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行列が出来るお店に行きたい!?
誰でもできるブランド構築






《行列が出来るお店に行きたい!?》

テレビのグルメ番組で「行列が出来る店」を頻繁に紹介されます。
なぜ興味を持つのかと自問すると、いろいろなファクターがあることに気付きます。


・秩父長瀞の阿左美冷蔵のカキ氷
特徴は宝登山でつくられた天然氷を使用している事。この天然氷を作るため冬場は、わき水の源流に近い高野沢地区のふもとで氷を育てている。無添加の天然シロップを使っているのも特徴。

この店は過去に数多く紹介されているカキ氷です。カキ氷は800円で駐車料金は500円。東京からは順調にいっても小一時間かかります。行列は夏の土日なら2時間は覚悟しなければなりません。

この情報を聞いて「一度は行ってみたい!」と思わせます。
もちろん美味しいでしょうが、まずは行列がいまだに切れない・・という事実。
ネットの口コミが150位と半端なく多い・・・という事実。
手に入れる(食べる)のに時間とお金が忍耐が必要だと・・・という事実。

これらの事前の情報が洗脳されて実際に行って食べたカキ氷の感動が増すのです。

・神田の有頂天酒場の100円で食べ放題の鳥唐揚。
こだわりの秘伝のタレで毎回揚げ立てを出すので、美味しさは抜群で予約が必要です。
圧倒的な100円という食べ放題値段の提案にまず吃驚です。


・三田屋のハムステーキレストラン(兵庫)の能舞台
兵庫県三田市の三田屋は山道に忽然と日本家屋の素晴らしい環境レストランです。
一番の醍醐味は能舞台があり、スケジュールがあえば本物の能を堪能することが出来る感動する場所なのです。 もちろんハムの歴史やプロフェッショナルとしてのモノ作りが売りなのですが、私はこの能舞台に感動してしまい友人たちに口コミで宣伝してしまうほどなのです。

どれも「行列が出来る理由」が明確です。

そしてその感動するストーリーや情報を消費者に事前に如何に伝えるかが問われています。
だれでも「店に来店してくれれば、商品やサービスの良さは自信がある・・・」としても、その質の良い集客が難しいのです。

欧米型のビジネスでは集客の量が第一、質は第二の傾向があるようですが、来店や来客がないようであれば勝負にならないとのことです。

日本のアパレル業界はブランドがいきなり路面店を出して、集客から販売サービスをするのが難しいので、まずは商業集積のショッピングモール、ファッションビル、百貨店などすでに来店の集客がある場所に展開するというのが常識となっています。

つまり量と質の高い集客がアパレルで出来れば購買率(衝動買い)は圧倒的に高まります。自社にとって何が量と質が高い「行列が出来るほどの集客企画」なのかを検討してみるべきだと感じます。




 2016/12/13 10:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

売り場までが勝負!AIDMAの検証
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《売り場までが勝負!AIDMAの検証》

化粧品、ビール、スキンケア、タバコなどの業種ではマーケティングや宣伝販促がブランドの戦略で大きな課題として認識され、予算も前提で確保され喧々諤々と企画を検討されます。

それはもしパッケージやラベルがない単なるクリーム、ビールの液体、タバコそのももなど「製品だけでの差別化」では消費者は選択をすることが出来ず、そのパッケージやブランドのイメージ構築に多くの時間とアイデアと予算を割くのです。

ところがアパレルではブランドの差別化と言われていますが、実際の売り場で商品そのものが一つ一つ異なるので、消費者はその場で値札(予算)を見てラベルやパッケージなどではなく選択し購買をしてしまう傾向が強いのです。

これがアパレル業界でマーケティグに対して意識が低く、ブランディングへのアイデアや企画に時間とお金をかけない理由かもしれません。

だからこそ商品デザインの差別化のみならず、店頭(WEB)に至るまでに消費者にイメージを洗脳できるかが、売り場での購買動機や衝動買いへの導入までが大きな勝負なのです。

A(attention:ブランドへの注意を引く)
I(interest:もっと知りたいと興味を持つ)
D(desire:欲しくなり情報を探す)
M(memory):そのブランドや商品を脳にインプットする)
というプロセスがあります。

よく知られている「AIDMA理論」です。

ファッションでも売り場で初めて商品を見るのではなく、注意を引いて、もっと知りたくなって、欲求を起こし、ブランドを覚えて・・・・そして売り場でブランドを見たときに「購買というアクション」になるのです。

