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商品開発と流通開発を俯瞰的にみる
次世代MDを目指す貴方へ!
その13:商品開発と流通開発




ブランドの担当者はビジネス(売上)を上げる為に常に何をすべきかを考えて悶々としています。

担当者としては商品のデザイン企画や価格など現状をなんとか改善しようと日々努力をされているはずですが、俯瞰的に現状を見つめ直すことも新たな気付きになります。

現在の商品群を現在の売場(口座のある流通)に攻めるのは当然です。(A欄)

さらにその売場にアパレル以外の商材を同ブランドで展開することで売場のバリエーションを広げることもできます。(C欄)
商標登録などの課題もありますがアパレル商品以外に雑貨、アクセサリーや異業種のアイデア商品で売場の活性化や新たなターゲットの獲得になります。






意外に難しいのが既存の商品群で新規のチャンネル、カテゴリーなどに拡販を考えることです。特に一番はビジネス戦略の理解としての社内障壁が立ちはだかります。(B欄)

実店舗の百貨店、専門店、量販店、アウトレットなどの流通調整もさることながら、カタログ通販、雑誌通販、テレビ通販、ネット通販などの媒体研究や商談、プレゼンテーションなど不慣れな作業というだけで、機会を逸している場合もあります。

このB欄の場合、ルートセールスでいつもの顧客との商談で馴れている営業マンの立場からは、まったく異業種の会社に開拓、交渉、プレゼンテーショをゼロからするということへの抵抗があります。条件が変わろうと、流通が変わろうと、実績をあげる一案としてどんな会社やルートでもぶつかってみるという意思が出難いのです。

ファッションブランドが同名でレストランやカフェを計画したり、まったく斬新な流通でビジネスを構築するアイデアもあります。(D欄)
現在のブランドの信頼がある商品群ではなく、まったく新規の流通を立ち上げようとすることは会社としての戦略マターでもあり、解決すべき課題がおおいでしょう。

ブランドの信頼やインフラ実績などを有効活用することが出来るビジネス開発だと行くことを証明することが重要です。

貴方が企てているブランドの革新的な発展とはA、B、C、Dのどの分野でしょうか。



 2013/09/27 11:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

消費者の知りたい欲求、購買したい欲求
次世代MDを目指す貴方へ!
その12:消費者の知りたい欲求、購買したい欲求




消費者があなたのブランドに少しでも興味を持った後に我々がすべきことは2つのアクションです。



一番目は消費者がもっと知りたいという欲求、衝動買いをしたいと感じる情報欲求をどのように満たすか。

二番目は購買したいと考えた時に何処で、どのようにしたら購買できるかを簡潔に伝えることが出来るか、です。




一番目の情報に対する欲求に対しては、まずインターネットの検索からスタートします。

Google やYahooの検索からたどり着くのはブランドサイト、ブランドのショッピングサイト、ブログ、フェイスブック、ツイッターなどあらゆる可能性があります。

消費者はそのブランドサイトのデザインやテイスト、情報コンテンツの質と量などで商品を購入しようとする前にブランドのイメージや価値を判断してしまいます。

ブランド名が分からなかったり、キーワードや特徴的な言葉が無い場合には消費者は貴方のブランドにたどり着かないない場合もあります。





昔でしたらウインドウディスプレイを見て、そのコーディネイトに興味を持ち思わず入店してしまうというプロセスに似ています。

今では店舗のディスプレイや入り口同様にブランドサイトのテイストやセンスが顧客のモチベーションを上げるのか、それとも失望させるのを決めてしまいます。




二番目の購買欲求に関しては、何処で実際に商品全般を見ることが出来るか?
気に入ったものがショッピングサイト、実店舗、雑誌、カタログ、TVなどどのチャンネルや方法で購入出来るかを知りたいのです。

しかも出来るだけ安く、簡単に、楽しく、納得するように購買したいという欲求があるので、その欲求を早く満たすようにするインフラがブランドにあるかがポイントとなります。




次世代MDを目指す皆さんは、この二つの消費者の心理的欲求をどのように満たすかを具体的に一つづつ検証する必要があります。

MDとして商品企画の充実ということは大切なことですが、それ以上にビジネスの結果を出す為に二つのアクションをもう一度見直してみることも必要です。
 2013/09/13 09:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ブランドを絞り込む!?
次世代MDを目指す貴方へ!
その11:ブランドを絞り込む!?



ブランディングで重要と云われる要素のひとつに「絞り込み」があります。

何のためにブランディングをするかというと、知名度を上げる、信者ファンを獲得する、売上を上げるなど結果を求めるためのアクションプログラムだからなのです。
そしてその効果をさらに上げるために「絞り込み」が必要となってくるのです。

市場や消費者の好み、嗜好、価値観などは十人十色です。
最初からマスを狙うということは異なるリクエストやターゲットになんでもかんでも迎合したりおもねたりすることと同じになりがちです。

売上をあげることはより多くの意見を聞き、それらすべてに対応しようとすることが是だという誤解もあります。







万人受けする戦略や企画のリスクとは真のファンや信者に到達しないことを意味します。真のファンは多くの市場の中から自分の琴線に触れるブランドを欲しているからです。

商品企画にせよ宣伝販促にせよ消費者の印象に残る!とは「分かりやすいこと」にほかなりません。

絞り込む=ブレないためには、一言で云うと「●○だ!」という印象的なキーワード、印象深い写真やヴィジュアルとロゴなどまず小さな塊でブランドをはじめ「分かりやすい」ことにあります。



ブランディングの目安を他ブランドのモノマネや、成功事例のコピーなどを教材としているなら独自性のあるユニークなブランドにたどり着きません。

ブランドが目指すコンセプトの反対勢力を熟知し「最初からマスを狙わない」勇気をもって望むこと、それこそ「絞り込み」です。
 2013/09/10 09:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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