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たとう紙(畳紙)
先日、外与株式会社の「布屋みさやま」展示会に行ってきました。「和モダン」をコンセプトにバッグとアパレルの商品企画を提案しています。

商品もさることながら、パッケージがユニークです。たとう紙を使用しているのです。たとう紙とは、厚手の和紙に折り目をつけて着物などを入れるのに用いた昔ながらの包装紙です。
    
元々呉服商を300年も営む老舗ならではの発想で、今風の商品も和風のパッケージでイメージが大きく変わり、京モダンのこだわりが伝わります。

「たとう紙」と聞いて、辞書で引きましたが「畳紙」って書くのですね。この文字は頭に浮かびませんでした
 2006/08/29 11:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

仮想「Medivesの成功物語」その7:商品イメージ
伊太利さんは、どのようにMedives商品をイメージするかということについて考えました。
そしてターゲット(つまり自分たち)が本当にHappy!と感じることを明確にして、それを商品化しようと決めました。

伊太利さんはデザインのプロではありません。しかしテイスト、価値観、センスなどには確固たるものを持っていて、商品に関する限り決して簡単に妥協はしないぞ!!という気概があります。

子供服というカテゴリーですから、自分達の息子の海(かい)君(8才)と、娘の空(そら)ちゃん(5才)に似合う物は何か、そして子どもたち自身も気に入るか・・・も大切な要素と考えました。

そこで、自分達夫婦の価値観を、写真でビジュアル化することにしました。判り易く、伊太利さんの生活、趣味、ライススタイルなどをビジュアルでパネルにしました。
どのようなインテリアの家に住み、どのような車に乗り、どのようなレストランでどのような料理が好きで、どのような休日を過ごす・・・などこれらのライフスタイルのシーン(背景)をもとにファッションをイメージしていこうと考えたのです。

リゾート地で海(かい)君が、両親の伊太利さん夫妻とホテルからクルーザーに乗り込む時のパーカーとTシャツ、短パン、デッキシューズとキャップのシーン。午後にショッピングモールに買い物に行く時のシャツとコットンのパンツ。空(そら)ちゃんの鮮やかなオレンジのC&Sと麻タッチのミニスカート。

シーンやイメージで商品構成のアイデアは無限です。それを写真やイメージ画など200枚くらいでまとめることにより、自分達は本当に何が好きなのか・・・が分かった気がしました。

※早田のワンポイント
商品哲学で大切な事は、いきなり商品のデザインを始めるのでは無く、「こんなイメージ、雰囲気のコーディネイトが好き。こんなシーンには何が似合う」などと、まずファッションイメージとそれを取り巻く環境を決める事です。
1点ずつのデザインはその後です。

そしてそのオケージョン(シーン)を思い出しながら考えると、商品構成は、単純かつ分りやすく整理されるのです。
 2006/08/24 16:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

笑わない美人警官
イタリアの警官(特に婦人警官)は滅多に笑わない(笑顔を見せない)、と思っているのは私だけでしょうか。

一般的に、オープンで人なつこいキャラクターに違いないと思われているイタリア人ですが、警官という職業の人達は本当に笑わないのです。何故? それとも考え過ぎ? 不思議です。

先日もミラノのドウモ広場で、女優のシャローンストーン似のクールで超美人騎馬警官を発見!!でもニコリともしません。本当に美しい人で思わず写メールした日本人オジさん、早田です。

久々にドキッとする美人に会いました。日本でこんなことってあまり無いですよね(失礼!)
 2006/08/22 10:06  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

仮想「Medivesの成功物語」その6:ターゲットを決める
伊太利さんは、Medivesの顧客を誰にするか?ターゲットは誰かということがブランドビジネスの最初で最大のポイントと考えました。Medivesは、地中海のイメージを基にした、リッチなファミリーを想定して立ち上げました。Medivesが狙うラグジュアリーな人たち・・・にとって何がキーワードとなるのでしょう。

いろいろと考えた末に、難しい事は抜きにして伊太利さんは結局「自分たちこそがターゲットだ!」と単純に考えることにしました。

自分(伊太利さん)だったら、どんな商品が欲しいのか?
自分(伊太利さん)ならどこで購入したいのか?
自分(伊太利さん)はどこからそれらの情報を得ているのか?
自分(伊太利さん)にとって価格はどのくらいが妥当と考えるのか?
など、すべての価値観と考え方を自分に置き換えて統一することにしました。

伊太利さんは、いろいろな価値観や生活感をもっている人たちの意見を聞きすぎることが、却って混乱を起こすということをビジネスの経験から十分に承知していたからです。

※早田のワンポイント

一見個人的な価値観でビジネスを考えるということは、無謀な気がします。
しかし、このブランドを立ち上げるときの発端(ラグジュアリーな子供服がない)と、さらに、日本には年収2000万円以上の世帯が首都圏だけでも43.000世帯があるといわれ、これは1.4%に相当する、という現状からすれば、ターゲットを伊太利さん御夫婦と同様の価値観を持つ人々に絞る事は、明確でブレがないターゲット戦略といえます。ターゲットを混乱させない事がブランドのブレを防ぐ基本的なスタンスです。

問題は個人ビジネスから、多くの人が関わる事業となったときにでも、価値観や考え方にブレないようにしなくてはなりません。

戦略のブレはブランドのブレ、ブランドのブレはビジネスのブレへと繋がるのです。
 2006/08/18 11:55  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

新しいスポーツブランドの予感!
先日、スポーツメーカーのEllesseの展示会に行ってきました。
従来のスポーツブランドは、機能やアクティブを追求し多少カッコが悪くても、スポーツブランドとしての善し悪しで評価がされてきました。

しかし消費者は、スポーツブランドだからとか、機能があるからといって「魅力的、カッコいい」という本質的な感性が感じられないブランドには、やはり見向きもしません。

今年のEllesse展示会は、スポーツブランドとしてではなく、カジュアルブランドとしてエッジが効いているスポーツテイストの匂いがしました。
展示会場も、ファッションショーのキャットウオークをイメージする、顧客の目線より上で感性を表現する・・・というアイデアが非常に新鮮でした。

ブランドが、商品ではなく、第一印象のイメージで顧客に鳥肌が立つメッセージが送れたら、それは成功への第一歩だと思います。
久々に新しいスポーツブランドの予感がする展示会でした。
 2006/08/15 10:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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