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異業種との交流こそMDの醍醐味!?
なぜMDになると人生が変わるのか!?・・・シリーズ: その6
実はキーマン次第でブランドが、スタッフの意欲が、戦略の実践力が、そして実績が変わるのです



「アパレルの企画MD」という名刺は異業種の方からは興味を持たれる肩書きのようで、これを上手く使わない手はありません。

雑誌社の編集長、食品会社の企画マン、ビール会社のマーケティング担当、化粧品会社の広報などあらゆるジャンルの人達とすぐに友達のきっかけが作れます。

ファッションというと彼らからは「デザイン」「カラー」「シルエット」「ブランド」など興味深い情報をきっと持っていると期待しているからです。

合コンでも、何をしているのですか?と聞かれて、メンズの企画です!と云うとどんなブランドですか? どんな服をつくっているの?など仕事のイメージがクリエイティブだと話が広がってきます。

以前、異業種交流で知り合ったM製菓の企画の人から、後でお菓子を送って頂きました。 クッキーやチョコレートなど詰め合わせで商品企画のサンプルとのことでした。
何かお返しをしなければと思いましたが流石に服という訳にいかず、悩んだ末に数年前のトレンドシートを1枚お送りしたのです。

これは2010年のシーズンテーマの写真やイラスト、カラーのテーマやネーミング、カラーバリエーションシートなどが簡潔にまとまっている資料です。
メモに「最新版は秘密ですが(笑)2年ほどの前のアパレルの企画テーマのシートです! 興味を持っておられたようなので送ります」とメールにpdfで添付をして送ったところ感激して頂きました。

アパレル業界では当たり前の企画シートですが、数年前の企画とはいえ異業種の人からすれば、ファッション企画を垣間見た思いのようで、刺激になったとのことでした。

Tシャツやプレミアムのキーホルダーだったら、安っぽいイメージだったようですが、「思いもかけない情報のプレゼント!」はインパクトがあったようで、お会いするたびにその話が出ます。

異業種の方との交流はお互いの知らないことや業界の裏話などが最大のご馳走で、アパレルの企画という面白さは外部の方々との会話で改めて感じるようになります。

MDの皆さん、同業者とビジネスの話ばかりではなく、違う世界の人達との情報交換こそ、目からウロコの連続でそれこそMDの醍醐味ではないでしょうか。




 2012/08/28 03:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

堂々と丸投げしてください!?
なぜMDになると人生が変わるのか!?・・・シリーズ: その5
実はキーマン次第でブランドが、スタッフの意欲が、戦略の実践力が、そして実績が変わるのです




一昔前までは、自社の商品企画力の不足やブランドの感性がマンネリしてきたことへの対応策のひとつとして、外部の企画会社や商社へ「こっそりと丸投げ」が行われていました。



しかし、ダイナミックは仕組みと仕掛けの再編成、利益構造の再認識、人材効率やシステムの合理化、それによる資金の集中と分散を如何に組み立てるかと行った大きな課題を解決する上で、いまやアウトソーシングは企業戦略の再構築のひとつです。

数々のアパレル企業が知名度のあるビッグブランドを特定の取組み商社にすべてを丸投げをしている例は今や周知の事実です。 スタッフから企画生産などそのブランドの流通の最終出口(小売り)の間際にいたるまで、実は商社の○●チームがハンドリングをしていた・・・などということは珍しいことではありません。

しかし、アウトソージングで気をつけなければならないことは、ブランドのディレクション、コンセプト、戦略設計図を誰が掴んでいるかということです。 
社内の部署間でのコミュニケーションですら容易ではないのに、外部の短期契約の取組先との戦略構築は難しいものがあります。

そこでそのアパレル企業にブランドプロデューサー(ブランドMD)が存在しているか? ということが大きなポイントとなります。

では、キーマンとしてのポイントは何でしょうか
* ブランドMDが戦略のディレクションを出している
* 仕組みとスケジュール管理を組立て把握しているか
* 売場から生産の川上までの情報を共有しているか
* 様々な問題点や課題について、素早く決断と対応が出来ているか
* 客観的(消費者視点)での戦略構築が出来ているか
キー案が存在しない、という危機感さえ感じられない企業すらあるようで、気がつけば「軒先を貸して母屋を取られる」とこになりかねません。



コスト削減のアウトソーシング戦略が実はブランドのM&Aの前兆であったりするかもしれませんよ。
 2012/08/19 13:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

MDは名刺で自分の人脈創りとブランド創りが出来る!?
なぜMDになると人生が変わるのか!?・・・シリーズ: その4
実はキーマン次第でブランドが、スタッフの意欲が、戦略の実践力が、そして実績が変わるのです



アパレル会社ではデザイン、生産、営業、店舗、VMDなどいろいろな専門職があります。

その中でMDという職種の魅力は、他業種や異文化の人達と情報共有や交流・情報交換することが大切な仕事の一つであるということです。

スポーツブランド担当のMDは、国内外のスポーツ関連のメディアや雑誌編集者、スポーツクラブ運営会社、スポーツドリンク会社、食品会社、スポーツ器具製造販売会社、旅行関連業界、スポーツ医学関連、スポーツ心理学、スポーツ力学、スキンケアや化粧品、サプリメントや健康食品など、その他スポーツビジネスに関わるすべての方々と知り合うことが大きな仕事といえます。

売れる商品という狭い範囲で何が売りやすいか・・・という視点だけではなく、顧客はどのスポーツドリンクに人気があるのか、最近はどのスポーツクラブが旬なのか、こだわりのギアって流行は何?・・・それは何故かなど消費者目線で多面的に知ることが、ブランドの価値を高める為に必要です。

新しい人に会うと、名刺の肩書きで一瞬に判断をしてしまいます。

「フィットネス事業部 ○●ブランド企画マーチャンダーザー 鈴木一郎」
という名刺から受ける印象は、スポーツ関連の業種のみならず「この人は何か面白い!有益な情報をもっているに違いない!」とポジティブに受け止めます。

「○●営業部」では何かを売り込まれるのではないか?
「○●デザイナー」では自分に直接は関係ないのでは?
など、つい構えてしまいますよね。

「企画マーチャンダイザー」にはクリエイティブとビジネスの両方がイメージされるので会っておいて損はないかな〜と感じます。

そのイメージが人脈作りに貢献します。

キーワードは「お互いに情報交換しませんか」です。
これは一方的に貴方の情報を下さい!ではなく、私の情報も開示しますから・・・というWinwinの提案です。

後は会議しましょう・・・というと何が目的!?となるので、「ざっくばらんに」「フランクに」「フリーなご意見を」というアプローチがあなたの人脈創りの第一歩になります。

どれだけ有効に「名刺」が使えますか。
たのしみですね。。。


 2012/08/08 03:09  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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