( the Power of Words ) 海外のショートフィルムより
ことばの力
( the Power of Words ) 海外のショートフィルムより


NY の街角で盲目の老人が物乞いをしていました。

ダンボールに「私は盲目です。お恵みをください (I am blind, please help ! ) 」と書かれ側には空き缶がおかれてます。

ごくたまに通行人がコインを入れてくれます。

そこを通りかかったある女性がふと足を止め、側にあったダンボールに何かを書き始めるのです。

老人は彼女の靴を触って目の前に女性がいることを知るのです。
何が起きているのか分かりません。

そのまま彼女はダンボールを老人の脇に置いて立ち去ります。

しばらくすると多くの通行人がそのダンボールの切れ端を読んで足を止め、お金を次々と置いていくのです。

何時間後にまたその女性が立ち寄り老人の前でコインを入れるのです。

盲目の老人はそっと靴を触って、その彼女だと分かりこう聞きました。
「貴方は何を書いてくれたのですか?」
彼女は老人にささやきます。「貴方と同じことを書いただけよ。ただ別の言葉でね〜」

ダンボールにはこう書かれていました。

「今日は天気がいいです、そして私にはそれが見えないのです。( It is a beautiful day and I can't see it ) 」

この1分52秒の動画はYouTubeで多くのいいねが付きました。

https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E5%8A%9B&ei=UTF-8&pcarrier=%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF&pmcc=440&pmnc=20&fr=applep1



ここから学ぶことがあります。

日頃コンセプトやキャッチコピーなどと言っていますが、それらが受信者側にどれだけ感動して伝わっているかを検証していません。

送りっぱなしなのではないでしょうか。

世の中の人々はどんなに忙しくても琴線に触れる言葉には反応してくれるのです。

捨てたものではないですね。。。。。

キャッチコピーとは「言葉の力」だと気付かされました。

今年、感動した動画の一つです。
 2018/11/05 01:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


絞り込むという言葉
「ブランドの絞り込む」という言葉の罠


ブランドコンセプトや戦略を見直す時に「絞り込む」という言葉があります。

市場の情報、トレンドや店舗や競合ブランドのリサーチなど氾濫する中、自社を俯瞰して見ると色々なことが見えて来ます。 
今のブランド戦略で欠けているものは何なのか? ターゲット設定を見直すべきか? 知名度訴求のためのマーケティング戦略の見直しは? など課題が見えて来てもその解決法が見つかりません。


ブランド戦略を絞り込むという事は、、、、
1) 万人向けという相反するターゲットのリスクがあることを認識する
2) ターゲット顧客の情報分析、購買動機や心理などを深堀する
3) そのコンセプトの反対勢力が何であるかを知る
4) ビジネスを分かりやすくシンプルな利益構造にする
5) 検索窓で集客するキーワードが何であるかを再確認する
6) ビジネスを小さな塊でのオペレーションを目指し、それを増殖する

これらを個別に且つ具体的に確認し、実行することです。
「ブランドの絞り込み」という言葉遊びは自分達は戦略を見直した・・・という自己暗示にかかる可能性があります。 自分で作った言葉の罠なのです。

特に旧来型のアパレルブランドは「商品やデザインの見直し」などモノに関する変更だけがブランドの再構築だと誤解しているフシがあります。


売り場担当者、営業、商品企画、プレス広報、仕入れ担当などブランドの誰に聞いても同じような理解のもとに同じ考や発想が共有されることが重要なのです。

マーケティング担当者だけがブランディングを考えるのではなく、ビジネスを一言で理解、実戦できることが「ビジネスの増殖」への第一歩です。




 2018/10/22 10:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


知名度と浸透度の見直しポイント
【ブランドの知名度・浸透度を見直す】


世界的な大企業や国際的なブランドの知名度は消費者調査などを通じて出来ますが、一般的には自分のブランド認知度の客観調査は難しいと言われています。


アパレル業界ではアパレル年鑑に掲載させているブランドだけでも約6500あります。
我々のブランドは業界内、会社関連、ブランドの得意先、取引先関連では知られていても、消費者にどのようなイメージで認知度がどれほどあるかを推し量ることや容易ではありません。




そこで、過去のブランド発信実績を自社分析します。

1) 露出回数と質の分析
まず、ブランド名が業界紙などに記事として掲載されているのは除外します。
自社から意図的に発信した写真、ロゴ、イメージ写真などVisualなコンテンツの実績を抽出します。

