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シンガポールレポート 〜10.レディス・ボディコンシャス〜 2012/12/11
撮影場所:ORCHARD PARAGON前(高額品商業エリア)
撮影日時:2012年11月20日 午後 28度 曇り
目的:シンガポール・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、
   中華系主流。(シンガポールの民族構成は華人77%、マレー人15%、インド人7%、その他1%)





的イメージとして、シンガポールを代表する(?)シルエットのひとつがボディコンシャスです。
ワンピースのみならず、タンクトップ、タイトスカートを使った着こなし方にも適用されます。
2008年頃から中国で確認でき、2011年頃から東京のギャルモード系で浮上しました。

言葉で言いあわらすと3都市の共通スタイルと捉えてしまいがちですが、実際は地域ごとに独自のスタイルが存在しているようです。
では日本のそれとはひと味違うボディコンルックをチェックしてみましょう。
下記、複数都市間での比較前データとして抽出しておきます。

●ファッションタイプ
ミニマル&モード

●コーディネート・・・アイテムの組み合わせに基本形があるようです。
ショルダーバッグ(5名中5名)
生足(5名中5名)
ヒールの無いサンダルやパンプス(5名中4名)
腕時計(5名中3名)

●カラー・・・アイテム総数を合算(トップス、インナー、ボトムの3種類)
ブラック 4点
グレー  1点
ホワイト 1点
ピンク  1点

●アイテム
ワンピース 3
セパレート 2(トップス+ショートボトム)

●デザイン・柄
無地 5
柄物 0

付記情報として、
髪型:ロングヘア
メイク:ナチュラル






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シンガポールレポート 〜9.レディス・ブラウスシルエット〜2012/12/10
撮影場所:ORCHARD PARAGON前(高額品商業エリア)
撮影日時:2012年11月20日 午後 28度 曇り
目的:シンガポール・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、
   中華系主流。(シンガポールの民族構成は華人77%、マレー人15%、インド人7%、その他1%)





ラウスシルエットのどこがファッションなんだい?
・・・そんな声が聞こえてきそうです。

づっとシンガポール調査の写真を眺めていたら、自分でも何が正しいのか不安になって来る瞬間がありました。私は原宿ストリートという母艦にいったん帰還します。
そしてもういちど全体を俯瞰して眺めてみると、見えなかったものが少しづつ浮かび上がってくるようです。
例えばそれは、デザインのローカライズを行う際に有効な ”さじ加減”であったりします。
良い塩梅(あんばい)は何処か?シルエット、素材、カラー、ディティール、
コーディネートバランスの調整をマーケット目線で整えることができます。

注意!
「現地のレベルに歩み寄る」という意味ではありません。
競争相手より優位なポジションで商売するために、マーケットを研究するのです。
ブランディングを軸とした調整であります。

さて本題に戻りましょう。
ワールドトレンドや東京トレンドには、あるべき”ブラウスのボリューム感”が存在します。
が、シンガポールのリアルでは必ずしもそうでは無いかもしれません。

シンガポールにはシンガポールの、あるべきブラウスのボリューム感がありそうです。(言葉がわかりにくい)
写真を眺めると、ブラウスシルエットに物足りなさを感じませんか?
もっとボリューム感があっても良い(あるべきだ)と思った方も多いでしょう。
でも、この位がオーチャード(シンガポール)の適正値かもしれません。
(実際の判断にはもっとサンプル数が必要です)

もうひとつのチェックポイントがインナーです。
チューブトップを合わせるパターンが圧倒的多数です。
そして足元はサンダル・・・

以上を前提とした場合、
その枠組みからちょっとずらしたところで、デザイン力でもって新しい提案を行うのか それとも、
既存の枠組みの中に、日本流アイテムを持って来て編集力でもって新しい提案を行うのか、
ざっと2種類のアプローチが思い浮かびます。

自社の方針のもとに筋道を立てて、良い塩梅(あんばい)は何処か?を探ってゆきましょう。
このデータを参考値とするには全くの不十分であります。が、考え方を整理するうえで有効だと思います。




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シンガポールレポート 〜8.レディス・フェミニン〜 2012/12/08
撮影場所:ORCHARD PARAGON前(高額品商業エリア)
撮影日時:2012年11月20日 午後 28度 曇り
目的:シンガポール・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、
   中華系主流。(シンガポールの民族構成は華人77%、マレー人15%、インド人7%、その他1%)




(同時にいくつかの見方をすることで、認知の妥当性を高めることができるそうです(・∀・)/認知的複雑性)

京流のフェミニンなエレガンススタイルやガーリーファッションは、こちらシンガポールでは稀有な存在であります。
今回の2枚の写真はたまたま発見した!類のもので、しかもレベルは決して高くありませんし、何かちょっと違うかんじ。
レディスカジュアルにおいて、主流はモードでボディコンシャスなヨーロピアンシルエットで、アメカジもフェミカジもそのカテゴリー自体が存在していない・・その位の覚悟が日本のレディスブランドは必要になってくるのでしょう。

さて写真は何となくフェミニン&コンサバエレガンスな女の子。
渋電流評価ではレイトマジョリティ(後期多数派)になります。
東京ではごく普通に街を歩いているイメージがありますが、
オーチャード(シンガポール)では、調査対象者の100人にひとり、居るかどうか位のイメージです。

特殊性@
まず色使いが特殊で、オレンジピンク系濃淡のカラーコーディネートが印象的でした。
と言いますのは、こちらのファッションカラーのベーシックは白黒で、
そこに明るいブライトカラーや、ストロング系の色を組み込むイメージであり、また
カラーアソートは白と黒などのメリハリ”ブロッキング”が基本で、同系濃淡やパステル調の色味を主体に使うのはあまり見かけません。

