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ブランドを記号と考える人、資産と考える人
次世代MDの図解メモ&シート

ブランドを記号と考える人、資産と考える人



アパレルに限らずどの分野でも「差別化」「独自性」「こだわり」などブランドを通じてビジネスの実績を上げるために人々は日々葛藤をしています。

いろいろなアパレル関係の経営者の方々にお会いして、多くの方々が「商品のこだわり/差別化」を口にされています。

ビジネスを考える上で確かに結果として商品が売上と利益をもたらしますが、それまでのプロセスとしてブランドが持つ意味を記号と考えるか、資産として考えるかで大きな差があります。

ブランドを記号として考える人は「商品を発注する人(=バイヤー)が顧客」と判断し、自社から出荷する数量金額がビジネスの成否です。 プロダクトアウトの工場ブランドの延長でしかありません。
商品の改善や開発のための設備機械などへの投資は「商品の価値を上げる」「良いものを安く提供する」という視点で意欲的ですが、ブランドを認知させるためのマーケティングや宣伝は効果を認識しにくい「単なる経費」であると判断しがちです。

一方、ブランドを資産として考える人は「商品を最終的に購入する人が顧客」と考えます。継続的な利益を上げるビジネスにするには最終消費者が継続的に購入してくれる「信者創り」に向き合おうと努力します。 その結果顧客にブランドイメージや価値を共有してもらうことが資産の増大につながると考えるマーケットインなのです。
商品の差別化もさることながら、その認知到達度やイメージの差別化が最終的に継続的な利益を企業にもたらすと判断しています。

現代は情報が氾濫しすぎています。 

ブランドを資産と考えることで、真の資産をどのように活用し、価値を高めるかにフォーカスができるのではないでしょうか?





 2016/03/25 10:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ビジネス&告知チャートを作る
次世代MDの図解メモ&ブランドシート

ビジネス&告知チャートを作る



自社で「ブランドX」を立ち上げ一定期間(例えば5年)にビジネスの投資金額とビジネスの進捗度を自分なりに成功ラインのチャートを作ってみることは一案です。

売り場の拠点数が増える=ビジネススケールが増える(売上増大)という目標チャートとブランドの知名度や印象度を上げる認知度スケール(イメージの増大)という投資金金チャートを成功ラインに向けてポイントを作ってみるのです。

ビジネスの第一歩は消費者への知名度もさることながら、業界で認知度を上げる必要があります。
「ブランドX」の取り扱いの可能性チャンネルや取り組み先を絞り込んでその先に「ブランドX」のブランドサイトはもとより、ブランドイメージ訴求のマスメディアやソーシャルメディアへの視覚(写真イメージ)の作成などで、印象度を上げる効率的な企画を組み立てます。 

雑誌やサイトなど媒体での共通するイメージです。

このようにブランディングプロセスもさることながら、売上(営業)プランとそれに対する投資を時系列で仮説と実績を同時に組み立てるトレーニングも不可欠です。

これらを通じて、「Xブランド」の告知/ブランディングと販売戦略に対する進捗と投資との時差やバランスが自分のフォーマットで理解できることです。

ビジネス&告知チャートは「時系列」「投資金額」「キーワード」を視覚で体系的に理解することです。




 2016/03/15 20:20  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

長寿ブランドの戦略確認ポイント
次世代MDの図解メモ&ブランドシート:シリーズ

長寿ブランドの戦略確認ポイント


長寿ブランドは30年〜40年も継続している場合が少なくありません。
MDや担当のデザイナーなどは過去の実績やイメージなど溢れるほどの情報をどのように仕分けしたらよいのか当惑することがあります。

1)マーケティングの過去分析
過去のブランド告知に関する雑誌、TV、イベント、キャンペーン、カタログなど視覚で理解できる実物(写真)などをすべて列挙し洗い出してみることです。
→誰(ターゲット)にどのようなイメージを発信したか?
→過去10年間の露出の量と質
→過去10年間の売上げに対しての宣伝投資金額の比率

2)新ターゲット(若返りの顧客など?)への絞り込み
現状の上顧客(信者)をKeepしつつ、新ターゲットへのアプローチ方法を模索
→新ターゲットにむけたキーワードやコンテンツの絞り込み
→新ターゲットにむけた媒体の再検討する(店頭カタログ配布からWebカタログへ)

3)数値確認
言葉や概念ではなく、数値でできるだけ分析をすることで現実を把握する
→現状の上顧客(信者)の買上げ分析、金額、人数、頻度など数値で確認
→毎シーズン実績がある「パワーアイテム」の存在を確認
→リスト数値(顧客情報、住所、連絡先、メールアドレス)の把握している実数

これらを実際に洗い出しをすると、いかに過去においてのデータの実績積み重ねがあるか?ないか?が分かります。

競合他社から羨望や嫉妬もふくめてあなたの「長寿ブランド」は情報やデータが多くあるはずだと理解されています。

長寿ブランドは長い時間市場に生き残っていた事実とその実態情報をどれだけ持っているかにかかっています。



 2016/03/07 09:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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