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なぜ、ブランド診断か?
次世代MDの図解メモ&ブランドシート:シリーズ

なぜ、ブランド診断か?


日々の業務で多忙すぎる。
予算の達成に追われている。
自分のブランドのことはよく分かっていると思い込んでいる。
得意先や取引先との時間が多く、その会話に染まりすぎている。
顧客や市場がブランドにどの程度の評価や知名度があるのかわからない。
過去の宣伝や販促がどの程度の効果があるのかを知りたい。

コンセプトやターゲットという言葉が綺麗事で独り歩きしている。
自社がブランドにどの程度の投資をしたのだろうか。


身体が不調なときにその病気の原因がわからない。
治療法や解決法を模索したい。
自身の判断が間違っているのだろうか。
身内や仲間の判断や評価で良いのだろうか。


「ブランド診断」にとって、レントゲン検査、MRI、血液検査などにあたる手法は何だろうか。「診断」のあとの「治療法」は何だろうか。

俯瞰的にブランドを見つめる機会はブランドのキーマンであるマーチャンダイザー(MD)に期待をしたいです。

 2016/01/29 01:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

MDは決める醍醐味が面白い!
次世代MDの図解メモ&ブランドシート:シリーズ

MDは決める醍醐味が面白い!


マーチャンダイザー(MD)は商品企画の基本計画でデザイナーやパタンナーと決断することが多いのです。

それが醍醐味でもあります。
・シーズンのスタイリングを決めます
・ブランドの基本パターンやトレンドのシルエットの方向性を決めます
・商品企画のアイテム数やカラー、サイズなどの構成を決めます
・価格ゾーンと原価を決めます
・生産メーカー、原料、資材など商品生産の方向性を決めます
・商品の特性やアピールポイントを決めます
・店頭や販売へのセールスポイントを決めます
・陳列や展開のガイドラインを決めます

MDは自分でデザインも出来ないし、パターンも引けないし、ミシンも踏めなません。
商品企画に関する各分野のプロフェッショナルに「決断」を依頼するのです。

だから醍醐味なのです。
とても怖いことなのですが。。。
 2016/01/26 01:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

日本のアパレル商品はほぼ輸入品!?
次世代MDの図解メモ&ブランドシート:シリーズ

日本のアパレル商品はほぼ輸入品!? (経産省繊維生活用品統計から)



日本の衣料品は対世界輸入で95.4% (2009年)で、さらに88%が中国からの輸入です。
高額アパレル、ラァグジュアリー商品、トレンド商品、ファストファッション、紳士服、一般カジュアルなど国内生産を見つけるのが難しいほどです。

次世代MDのみなさんにとっては、企画の素材、糸、カラー、チェック柄、などをゼロから開発出来た30年前とは大きく異なっています。 簡単に工場や原料基地の出張などができません。
生産ソースやオペレーションがシステム化している現在商品企画の差別化などが益々難しい状態です。

逆にロジスティックや輸入業務などスケジュールと経費へ無関心でいるわけに行きません。
何を、どのように作るかが企画と価格に大きく関わっています。
自分のブランドの生産分析が原価と企画の見直しに直結しています。

 2016/01/20 08:02  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ブランドを絞り込むということは!?
次世代MDの図解メモ&ブランドシート:シリーズ

『ブランドを絞り込むということは?』



ブランド担当を命じられて意気揚々としている次世代MDの貴方。

『これを機会にブランドのコンセプトを再構築し、絞り込むように!』
という言葉を聞きます。

絞り込む!・・・箇条書きにしてみました。
・ 分かりやすいブランドになること
・ 最初からマス(なんでも OKの)顧客を狙わない
・ 万人受けをすることにリスクと知る
・ ブランドの特徴が一言で表現出来る
・ 安易に競合などに迎合しない。
・ そのコンセプトの反対勢力(真逆のブランド)な何なのかを知る。

分かりやすい指標は、外部に向かってNOが何かをハッキリさせます。





例えば、サーフィンブランドのイメージでも、実際のアスリート向けのプロ/専門仕様を目指すブランドではなく、サーフィンを見たり、サーファー心理を満足させる丘サーファー向け「サーフィンのエンジョイ」ブランドです!

などと言い切ってみることです。

社内で賛否が出たり、その絞り込みに異論が出たとしたら、半分成功です。
誰もがいいんじゃない!と全方位的な無難ブランドではないという証拠です。

異論が出ることが絞り込みの第一歩の兆候です。
 2016/01/18 09:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

投資戦略をリスト化する
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。



ブランドを外から診る:シリーズ
【投資戦略をリスト化する】




会社としては、社内での投資は限られた予算のもとに設定されるので、
その金額や優先順位などを提案されたものから選択をします。
ですからまずは自分のブランドに社内の投資を引き出すための計画とその効果、
さらに将来へのプランを具体化する必要があります。

一番欲しいのは企画したものに「いくらか掛かる」ではなく
「これをすれば成果がこんなに上がる」と思わせる計画を立てることです。

そのためには競合ブランドのみならず、異業種での宣伝投資やイベント・キャンペーンなどの実積。話題性やニュースなどの反響から、成功したという裏付けなどがあれば計画は更に説得力を増します。

そしてそのアイデアを、自社としてどのように活用するかが重要です。




【投資戦略の標準】
1. 年間ブランド売上に対する投資比率を予算化する
2. マスメディア予算、ソーシャルメディア予算の枠設定をする
3. 投資項目を
 その1)ディーラー(得意先や卸先などビジネス向け)投資
 その2)コンシューマー(一般消費者や顧客向け)投資
上記のように二分するとどちらに重点をおいているか、またその金額と割合を明確化する

【数値による調査計画】
1. 異業種(競合)の過去の実例、その企画、予算(想定)、効果反響などを数値でまとめる
2. イベント・キャンペーンの経費(想定)や宣伝媒体別の予算と発行部数や視聴率を数値でまとめる

【企画の運営】
1. イベント・キャンペーンの売場での告知や対応、顧客参加型の場合はその応募要綱など、役割分担を明確にしておく
2. 店頭、雑誌、チラシ、看板など企画の告知方法とスケジュールを明確にしておく
3. Webやブランドサイト(H/P)に顧客向けのすべての具体的ポイントを明記しておき、「よくある質問」を準備する

ここまでを如何に具体的にできるかを求められています。
どの企業も投資には慎重かつ周到なので、まずは社内説得が重要です。



 2016/01/07 09:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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