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2012年総括


いつも「ストリートリサーチの鬼」をご覧いただき有難うございます。

クリスマスイブから年末まで上海出張となりブログ更新が滞ってしまいました。
楽しみにして下っておられる方にはご不便おかけしました。(してない?そんなばかな)
今年の締めということで、ひと言書かせていただきます。

2012年をひとことで言うと、私個人のグローバル化元年でした。
日本企業(ブランド)のグローバル化支援と、
外国企業(ブランド)のデザインの仕事。
様々な意味で異なる2タイプの仕事は、自分の描いていた未来の姿に引き寄せられているなと感じています。

”企業のグローバル化と地域社会の国際化”。その中でアパレルデザイナーはどのように生きてゆくべきなのか?
その解を求めて”ストリートリサーチのグローバル化”を行いました。
そして来年は定期化・継続化のフェーズに入ります。

外国でもファッションデザイナーの多くはコレクション写真や、テキスタイル、カラー、シルエット傾向などを、様々な情報紙やデータ、展示会などから拾い集めます。それは私も同じです。少し違うのがそこに自分で作ったハイストリート情報があるということ。

現在ファッションの中心が1つではなくなり、各地で生まれたローカルファッションが様々な形と方向のベクトルで発信されています。
まだまだ拙いものではありますが、歴史を振り返ると成長のスピードは恐ろしく早く、数年後には我々の多くの意識が変わらざるを得ない状況になるでしょう。

”生命は深い海からではなく、浅瀬から生まれた”と言います。同じなんです。
私はそれを敏感にキャッチし、うまく商売として成立させなければならない。これはもはや使命だと思っています。
この部分をオリジナルの強みとして、来年もまい進します。
ご清聴ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

2012年12月29日記 小山隆




♂「福袋だってね?」
♀「あら うれしい幸せ」

2012年12月29日撮影
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ビッグシルエット考察 2012/12/21
街拍[ストリートリサーチ]-------------------------------

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ビッグシルエット考察
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]トレンドチェック
撮影:原宿 曇り 16℃
2012年11月5日(月)
★★★★v
流行鮮度:高い




(・∀・)ノ゛
ード、エレガンス、POP、個性派(クリエイターズ)、アメカジ・・あらゆるファッションタイプで、ビッグシルエットが確認できるシーズンとなりました。
今回はこの傾向の全体感を把握するために、
タイプの異なる5つのルックを採り上げ、それぞれをチェックしてゆきます。
そして共通するディティールは何か?
小物雑貨を含めた着こなし方にフォーカスします。


1-【ブリティッシュ・ベース】
「ニットコート」がメインアイテム。
コートのボリューム感に対して、ボトムは厚地のタイツでフィット対応しています。
ちなみにこの着あわせ方は、上海女子の定番ですね。またボーラーハットでブリティッシュ・ベースであることを印象づけ、
”赤い靴”で女の子(ガーリー)テイストを感じさせています。

2-【メンズ・モード】
「デザインコート」がメインアイテム。
オールブラックではなく、チャコールグレーを持ってきたところが差別化になったと思います。
大判ストールで首まわりをさらにボリュームアップ。
ボトムはスリムフィット型の対比。シューズはロングノーズ、長さでバランスを取りました。

3-【エレガンスミックス】
「ウールコート」がメインアイテム。シックなグリーンと少しドレープを感じるシルエット。また何となくゴシックガールを連想させるような、ニーハイ+ストラップ付きのプラットフォームの組み合わせが印象的。

4-【アメカジ・ボーイッシュ】
「デニムブルゾン」がメインアイテム。80S'なボーイッシュスタイルを再現。
ちら見せソックスの幅と、ヘアバンドの幅、見え方を連動している点に注目。
パンツ裾のロールアップ巾も同様ですね。

5-【個性派(クリエイターズ)】
他の追随を許さないような、個性的なファッションを志向するコたち。
左:「ステンカラーコート」がメインアイテム。タイトニット、ふくらはぎ丈スカート、
”クロップド丈(足首)と刈上げヘアのバランス”に注目。。
右:「圧縮ウールコート」がメインアイテム。ソックス、ちら見せスカート、ネック、帽子の”帯状アクセント”連動に注目。





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上海レポート 〜メンズ・コート〜 2012/12/20
撮影場所:港匯(ガンフイ)広場前 地下通路
撮影日時:2012年12月01日(土) 11:00〜13:00 13度 小雨
目的:上海・リアルファッション調査
対象:20代〜30代 男53人



(・∀・)ノ゛
回2月の訪問で感じたことは「とにかく黒とダウンが多い」でした。
非ウール系が圧倒的多数で、ウールコートの着用は見た記憶が無いような有様でした。
今回は、サンプル数がとても少なく詳細を見るにはデータが不足しています。が、
まずは全体イメージを把握することを目的にグラフ化してみます。


