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国民的アニメで制服談義

9月になっても長引く残暑が続いていますが
朝晩の風はひんやりとして、空の色も秋めいてきましたね。
夏休みムードも通り過ぎ、すっかりいつも通りの街の風景です。



先日、偶然目にしたテレビの内容に驚いたことがありました。
思わずそのまま最後まで見てしまったのですが…。

それはアニメ「サザエさん」。
昭和40年代に放送開始されて以来、すでに30年以上続く国民的アニメですね。
日本の平和な家族像、生活や風習、古き良き文化などのお手本になるので
日本語を学ぶ外国人に、サザエさんがいいよ、などと薦めることはありましたが
最後に見たのはいつのことだか思いだせないほど久しぶりです。

それで、サザエさんの一体何に驚いたのかというと
一話がまるごと制服を主題にしたストーリーだったからです。
その名も「ワカメ制服図鑑」です。
お話の中では、カツオ君のクラスメイトの花沢さんが
教室の女子チームと制服カタログを見て、どれがいいか選んでいました。
「私これがいい〜」「えー。セーラー服なんて古いわよ」といった具合です。
そのカタログを見て、ワカメちゃんは
女の子がネクタイをする制服をかわいいと気に入っていました。



話中でサザエさんが言った
「女性は制服でもなければネクタイをする機会がないじゃないの!」と、
花沢さんの「古いわねぇ、学校は制服で選ぶ時代よ!」の2つを
心に残った名言として挙げておきます。(笑)

しかしこれも時代ですね。
サザエさんのシナリオも現代版になっているのだと感じました。
昔の記憶からすると磯野家と制服はどうしても繋がりません。
でも、さすがに平成になって、もうすぐ四半世紀になりますからね。

 2012/09/17 11:49  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
「その国らしさ」にプラスするエッセンス

今回は、前回に引き続きオリンピックユニフォームで気になったことを
紹介させていただきます。
TIME誌でベストに選ばれた選手団のユニフォームは韓国の他に、
フランス、ジャマイカ、ニュージーランド、イタリア、ドイツ、英国でした。
この中で国旗カラーをメインに使ったデザインはジャマイカだけです。


※写真はTIME誌より

プーマとデザイナーのセデラ・マーリー(ボブ・マーリーの娘)さん
とのコラボ作でスポーティーで愛国心が感じられる上、
幾何学的模様もモダンな印象ですね。
肌の色との一体感がアスリートの美しさをさらに強調しています。

国旗を用いると、どうしても日本のユニフォームは赤と白に偏りがちです。
古くから変わらない保守的なイメージから脱却して
もう少し形や色に工夫や、冒険してみても良いのでは!?と
自分ならどんなユニフォームを作りたいか、考えてみるきっかけになりました。

余談ですが、イタリアのユニフォームはアルマーニやプラダが担当しており
フランスは馬術のジャケットがエルメスだとか(さすが!)。
その国らしさを演出しつつ、最高のものを提供するために
ブランドの誇りにかけて制作しているのだと思います。
洗練されたユニフォームを選手団が一斉に着ていることで
より素敵に、格好よく見えてしまうのですから素晴らしいですね。

私は個人的に新体操を以前から応援していましたので
Lucy Popで新体操のユニフォームとコラボできたら楽しいと思います。
アスリートユニフォームを通してカワイイを世界に発信できたらいいな。

 2012/09/13 10:15  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
オリンピックユニフォーム

少し話が遡りますが、オリンピックの開会式で入場してきた
日本人選手団が来ていたユニフォームを憶えていますか?
これぞTHE日本!というような日の丸カラーで、シンプルなデザインでした。
少々野暮ったいものの、日本人として見る限り「いかにも」と納得して
これはこれでアリだと思ったものです。
デザインは高島屋さんが担当していたそうですね。


