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明治初期の女学生はと言えば、袴姿で学校へ通っていました。 それが大正時代に入ると、和装から洋装の女性が増えていきます。 今でも多くの女子が制服として着用しているセーラー服も 大正時代に女学生の制服としての着用が始まったと言われています。 現在でも、セーラー服を指定制服にしている学校は多く、 日本の中学校では半数以上の学校が、 高等学校でも2割の学校がセーラー服を制服に採用しています。 今日でも愛され続けているセーラー服を日本で初めて導入したのが 京都府にある平安女学院だそうです。 平安女学院がセーラー服を採用したのは、1920(大正9)年のことでした。 ![]() 画像出典:http://www.heian.ac.jp/index.html 日本で初めてのセーラー服はワンピ―スタイプのものだったようですね。 はかま姿の女学生が多い中、暑い京都の街中をこのワンピースで 颯爽と歩く姿は憧れの的だったかもしれません。 初期のセーラー服は今とは違いワンピースタイプが主流でした。 現代と同じ、上下が別のセパレートタイプが登場したのは大正時代1922年。 福岡女学院から歴史が始まりました。 ワンピースタイプの制服が日本で初めて登場した時から2年後のことです。 画像出典:https://www2.fukujo.ac.jp/js/ セーラー服にベレー帽。昔は指定の学校帽があったんですね。 今は、小学生までは学校帽を規定している学校もありますが、 中学校に上がるとなくなってしまうことの方が多いですね。 個人的には、帽子に制服の組み合わせカワイイと思います。 こうして全国各地へ広がっていったセーラー服。 大正時代に制服に採用した学校があったから、 今のセーラー服があるのだと思います。 本日は学生服関連番組のお知らせがあります。 カンブリア宮殿(テレビ東京) 本日2016年6月9日(木)22時00分より放送予定。 老舗メーカーの トンボ学生服 さんの紹介です。 |