« 2012年10月 | Main | 2012年12月 »
「読む戦略書」から「見る戦略書」へ
視覚で創るブランドバイブル!?とは・・・シリーズ: 
その3:
見る企画書は易しいから理解しやすい


前回でブランドバイブルのコンテンツの構成を整理しました。

戦略事業計画の欠点は読んで理解を自分なりにしなくてはならないので分かり難い、面倒くさい・・・ですよね

分厚い数字資料のエクセルとまわりくどいありきたりの文章の羅列は読むだけで意欲が減退しませんか。


ブランドによって異なりますが、基本的には以下のことを集約したものがバイブルとなります。

1) マーケティング編
  ブランドの成功シーン
  ビジネスモデルの基本構想
  ブランドのヴィジュアルアプリケーテョン(ロゴ&カラー)
  ブランドのコンセプト(マーケティング、ターゲット、商品)
  ターゲットの価値観、背景、心理を絞り込んだ研究
  ブランドの投資計画
  競合分析

2) 商品企画編
  基本商品コンセプト
  デザインコンセプトとグレード
  デザインディレクション
  企画オペレーション
  商品構成表と分析スタンダード
  パワーアイテムの開発
  商品群別の期待利益獲得パターン

3) 販売企画編
  競合分析
  売場デザインとスタンダード
  店舗運営マニュアル
  売場集客の販促企画
  商圏およびデベロッパー分析
  VMDのシステム化
  販売システム契約
  売場環境とイメージ統一
  売場投資スタンダード
  POSM一覧
  販売員教育

4) 宣伝企画編
  ブランド宣伝コンセプト
  ブランドビジュアルとキーワード
  ロゴのアプリケーテョン
  ターゲット分析と媒体研究
  消費者キャンペーン立案と実施
  マーケティングミックスの立案
  売場、サイトへの導入プラン

上記以外に
5) 事業計画戦略
6) 生産企画戦略
7) ロジスティック戦略

などありますが、今回は1)〜4)がブランドに携わる全てのスタッフが認識すべきこととしてバイブルというシステムとして考えます。

尚、これらはプレゼンテーションなどで得意先はメディア関係者むけにも使われますので当然のことながらページごとに「社外秘」「重要」など取扱いの表記をすべきです。

ブランドバイブルはあくまでもブランド哲学の指標であるので、詳細なデータや資料ではありません。
写真、図、表、キャッチコピーなど簡潔にブランドをビジネスとして進めるための『拠り所』であり迷った時に振り返る『原点』です。


誤解されないために「バイブル」は常にアップデートされて、戦略の変更や修正なども反映されることが大切です。その折りに過去の戦略を削除するのではなく、戦略アーカイブとして「before / after」として残しておくことも重要なのです。

これなら誰でも出来そうな気がしませんか!
 2012/11/03 12:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

Keizo Soda

バナーを作成
出版書籍
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ

http://apalog.com/soda/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集

アパレルウェブ公式モバイルサイト
スタイルクリップ
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード