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何故オリジナルブランドを立ち上げないの? その7
顧客に投資か?商品に投資か?

OEMをしている担当者は、任されている生産や企画業務さえこなしていれば、出来上がった商品を知らしめ、売ってくれるのは、他の誰かの仕事だと思っていました。ですから、商品を作ること、企画すること、生産の効率を上げることだけに投資をしていれば良かったのです。


商品に投資すると…いう事は、良い商品を作るために機械や原料、素材、
デザインなどの商品を改善する投資を行うということです。


ところが、オリジナルブランドとなると、顧客にブランドの存在を知らしめる投資
を自分でしなくてはなりません。その投資とは、ブランドの宣伝であり、販促、プロモーション、プレゼンテーションで、ブランドのオーナーであるあなたの仕事となるわけです。


顧客に投資する…という事は、販促などで顧客にイメージを浸透させるなど、
満足する売場で快適に購入してもらうために投資をするということです。


商品に投資する論議は数多くあっても、顧客に投資する発想がアパレルでは
まだまだ不足しています。





顧客に投資をして行くうちに、「まったくの無名の記号ブランド」から「どこかで見たことがあるブランド」→「買ったことがあるブランド」→「イメージが良いと感じているブランド」→「常に自分でベンチマークしておきたくなるブランド」→「自分のお気に入りのブランド」→「自分が信者のようにファンになってしまったブランド」

と、ブランドのイメージレベルが告知の投資に比例して、消費者の脳に刷り込まれてゆくのです。

例えば、決して大掛かりなテレビや雑誌広告をしなくても、

ユニークなブランドロゴを上手に露出、

イベントで売場に顧客を呼び込む導入、

顧客を参加させるキャンペーン企画、

異業種や他の小売りビジネスとコラボレーション企画、

雑誌、新聞、テレビなどメディアからの取材…

など、告知する術は無限にあります。


一つ一つは大した効果がないと思われても、積み重なるうちに、気がつくとある時に大きな効果を発揮する、まるでボクシングのボディブローのような仕掛けがブラン
ド認知度アップへの戦略には必要です。


ユニークなブランドとして知名度のあるオリジナルブランドになることが成功の第一歩です。あなたは自分のブランド認知度アップにどれだけアイデアを出し、投資をし、時間をかけていますか。
 2009/08/03 16:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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