この事前の洗脳プロセスこそ、「市場での他ブランドとの差別化」なのです。
競合ブランドより一歩リードをしているかは、ブランディング活動を如何に実践をしているかにかかっています。



 2016/12/09 10:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

意外に忘れている商標登録
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《意外に忘れている商標登録》

ブランドを新規開発する上で最初のステージはブランド名の商標登録作業です。

特許庁へ商標登録出願をしてから商標登録が認められるまでの期間は、平均で4〜5ヶ月程度です。実際に登録されると特許庁から登録証が交付され始めて自分の資産として認証されることになります。

ブランド名とロゴなどのデザインも登録(個別登録または一体不可分のデザインとして)することが出来ます。どれが有利か否かは細くなるので都度確認をしてください。ご不明な点があればご連絡ください。

商標登録が認められると、権利を取得した商品やサービスについて、その商標を独占して使用することができるようになります(商標法第25条/専用権)。

これで商標権者以外は、勝手に使用できなくなるわけです。

また、他人は登録商標と同一の商標だけでなく、類似している商標も勝手に使用することができません。

これは、商標権の効力が登録商標と似ている範囲にまで及ぶからなのです(商標法第37条/禁止権)。

詳しくは特許関連の事務所だけではなく特許庁の窓口でも無料で相談にのっていただけます。

肝心なことはブランド名が添付のようにカテゴリー毎に登録が必要であることを事前に確認する必要があります。

被服(通常の洋服)であれば25類ですが、そのブランドでカバン、サングラス、トートバッグなどは別途の商品群なのでそれぞれ登録が必要です。 もし洋服(25類)だけの登録で後日にその他分類を登録しようとしても既に他人が登録してしまう可能性があります。

日本では商標登録は申請順位ごとに登録がされるので、いくら洋服(25類)で登録してあっても先願主義なのでその他分類では登録がなされていなければビジネスとして使用することが出来ません。

個人や中小企業のみならす、大企業においても出願が漏れていたり、総務部や法務部に任せっきりの場合に後で登録のカテゴリーを忘れていることがあります。

もう一度ご確認ください。

 2016/12/06 10:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ロゴの残像はブランディングの第一歩
誰でもできるブランド構築






《ロゴの残像はブランディングの第一歩》

ブランドロゴは視覚から入るブランドの重要な情報です。
情報が氾濫している現在、一瞬でブランドの存在を伝え、顧客を導入します。

初めての海外旅行先などで、スターバックス、マクドナルドやH&M、アディダスなどの脳裏に刷り込まれているロゴサインを見つけるとホッとすることがありますよね。

どれもロゴやマークのデザインとブランドのカラーにインパクトがあり、人々はそれらを視覚で覚えているのです。これらに共通することは、ブランドスタート当時にあったデザインの好き嫌いや違和感がたとえあっても何十年も継続して洗脳し続けることで慣れて馴染んでしまうことです。この継続が大切なのです。

デザインはシンプルであればあるほど美しいと言われています。
しかしブランドロゴについては一瞬で他のブランドと差別化されることがマーケティングでは効果があります。

ヴィヴィアンウエストウッドやサルバトーレフェラガモは一般的なゴシック体やHelvetica書体ではなく、この独特なロゴデザインで我々の脳に刻み込まれています。またチャンピオンやノースフェイスはロゴマークのデザインとカラーこそがブランド信頼の源になっているのです。

30年以上も続く長寿ブランドでしょっちゅうロゴサインを変更している会社があります。
ブランドイメージの刷新や戦略の見直しという理由です。 某担当者に「このブランドは何年の歴史があるのですか?」と聞くと「7〜8年ですね〜」との反応。 何十年もの歴史があるブランドだと思ってましたが、、、尋ねると「7〜8年前から刷新することにしたので、、、」と平然としてます。

担当者やその時の責任者の気分転換でブランドロゴサインをリセットすることがブランド戦略の見直しと思っているようです。消費者へどのように洗脳、インプットされているかという重要性を感じていないようです。

イメージや信頼などはブランドにとって不可欠なことであり、それらはすべて言葉ではなく「視覚」から入ってきます。
人々の脳に残像として記憶されるロゴデザインをBrandの資産という見地からもう一度考えられてはいかがですか。




 2016/12/02 18:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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