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ブランド再構築の本気度
〜新人MDの実践&好奇心〜


【ブランド再構築の本気度】



社内で「ブランドの再構築が必要!」と言われ始めるときには幾つかの兆候があります。

特に長寿といわれるブランドでは、売上が年毎に減少する傾向に歯止めがかからないことがあり、展開店舗数が減少し百貨店やデベロッパーからは「数字が取れないようであれば一旦休憩しませんか」とやんわりと退店を示唆されます。

顧客層が高齢のブランドでは顧客層の若返りを目的として再構築の検討をするようになります。ターゲットの若返りに絞り込みが商品企画の刷新に繋がります。

既存の顧客を失う心配やデメリットを認識しながら、大胆な企画の変更には勇気がいります。

これらのように受身で再構築を迫られるのではなく、積極的に新規流通市場やチャンネルを超えた展開を勇気を持って考える場合もあります。 
既存ブランドを敢えて新流通や新チャンネルに拡大展開をしようとする試みは評価に価するのです。

社内での認知と市場での知名度や認知度が大きく異なっているとは、担当者レベルでは気づきにくいものです。

ブランドの差別化が難しく、商品の情報傾向が同質化しやすい今日にどの視点でブランドを再検討するか? 

デザインを中心とした商品企画か? 
宣伝販促などのブランドイメージ企画か? 
販売チャンネルなどの流通企画か?

いづれにしても大きな決断が伴うことです。

再構築は今は必要無い・・・ということであれば、企業は近い将来に差し替えるブランドを検討し始めているか、期待をしていないということか、または危機感を持っているブランドや部署がありそこまで時間と投資を振り分ける余裕がないということでしょうか?


ブランド担当者の意識を問われる課題です。




 2017/05/06 00:10  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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