颯爽と歩く姿は憧れの的だったかもしれません。

初期のセーラー服は今とは違いワンピースタイプが主流でした。
現代と同じ、上下が別のセパレートタイプが登場したのは大正時代1922年。
福岡女学院から歴史が始まりました。
ワンピースタイプの制服が日本で初めて登場した時から2年後のことです。


画像出典:https://www2.fukujo.ac.jp/js/

セーラー服にベレー帽。昔は指定の学校帽があったんですね。
今は、小学生までは学校帽を規定している学校もありますが、
中学校に上がるとなくなってしまうことの方が多いですね。
個人的には、帽子に制服の組み合わせカワイイと思います。

こうして全国各地へ広がっていったセーラー服。
大正時代に制服に採用した学校があったから、
今のセーラー服があるのだと思います。

本日は学生服関連番組のお知らせがあります。
カンブリア宮殿(テレビ東京)
本日2016年6月9日(木)22時00分より放送予定。
老舗メーカーの トンボ学生服 さんの紹介です。
 2016/06/09 19:03  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
女子学生服のはじまり〜今の制服になるまで〜 1


女性のための学びの場である私立の学校が増え始めたのは、
明治時代に入ってからです。
第二次世界大戦より十数年ほど前の話になります。
今でも女学校として、経営が続いている学校は
創立100年の歴史を残しています。


画像出典: http://kousei.s40.xrea.com/xoops/

明治初期の女学生は、和装やはかま姿で学校へ通っていました。
今でも愛され続けている洋装のセーラー服が取り入れられるのは
大正時代になってからのようです。

学校によっては、はかまの帯に校章のバックルを付けたり、
はかまの裾のラインを1本や2本と生徒で統一したりすることで
制服としての役割をしていたところもあったそうです。


画像出典:http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm

こちらは、横浜開港資料館で行われた「ガールズビーアンビシャス
横浜山手のミッションスクール」の展示のフライヤーと展示されていた写真です。
長い髪をきれいに結って、みなさん袴を着ていますね。


画像出典:http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm

横浜港が開港後、キリスト教宣教師が続々と来日しました。
「女子の布教が進まない」ということから
「教育を通じて、キリスト教を伝える」いわゆる「伝道」(ミッション)
を主軸とした学校づくりが推進されたため、
横浜には歴史のあるミッションスクールがたくさんあります。

昔の日本の女学生を知ることのできる展示は、他にも行われていて、
京都にある京都市学校歴史博物館では、過去に「京都の高等学校と女学生」という
企画展示を行っていました。


画像出典:http://kyo-gakurehaku.jp/

現代の女の子たちと違うのは「中途退学」する生徒が多かったことです。
特に美人は卒業できないとまで言われていました。
当時、学校へ通える女の子はお嬢様ばかりだったので、
縁談話がきてしまうと、学校をやめて結婚するしかなかったんですね。

残念ながら、今年は昔の女学生を知る展示企画が見当たらないのですが、
機会があったら見に行ってみたいです。
次回は、袴姿から洋装のセーラー服が広まっていった話をしたいと思います。

 2016/06/05 21:13  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
プロフィール
株式会社 響

学生服からホテル・レストラン・スポーツユニフォームまで、幅広いジャンルの制服プロデュースを手掛ける企画会社。

制服によるイメージ戦略や、従業員のモチベーションアップにつながる効果的な制服採用や、ライバル店舗との差別化戦略のコンサルティングを行っている。

2010年に立ち上げたスクールアイテム専門ブランドが話題となり、CM、歌番組、ファッション誌をはじめ、数多くのアイドルグループに衣装協力を行う。

代表者 神山太プロフィール

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
月別アーカイブ

http://apalog.com/tokumei/index1_0.rdf