以下、データを明記しておきます。

●コート種別分類 (大分類)・・・総数37点
ウール系(8点) 21.7%
非ウール系(29点)78.3%


●ウール系内訳・・・総数8点
メルトン系(4点)50.0%
ジャケット系(2点)25.0%
カジュアルブルゾン(2点)25.0%


●非ウール系内訳・・・総数29点
ダウン系(8点) 27.6%
ナイロン系(3点)10.3%
レザー系(7点) 24.1%
綿系コート地(11点)38.0%





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上海レポート 〜レディス・コート〜 2012/12/19
撮影場所:港匯(ガンフイ)広場前 地下通路
撮影日時:2012年12月01日(土) 11:00〜13:00 13度 小雨
目的:上海・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、



(・∀・)ノ゛
回、2月のリサーチと比べ変化を感じたのはレディスコート比率。
日本のマーケットとは対照的で、ダウン比率がとても多かった記憶があります。
(当時の日本はウールジャケット、ウ―ルっぽい外観のブルゾン、ウールショートコートが主流でした)
今回の訪問で最初に感じたウール比率の上昇をグラフで視覚化することが目的です。

分析手順は、まず「コート種別」をウ―ル系と非ウール系に分類。
次にそれぞれを型別に分けて大まかな比率を眺めてみましょう。

またこれとは別途、
グラフは日本と比較することで地域性の存在をあぶり出すことができます。今後は
継続的に調査することで、ディティール等の趣向性の把握に踏み込むことを目指します。


以下、データを明記しておきます。

●コート種別分類 (大分類)・・・総数59点
ウール系(28点)47.5%
非ウール系(31点)52.5%


●ウール系内訳・・・28点
コート(25点)89.3%
ジャケット系(2点)7.1%
カジュアルブルゾン(1点)3.6%


●非ウール系内訳・・・31点
ダウン系(10点)32.3%
ナイロン系(6点)19.4%
レザー系(7点)22.6%
綿系コート地(4点)12.9%
その他(4点)12.9%






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上海レポート 〜メンズ・カラー分析〜 2012/12/18
撮影場所:港匯(ガンフイ)広場前 地下通路
撮影日時:2012年12月01日(土) 11:00〜13:00 13度 小雨
目的:上海・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、



(・∀・)ノ゛
ディス同様15のカラーパレットに2つの素材枠を加え カラー傾向をチェックします。
メンズの上海調査は今回がはじめてで、前回訪問時に見た、偏ったイメージがあるのみです。
カラーに関しては、ブラック比率があまりに多かったことに驚きました。
また、ヤング層に関してはファッショナブルなアメカジ系はほとんど見た印象がありません。
そのような偏見のなか、今回は現実の姿をデータでキャッチすることを目的とします。
(分析のベースとなるサンプル数量が少ないことが残念です)

ブラック比率が突出して高いことが特徴です。また、
素材枠の「デニム」を採り上げてみますと、ボトムに人気が集約されていることが分かります。
これはファッショントレンドから来る数値ではなく、成熟度の低さから来る ”困ったらデニム頼み”の段階であるためと想像します。
むかし日本メンズにも無条件に「デニム=ファッション」の構図であった時代が存在します。
例えば1970年は「質素革命」というスローガンで、Tシャツ+Gパンルックが広く人気となりました。いま当時のルックを見たらひっくり帰りますね。

下記、データを公開しておきます。

●メンズ TOPS(集計数91点)
ブラック(38点) 42.0%
ホワイト(8点) 8.8%
グレー(15点) 16.5%
ピンク(0点) 0.0%
レッド(2点) 2.2%
ワイン(0点) 3.3%
オレンジ(2点) 2.2%
イエロー(0点) 0.0%
グリーン(2点) 2.2%
ブルー(1点) 1.0%
ネイビー(1点) 1.0%
パープル(1点) 1.0%
ベージュ(4点) 4.4%
ブラウン(4点) 4.4%
オリーブ(3点) 3.3%

デニム(0点) 0.0%
柄物(7点) 7.7%



●メンズ パンツ(集計数51点)
ブラック(11点) 21.6%
ホワイト(0点) 0.0%
グレー(5点) 9.8%
ピンク(0点) 0.0%
レッド(0点) 0.0%
ワイン(1点) 2.0%
オレンジ(0点) 0.0%
イエロー(0点) 0.0%
グリーン(0点) 0.0%
ブルー(0点) 0.0%
ネイビー(1点) 2.0%
パープル(0点) 0.0%
ベージュ(5点) 9.8%
ブラウン(0点) 0.0%
オリーブ(0点) 0.0%

デニム(28点) 54.9%
柄物(0点) 0.0%







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プロフィール

小山 隆(こやま りゅう)           ブランドディレクター、デザインデータアナリスト。定点観測で変化をキャッチし未来デザインに落とし込む独自のアルゴリズムを開発。クリエイションxデータ分析で強い商品を産み出す仕組みづくりに貢献します。原宿定点観測歴20年。
リサーチ&デザイン東京 代表

http://www.shibuden.biz/

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