※写真は読売新聞より

ただ、日本人としてはOKでも欧米人からは評価対象にならなかった様子。
TIME誌が選ぶ「Best and Worst of 2012 Olympic Uniforms」では
日本はベストにもワーストにも名が挙がりませんでした。

ベストユニフォームの一つに選ばれていた、韓国はというと…


※写真はTIME誌より

These sailor-inspired suits are
some of the most sophisticated uniforms we’ve seen.
The blazer has a nice cut, giving athletes some actual shape,
and the red scarves are a nice accent.
(セーラーを思わせるスーツは、最高に洗練されたユニフォーム。
ブレザーのカットは選手本来の体型が美しく見えるように作られ、
赤いスカーフが良いアクセントになっています。)


※写真はハイカット誌より

このユニフォームは、韓国の人気アイドルグループ少女時代が
オリンピックの開幕に先駆け、雑誌のグラビアでも着用していました。
もちろん、彼女たちの脚線美を強調した特別バージョンですが(笑)
でも、このように人気アイドルがユニフォームを着る宣伝効果は絶大でしょうし
若い世代を取り込む力や、ファッション性、遊び心がありますね。

 2012/09/08 17:06  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
Meet the Superhumans!

8月29日より始まったパラリンピック。
開催国のイギリスで放映され、ネット上でも話題になった
コマーシャルをご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
↓こちらから見られます
http://vimeo.com/46021828

タイトルは「Meet the Superhumans」。BBCのチャンネル4が制作しています。
パラリンピックの選手たちの競技映像や、そのバックグラウンドを
映像と音楽でとびきりクールに演出している作品です。
1分半ほどの映像はナレーションが一切入りません。
その分、時折はさまれる短いキャプションが心に残ります。

最後のシーンで選手たちが集合する姿にもご注目いただきたいのですが
イギリス国旗のユニオンジャック(Union Jack)をモチーフにした
お揃いのユニフォームを着ているのです。
短いカットですが、これがかなり格好いいのでチェックしてみてください。
ユニオンジャックの一部をモチーフにして、色味を抑えたところが渋いです。



オリンピックが終わり、いよいよパラリンピックが開幕…という
タイミングに合わせて、同コマーシャルが再編されて放映されました。
そこでは、先ほど紹介した最後のシーンで新たに
「THANKS FOR THE WARM-UP」というキャプションが乗るのです。

このキャプションは直訳すると
「ウォームアップしてくれてありがとう」となります。
意訳するならば、「ここからが本番だ」というメッセージになるのです。
“オリンピックは前哨戦であり、パラリンピックが本番”という訳ですね。
そこに、正々堂々と勢ぞろいした選手たち。…なんという格好よさ!

ここに、つい日本のメディアとの温度差を感じてしまいます。
オリンピックのお祭り騒ぎと比べると日本ではメディアの露出も少なく、
話題性の高いスポーツニュースの影で、小さく扱われているのが現状なので…。

日本はパラリンピックに関してはまだ認知度が低いのも事実。
実はパラリンピック日本選手団のユニフォームにしても、
オリンピックのユニフォームと同じものになったのは比較的最近で
1998年の長野オリンピック以降のことなのです。
選手たちにとってこの垣根が取り払われたことは
大きな励みになったことでしょうね。
オリンピック選手と同じユニフォームを着て、
日本の代表として競技に挑む選手たちを、応援しています。

 2012/09/01 14:22  この記事のURL  /   / トラックバック(0)
プロフィール
株式会社 響

学生服からホテル・レストラン・スポーツユニフォームまで、幅広いジャンルの制服プロデュースを手掛ける企画会社。

制服によるイメージ戦略や、従業員のモチベーションアップにつながる効果的な制服採用や、ライバル店舗との差別化戦略のコンサルティングを行っている。

2010年に立ち上げたスクールアイテム専門ブランドが話題となり、CM、歌番組、ファッション誌をはじめ、数多くのアイドルグループに衣装協力を行う。

代表者 神山太プロフィール

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