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ミラノ老舗ブランドは来店客急減の危機
次世代のブランドMDへ
センス(感性)とロジック(数字)を強みにする



【ミラノ老舗ブランドは来店客急減の危機】


ミラノのマーケティング会社に勤めるアレッサンドラ女史。
デザイン芸術大学で油絵を専攻し、
今はファッション雑誌のイラストを手がける才女です。

その彼女がモンテナポレオーネ通りやスピガ通りの
老舗ブランドを取材した時の話です。



某専門店のオーナーは顔見知りの顧客の来店頻度が
年々下がっていると嘆いています。

その兆候は2005〜2007年ごろにZARAやH&Mが
エマニュアル二世通りに出店しだした時期からあったと回想しています。

老舗ブランドの馴染みの顧客の来店頻度は平均で年に4.7回/人です。
今までは店舗が閉まった後でも夜の散歩がてら、
ウインドーショッピングをするミラネーゼ達
をよく見かけます。

一方、ZARAの顧客は年で17回/人の来店です。(2009年、コリエレデラ・セーラ紙)
気がむいた時にウインドーディスプレーを変える
老舗ブランドと異なり、システム的にウインドーを対応する
SPA型ファッションショップに集客の軍配が上がります。

年間訪問数4.7回と17回という4倍の集客の差はビジネスに直接影響しています。






ミラノの老舗ブランドの若い経営者たちは
昔の老舗ブランドに胡座(あぐら)をかいていた反省に
固定客以外の新規顧客の集客に知恵を絞っているのです。


一人当たりの購買単価が増えない現状では、新たな顧客の集客が
ブランディングのテーマとなっているのは永遠の課題です。

 2014/12/22 10:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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