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宣伝・販促を俯瞰的に把握する
ブランドを外から診る:シリーズ
《宣伝・販促を俯瞰的に把握する》


宣伝/販促ではブランドのイメージを絞り込んで何を消費者にメッセージとして
伝えたいかを明確にします。

消費者は、市場に氾濫するほどのブランドの中から選ぶので、
多くのメッセージを発信することは有効性に欠けると認識するべきです。
消費者には「一言で云って○○」と脳裏に刻まれていることで十分なので、
何をメッセージにするかを十分に検討する必要があります。

告知にはマスメディアとソーシャルメディアをどのように使い分けるかも重要となります。

ターゲットの情報源や、興味のある事象を具体的にします。
そして告知媒体(雑誌、TV、ウエブ、ブログ)などは顧客と
ブランドを結ぶものとして理解します。

そのときに一方通行の情報なのか、キャンペーンやイベントを組み入れ、
消費者と双方向のコミュニケーションでブランディングをするかは、
予算と計画を含めて絞り込む必要があります。
これらをリスト化し、予算と効果をフィードバックします。



【メディア媒体別の分析】
雑誌媒体別のターゲット分析をすることで、自分のブランドにとっての
一番有効な雑誌媒体の研究/分析をします。

【ターゲット顧客の情報源】
ターゲット顧客はどの媒体を情報源としているか確認します。
雑誌(ファッション誌、ライフ誌、情報誌etc)、新聞、
ネットニュース(Web情報)、TV番組(バラエティ番組、情報番組、
ニュース番組、ライフスタイル番組etc)

【キーワードの再確認】
ネット検索の窓で、自社ブランドのSEOが上位にくるキーワードは何か?
を考えることで、消費者に印象付ける言葉を絞り込んていきます。

【双方向イベントの立案、実施】
消費者参加型のイベントやキャンペーンを企画することで、
双方向の情報コミュニケーションから、真の顧客ニーズを知ることができます。

【投資効果の検証】
雑誌、TV、ビルボード&看板、カタログなど一方通行のマスメディアは、
想定何人にそのメッセージが到達するかの予測をすることで投資効果の検証が始まります。
ソーシャルメディアではアクセス数やSEOなど数値で効果を推し量ることが可能です。

そして、それらを総合したトータルなブランド投資を常に検証する必要があります。
スポーツで間違ったトレーニング方法を継続していても、
その効果が現れないことと同じです。





ブランドセミナー「次世代MDに向けたブランド&マーケティングセミナー」のご案内

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この度、「次世代MDに向けたブランド&マーケティングセミナー」を開催させていただくことになりました。

次世代を担う若いMDの方々を中心に体系的にマーケティングを理解していただくことと

実践的なブランディングの企画を5回シリーズで実施させていただく予定です。


第一回のテーマは「自分で出来るブランド診断」です。


日時:9月24日(木) 18:30〜20:00

場所: ホープス恵比寿:東京都渋谷区恵比寿南3-9-11

費用:3,000円 

申込み:info@ados.co.jp までお申し込みください。受講確認証をお送りします。

    参加される方々の氏名、会社名、連絡先、をおしらせください。


対象: アパレル企業の企画マーチャンダイザー(MD)の方

    企画MDにご興味がある方

    アパレルMDの人材教育担当の方

    経営者の方々


セミナー概要:


第一回:ブランド診断

1)消費者はブランドをどのように見ているか?

・ 信者ファンと見込み客を理解する

・ 集客と販促が成長性の予測カテゴリー

2)マスを狙わない信者作りが差別化のポイント

・ 優等生ブランドは記憶に残らない

・ 消費者のアンチ、好き嫌いは良い兆候

・30年前と大きく異なる戦略発想

3)SEX & THE CITYにみるターゲットの絞り方

・顧客はどう思われたい!心理で戦略を立てる

4)ブランドの差別化という罠!?

・検索窓にかかるキーワード、ヴィジュアルは何?

5)会社のブランド投資を診断&分析する

・ キーマンMDを見極める

・ 4つの診断要素

6)ブランドを数値で分析するには

・ マーケティング投資

・ マスメディアとソーシャルメディア

7)自社ブランディングの分析の仕方

8)商品企画を俯瞰的に把握する

9)ブランド戦略の課題をリスト化する方法





お問い合わせやご質問がありましたら下記にご連絡ください

info@ados.co.jp
 2015/10/13 09:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ブランド診断 4つの構成要素
ブランドを外から診る:シリーズ
【ブランド診断 4つの構成要素】

ブランドコンセプトをチェクするためにいくつかのポイントがあります。

良いコンセプトとは
「商品やビジネスモデルを一言で表現される簡潔さ、明確さ」
であることは繰返しお話をしています。

ですが実際のコンセプトは「言葉遊び」になってしまいがちで、
ブランドの特徴をあらわす固有名詞やキーワードがなく、
一般的な形容詞ばかりが羅列されている場合が多くあります。


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大人のための服、ライフスタイル、30代の生き甲斐を持つ女性、
シンプルでコーディネイトができる、着回しのアイテム、都会的な、
ナチュラル素材、素材感とシルエット、オンとオフ、
大人の女性がもつ上品さと安らぎのある上質さを追求、
エレガントなスタイルを提案、着回しのきくコーディネイト。

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など、このようにどのブランドにでも当てはまるような言葉の羅列がほとんどです。 

あたかも絞り込んだ顧客像や具体的な固有名詞を出すと、
顧客ターゲットが狭まり、販売機会や売上の可能性が
限定されるだろうとの考えからだと思います。

ですが重要なのは、多くを伝えようとしたダラダラと長いコンテンツ(文章)
ではなく、箇条書きにポイントが列記され「如何にその言葉のイメージや
シーンが簡単に浮かぶか」が、判断の基準となります。



ブランドを客観視するための4つの構成要素は次の通りです。

その1:ブランドコンセプト編
・一言で云って○○ブランドとは・・・を簡潔に表現している
・顧客が覚えるための「特徴」が具体的
・ブランドのメリットやニュースが分かりやすい
・ターゲットが絞り込まれている

その2:ビジネスモデル編
・独特の顧客に向けたイベントやキャンペーンなど「告知企画の仕掛け」がある
・店頭以外に半年前の展示会で上顧客だけに内見受注会をする、
 ネットでのプレミアムコンタクトなど「独自の販売チャンネル」がある
・販売方法にTustayaカード、JALカードなど「他社とのコラボ販売」がある

その3:商品企画編
・「イタリアの日除け、シェードで使われるアクリル100%の素材を使用した
  バッグ企画」など、原料や素材に話題性がある
・アパレルデザイナーではなく、ディチェコのパスタ職人やフェラーリのデザイナー、
 世界的なバイオリニストが企画したジャケット、などクリエイターの起用に斬新さと話題性がある
・Tシャツに無用なネームタグが背中にデザインされているのが特徴。
 白い生地で作られたポンチョが、留め具次第でコート/ポンチョ/ダボTシャツになり、変化が楽しめる

その4:ブランドロゴのアプリケーション編
・ロゴやマークが非常に目立ち、印象的
・ブランドカラーが違和感を感じるほど目立つカラーである
・ロゴの露出のアイデアや企画の媒体が多様化している


上記のなかの一つでも複数でも、顧客の脳にフックとして如何に強い印象付けができるかがポイントです。
「ユニーク」「分かりやすい」「覚えやすい」「気になる」等が判断基準となります。


 2015/10/08 07:31  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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