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上海にて


回数で言うと約1.5か月に1度の頻度で上海出張に出ています。
そしてとにかく街や商業施設を歩きまわり、見て回り、考え、分析をしています。
回数と物量で、まずは体でこの地を覚えようとしてきました。

この地に住まう人々の大胆さにも、ほんの少しだけ慣れてきたかなと思っていたところ、そんな気持ちを覆されることがありました。
「ああ、オレまだまだだな」と感じた瞬間の写真でございます。
油断ない感じで歩いていたところ、前方の風景に異変。
何だろう?と思っていましたところ、ガードレールが大胆に破損していました。
交通事故があったようです。が・・・








題名:”ザ・ほったらかし”




ガラスを踏み飛ばしながら車が通過してゆきます。
歩道を歩く私に向かって、ガラス片が飛んできました。
後ろからは普通にバイクが突進してくるし、前からはガラス片が飛んでくる。
なんてデンジャラスな歩道なんだろう。


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2012年総括


いつも「ストリートリサーチの鬼」をご覧いただき有難うございます。

クリスマスイブから年末まで上海出張となりブログ更新が滞ってしまいました。
楽しみにして下っておられる方にはご不便おかけしました。(してない?そんなばかな)
今年の締めということで、ひと言書かせていただきます。

2012年をひとことで言うと、私個人のグローバル化元年でした。
日本企業(ブランド)のグローバル化支援と、
外国企業(ブランド)のデザインの仕事。
様々な意味で異なる2タイプの仕事は、自分の描いていた未来の姿に引き寄せられているなと感じています。

”企業のグローバル化と地域社会の国際化”。その中でアパレルデザイナーはどのように生きてゆくべきなのか?
その解を求めて”ストリートリサーチのグローバル化”を行いました。
そして来年は定期化・継続化のフェーズに入ります。

外国でもファッションデザイナーの多くはコレクション写真や、テキスタイル、カラー、シルエット傾向などを、様々な情報紙やデータ、展示会などから拾い集めます。それは私も同じです。少し違うのがそこに自分で作ったハイストリート情報があるということ。

現在ファッションの中心が1つではなくなり、各地で生まれたローカルファッションが様々な形と方向のベクトルで発信されています。
まだまだ拙いものではありますが、歴史を振り返ると成長のスピードは恐ろしく早く、数年後には我々の多くの意識が変わらざるを得ない状況になるでしょう。

”生命は深い海からではなく、浅瀬から生まれた”と言います。同じなんです。
私はそれを敏感にキャッチし、うまく商売として成立させなければならない。これはもはや使命だと思っています。
この部分をオリジナルの強みとして、来年もまい進します。
ご清聴ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

2012年12月29日記 小山隆




♂「福袋だってね?」
♀「あら うれしい幸せ」

2012年12月29日撮影
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東急プラザ表参道原宿に思うこと・・・
2012年4月16日に「東急プラザ表参道原宿」の内覧会を訪れました。

 

神宮前交差点・・・
ここは私にとって思い入れの強い場所なんです。
ファッションデザイナー人生の大半を”神宮前交差点”と一緒に歩んできたと言っても過言ではありません。
原宿が私のエートスでありました。
(エートス=人々が物事を振る舞うときに前提となっている枠組み。(出発点・特徴))
そして現在の私は、ローカルからワールドへ、デザインの仕事のベクトルが大きく移行しています。


私は1996年に上京しファッションデザイナーという職業を楽しんでいたのですが、ある偶然から 渋谷センター街でファッション調査をプライベートではじめることになりました。
そして2000年頃には原宿の今のこの場所で毎週リサーチをするようになっていました。
その理由は簡単、”時代の旬”が、渋谷から原宿に移動したためです。
おしゃれ人の移動とともに私の調査ポイントも移動しました。
そして12年もの歳月が経ち、
”おもはら”という新しいコンセプトのもとに、TOKYU PLAZA という
情報の国際化時代の幕開けを象徴するような、新しいランドマークが誕生したというワケです。

情報の国際化時代・・・
この言葉が意味することは私にとって非常に重要で、
ひょっとしたら皆様以上に敏感になっているのかもしれません、

”情報領域が、物理空間に、目に見えるカタチで影響をあたえる時代”

16日の内覧会を見て、
そんなアタマの中にある空想未来的なセカイを垣間見れたような気がしました。

個人的に興味を惹いたことは、
1-”「ここでしか」「ここだから」をカタチに”という開発コンセプト
2-「おもはらの森」という形で表した街づくりのDNA
3-「万華鏡」 をイメージしたというエントランス。
4-「OMOHARA STATION」というポップアップスペース
5-「OMOHARA Cafe」のブランドコラボメニュー
6-各テナントに課せられた「”ここでしか”ポイント」とその紹介
7-ネット上にしか無かった買い物空間やコミュニケーションの場を、リアル空間上に表現したストア