特殊性A
ワールドトレンドであるチャンキーセーター。チャンキー度(ゴロっと分厚い)が不足していますか?
でも、年平均気温 27.4度のシンガポールにおいてはこの分量でも充分だと思います。
厚地のセーターというアイテムは今回の調査では特殊な存在であり、
素材を対比させた着こなしバリエーションは東京よりずっと少ないということ。
ところで、ユニクロのダウンコートが売れた実績を以て、冬物衣料の旅行購買を期待する向きもあるようです。
需要は確かにあると思います。が、自店と客層に合致しているのか?冷静に見る必要がありそうです。


特殊性B
日本ではレッグファッションが人気で、タイツ、ソックスなど豊富なデザインと着こなし方の目新しさで一大ムーブメントとなっております。
がシンガポールでは、ソックス姿はほぼ皆無。タイツ姿もほとんど見られません。


白ドレスの女の子。
恐らくですが、何かのパーティーからの帰り際だとおもいます。
ドレスや民族衣裳姿のご一行の中のひとりでしたから。。。
彼女も街中で見ると特殊な服装のひとであります。(こちらは納得?)


”特殊性=ローカルトレンド”
特殊性とは、他と異なっている特別の性質のことです。
デザイナーズコレクションを頂点としたとき、ワールドトレンドとローカルトレンドに大別できますが、大きく捉えると情報は依然ピラミッド構造にあると言えます。
また同時に、国や地域独自に発生する、エスニックトレンドも存在します。
グローバルブランドを志向するうえで、これらの特殊要因をどうキャッチし商売に生かすのか?
ブランドの競争力を支援する機能のひとつとなることでしょう。
(私はそう思って行動しています)






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シンガポールレポート 〜5.レディス・白シャツ+デニム〜 2012/12/07
撮影場所:ORCHARD PARAGON前(高額品商業エリア)
撮影日時:2012年11月20日 午後 28度 曇り
目的:シンガポール・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、
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(同時にいくつかの見方をすることで、認知の妥当性を高めることができるそうです(・∀・)/)

袖の白シャツとフルレングスでデニムのコーディネートがファッション層(らしき層)に見られ、新鮮でした。
なんでやねん?
そう思った方、いらっしゃいますね?
理由はカンタン、このようなファッションはシンガポールのストリートにおいて珍しいと感じたからです。


認知的複雑性

1-東京では
ごく普通の定番的なコーディネートであり、写真の様なシルエットはオフィス着のようなコンサバ感をかんじます。
カジュアル使用でしたらシャツはもっと分量感を増したシルエットでありますし、靴底はもっと高い。

2-オーチャードでは
冷房の効いたオフィス使用はあるでしょうが、カジュアル用途(に見える)で着用する人物は少数でした。
シルエットは、トップスもボトムも長い丈を合わせるルックが新鮮。フィットパンツは定番的に見られます。靴底はぺったんこ。
この様なルックに限らず男女ともに、腕時計をしている人が多かったのが印象的でした。
日本には見られない現象のひとつです。


複数のトレンドを並列で分析することで、今まで見えなかった事象が浮かび上がってきます。
また、継続して眺めることで小さな変化を敏感にキャッチできるようになります。

3か国間のストリートリサーチは帰納的アプローチであり、
ビジネスチャンスの芽を見つけ出す作業だと思っています。





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シンガポールレポート 〜4.メンズ・ヘアスタイル〜 2012/12/06
撮影場所:ORCHARD PARAGON前(高額品商業エリア)
撮影日時:2012年11月20日 午後 28度 曇り
目的:シンガポール・リアルファッション調査
対象:20代〜30代男女、
   中華系主流。(シンガポールの民族構成は華人77%、マレー人15%、インド人7%、その他1%)






アスタイル変化は最後の総仕上げだった・・・
これは私が原宿リサーチの中で体験したことです。2000年代前半だったと思いますが
一部のファッション層を除き、全体としてファッション化が遅れていたメンズ。
もう少し言うとマジョリティ層(多数派)の成熟度が現在と比べて随分と低かった頃です。
成熟度の向上とともに服装以外のおしゃれ投資が増加、
カリスマ美容員の登場やサロン系ファッションと呼ばれる新スタイルが発生しました。
私はその時点を以て、マジョリティ層のファッション成熟度は大きく向上したと捉えています。

キャッチコピーを考えてみました。

”メンズファッションは、ヘアスタイルで完成される”

”おしゃれは足元から始まりヘアスタイルで完成する”

なんのこっちゃ ...さて本題に入りましょう。
今回のサンプル数は10名。不本意ながら写真数が少ないのですが、自分の目で見たサンプル数は十分あると思います。
写真には表れない情報が多数あり、レポートに組み込まれているということを前もって明記しておきます。

髪型の種類:「刈り上げ」がトレンドのようです。トップを長めにとって何か昔のベッカムヘアを彷彿させますね。ジェル等で立ち上げるタイプとナチュラルの2通りを確認。
カラー  :ブリーチが見られたのがちょっとしたショックでした。またカラーメッシュがレディス・メンズ双方に見られました。
ファッションテイスト:アメカジでした。どちらかというと、きれいめの
人種構造 :ヘアにお金をかける人種は?という切り口で眺めてみると、華人、マレー人です。インド人はファッションとしては、ほぼ対象外にある様に思いました。







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プロフィール

小山 隆(こやま りゅう)           ブランドディレクター、デザインデータアナリスト。定点観測で変化をキャッチし未来デザインに落とし込む独自のアルゴリズムを開発。クリエイションxデータ分析で強い商品を産み出す仕組みづくりに貢献します。原宿定点観測歴20年。
リサーチ&デザイン東京 代表

http://www.shibuden.biz/

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