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マーケティング予算は集客と告知
「集客と告知が難しい」シリーズ
その1:マーケティング予算は集客と告知



イタリアのアパレル経営者たちとの会話に「集客と告知へのアイデアの効果的なマーケティング予算!」という言葉が頻繁に出てきます。

彼らのとっての成功は「魅力的で素晴らしい商品を開発する」段階で50%、残りの50%はそれを如何に集客して告知をし「良い顧客を獲得する」ことが売上という結果を得られるステップと認識しているのです。

この場合の集客は単に通行量の多い通りに店舗を構えるという発想ではなく、ブランドのファン(信者)となるひとが、ブランドロゴを目当てに集まってくるという状態を指します。

そのために投じられる予算で、宣伝・販促・PR・広報・キャンペーン・イベントなどあらゆる手法でロゴとメッセージを伝えるのです。

イタリア人経営者はその手法が「独自の印象が残る」「ユニークでクリエイティブなメッセージ」「時代性や話題性がある」などであるかに重きを置いています。そしてそのすべてが投資予算に対しての効果を如何に発揮しているかという結果検証を求めています。

日本では売上を上げる為によい商品を作るという思考ですが、売上を上げる為によい集客やマーケティングをするという発想が希薄ではないでしょうか。 最低限の宣伝販促は必要ですよね・・・程度の言葉はマーケティングの本質的な役割や効果などを重視していないと感じてしまいます。

売上不振の分析は商品毎に検討することはあっても、マーケティングの成功/失敗という分析は行われているでしょうか。

とかく商品悪人論(売れないのは商品が悪いからだ!)などの思考に陥りがちですが、イタリア人が云うところの残りの50%であるマーケティングも検討課題であるとことが見えてきます。

ブランド運営においてマーケティングの重要性や優先順位が低いと感じられたら、自分たちは真に効果のあるマーケティングの実践をしているか?という一点に絞って再考されては如何ですか。





 2013/07/18 08:04  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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