とりわけ 7- は、
AR(拡張現実)技術を導入した試着モニターがあり、
店舗で等身大のビジョンを映し出し(試着し)、画像をメール転送し、フェイスブックなどSNSに掲載できる。
情報領域が物理空間に、目に見えるカタチで表現された初期的な事例として見ることができそうです。


 

 

例えばこんな風に、
施設(ハード)と、人(ソフト)、それぞれの中身を理解することはとても重要だと思います。
それは、海外の想定出店地におけるブランド作りでも同じことが言えます。
相手市場のことを、相手以上に良く理解していて、「それでも,ウチの方針はこうだ!」と言えるようにならねばなりませんね。
それがグローバル市場の時代 におけるブランディングだと思います。





追記:
ところで、
エートスの枠組みはグローバル時代のクリエイティブ思考法としておおいに役立つと思いますからメモしておきますね。
”人々が物事を振る舞うときに前提となっている普遍的な枠組み”
 *行為態度・・・「習慣によって形作られた」行為性向
 *心的態度 ・・・「主体的選択に基づく」行為性向
 *倫理的態度 ・・・「正しさ」自己判断を行う際の基準

 
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HARAJUKU STREET STYLE(原宿ストリートスタイル)
シンガポールで運営さているセレクトショップ 「HARAJUKU STREET STYLE 」。
先月オーチャードのTANGSという百貨店のフロアーでローンチパーティーが行われました。
(なんと1か月出遅れたレポートで恐縮です・・・)

「HARAJUKU STREET STYLE 」は、
アパログでも著名なファッションビジネスコンサルタントの山中先生が命名されました。
私はこの根性と冷静な分析に裏付けられたコンセプトと、ネーミングの響きが大のお気に入りです。

複数のショップブランドを1つの空間にまとめ、
ブランド単体ではなく原宿ストリートスタイルという空気感を発信することを目指したものです。


ローンチイベントでは、ファッションショー(フロアーショー)が行われ、
私はショーのディレクションをさせていただきました。

当日、颯爽と歩くモデルさん達の姿を涼しく眺めたかったのですがもちろん叶わず、
実際は朝から晩までづっと動き回っていました。

ショーのルックと店内のマネキンのコーディネートを連携させるという
ビジュアルを作りたかったので店内でルックの確認をしていると、
一般のお客さん(シンガポールのファッションブロガー?)に”コーディネートお願いします”と言われ
2-3名をお手伝いしたりしていました(面白かったのでつい・・)

ショーが終わるとしばらく放心状態。倒れ込むようにバックステージで休んだ後、
喧噪をのがれたくなりFさんをつかまえて脱出していました。
なので、当日自分が撮った写真はこれ1枚だけ!
(ショーの写真でないじゃん・・・)





ヘア&メイクが良かった!

それにしても、ストアコンセプトに沿って ”原宿ファッション”を表現することが海外では想像以上、本当に大変なんだと分かりました。
ありがとうございます。




この写真は貰い物 (だったと思います)
モデルの女の子はシンガポーリアンなんすよ 見えないですね。

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“コンセプトのある生活“



ァッションのスタイリングにテーマ性を持たせ、
自分なりのコーディネートを楽しむ。。。
それはコンセプチュアルライフの第1歩
(Conceptual Life:概念的な生活)だとおもいます。



今のファッションは服だけでは成り立たちません。
では未来のファッションとは何?

それは生活全体(暮らし)の中に溶け込んでいて、
人それぞれの価値観、求める世界観によって構成されている。
きっとそうなっているんじゃないかな 。


こころを豊にする、うきうきと楽しい気分にしてくれる、など
ファッションの本質は決してかわらないで、生活者の中におけるファッションの役割が少し変わるということ。

ファッションは生活を構成するための1コンテンツ。
それ以上でも以下でもありません。
それが“リアルクローズ(real clothes )“というトレンドの正体ではないでしょうか。


ファッションとは“夢を売ることである”と教えられてきた者たちにとってちょっとした違和感を感じずにはいられません。が、生活者の変化(ライフスタイルの変化)をしっかりと感じ取り、彼ら彼女らに何を提供すべきか、何度も何度も考えなければならないと思いました。


ファッション販売においても“接客のファーストステップがIT端末になる時代“です。
顧客がわざわざ足を運んで店で買いたいと思ういい品物とは何だろう?“コンセプトのある生活“ の時代には送り手側にこそ、優れたコンセプトとそれを表現する技術が必要なんでしょうね。



( ̄□ ̄;)ノ



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プロフィール

小山 隆(こやま りゅう)           ブランドディレクター、デザインデータアナリスト。定点観測で変化をキャッチし未来デザインに落とし込む独自のアルゴリズムを開発。クリエイションxデータ分析で強い商品を産み出す仕組みづくりに貢献します。原宿定点観測歴20年。
リサーチ&デザイン東京 代表

http://www.shibuden.biz/

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