そして、雑誌であれば発行部数、WEB関連であれば、いいねやフォロワー数などアクセス数が出るものを年間で数値合計します。



2) 媒体の質
媒体は雑誌などの場合は知名度のある雑誌をAランク。知名度や発行部数が少ないBランク、フリーペーパーなど特段注目されていないCランクに分析します。



3) ブランドロゴ、ブランドの商品や店舗などイメージ写真、コンセプトワードのようなキャッチが視覚で確認される状況かを再認識します。







上記のこれらを数値化して、2015年、2016年、2017年などとその露出の流れを分析し、ブランドの発信状況から認知度、知名度の流れを知ることが出来ます。





〜〜自己洗脳のリスク〜〜

認知度の意識が低い会社やブランドとは、担当者や社内でそのブランド名や会話が多く発信されると、毎日の会話で自己洗脳されてしまい、世の中の人々が同等にブランドを認識していると勘違いしてしまうリスクがあることを認識する必要があります。

 2018/10/15 10:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


予期せずマーケティングヒットの実例!?
予期せずマーケティングヒットの実例!?

【東京駅開業100周年記念Suicaはマーケティング二次効果!?】

2014年末にニュースになった「東京駅開業100周年記念Suica」騒動。

当初は乗物マニア、JRファンなど一部で知る人ぞ知る・・・という注目された記念グッズ(Suica)の15000枚の限定販売という企画で、口コミで希少価値のオークション対象となる商品でした。

12月20日の発売日当日に5000人の予測に対し、9000人の列が出来るほどの人気ぶりが紹介されました。 そして徹夜組が1500人もいて800mの列が東京駅丸の内に出来たことがニュースになり、結局、当日の販売が混乱を回避するという理由で、途中で中止となり一部の熱狂的なファンがJR職員ともめたというシーンが映し出されたのです。







TVで混乱がニュースとなるほどで、発送可能枚数が10万枚ということにしたら、2月9日の応募締切日にナント499万枚で、配送は最終的には年内まで掛かるらしいという噂も流れました。

当初1.5万枚という企画が最終的に499万枚という330倍以上の販売実積となった事実を見ると、情報の伝達方法、数字、コンテンツなど当事者(JR)からの消費者告知ではなく、TVニュース、新聞媒体が取り上げた二次的効果の凄さを改めて感じるものです。
またTwitterやYouTubeなどのネット媒体もそれらの情報に拍車をかけました。

鉃道マニアではない私ですら、ニュースで大騒ぎしていることに興味を持ち商品がSuicaという実用品であるならば一つくらい申し込んでみようという気になったのです。短期間で「東京駅開業100周年記念Suica」ブランドのマーケティングが予期せぬ展開で偶然にもヒットしたと理解出来ます。

消費者に興味を持たせて、一つくらい購入してみようという欲求を起こさせる心理が330倍の販売実積となった訳です。
ちなみにこのSuicaは2000円ということで、予定の3千万円が100億円近くになったとくことでしょうか。


消費者心理とは商品そのものより、その情報の広がりや取扱いのされ方で途方もない伝播をし、興味や欲望をかき立てるものです。


我々のファッションはビジネスが詰まると「商品企画の見直し」など商品に向けられがちですが、情報のコンテンツや伝播の手法、顧客心理のマーケティングなどを考慮することで可能性が広がることに再認識すべきではないでしょうか。

もし、北陸新幹線の開業Suicaや地方の記念列車の乗車券だったら、これほどの結果はきっと残らないでしょう。

単なる商品至上主義は21世紀の価値観に疑問を投げかけるほどマーケティングの創造力が差別化になっていると痛感します。


 2018/10/09 13:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


世界のファッションEC市場
【世界のファッション EC市場】




世界のEC市場の拡大は表の通りで「日本ファッション産業の海外展開に関する調査」が経済産業省から2014年に出されています。



EC市場規模が2013/2020比で日本185%、米国175%、フランス150%など軒並み大幅なアップを予測するだけではなく、中国に至っては570%の市場拡大が見込まれています。

ECビジネスの拡大には2つの大きな特徴が考えられます。
1つ目店舗の役割が購入場所だけではなくショールーム化される傾向がより顕著になっていること、2つ目は消費者が事前の情報を効率的に取得していることが、マーケティングの情報差別化がECサイトでの販売への導入になっていることです。

店舗に行ったり、ショッピングサイトに行く時には既に消費者は購入の決断をしているのです。また店舗では表現出来ない視覚的なコーディネイションや顧客情報とリンクしたコミュニケーションの質と量が売上に大きく寄与するのです。

店頭での販売だけでの商品企画から、サイトやネットでの付加価値を上げる情報戦略が求められます。


 2018/10/01 09:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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