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自家製納豆



ある日帰宅すると、
旦那さんが納豆を作っていました。

この国では納豆は冷凍がほとんど。
年に数回日本食材店に行き冷凍納豆をまとめ買いして、
家の冷凍庫で保存し解凍して戴きます。

日本で売られている冷凍していない納豆の味を忘れてしまったけれど、
冷凍納豆があまり美味しくないのだけは分かります。
豆の食感もぐちゃぐちゃで臭みと苦みが強く、
あまり食べるのが楽しく感じたことはありません。

旦那さんの手作り納豆は、
臭みもなく苦みもなく、新鮮な大豆の甘みがあり、
なにより歯ごたえがあって素晴らしく美味しく出来ていました。

最初はホットウォータータンクの上の置いて発酵させていたのですが、
季節によって温度に変化が出てしまい失敗する可能性もあるので、
そういうことなら納豆メーカーを買おうということになり、
早速日本から取り寄せました。



なんだかレトロな小型宇宙船のような納豆メーカー。
正確には発酵マシンで、ヨーグルトなども作れるそうです。

蒸した大豆に冷凍納豆を一部加えて24時間。
納豆菌が蔓延した大豆の出来上がり。
それを冷蔵庫で24時間寝かせれば納豆の出来上がりです



今まで生きてきて、
納豆を見て「旨そう〜〜〜」と生唾を飲むことなど無かったのですが、
この自家製納豆に刻みネギ、鰹節をまぶして料理にすると、
もう食べるのが待ちきれないほど食欲を刺激されます。

自家製納豆、自家製ぬか漬け、自家製塩麹漬け、
これに味噌汁があれば、あとはおかずは一品あれば十分です。

一噛みごとに「んま〜〜〜い」と叫んでしまう自家製納豆、
ほんとうにお薦めです


 2017/08/12 04:19  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


新しい仕事場


昨日から別の畑の剪定作業に入りました。
といっても今まで居たヴィンヤードから移籍したわけではなく、
昨年の夏を最後にワイン醸造をやめることにしたヴィンヤードを管理することになったのです。

この国は、大規模なフルーツ農場経営を辞めたい場合、
そのままビジネスを売るか、更地にするか、管理を誰かに委託するかして、
放置してはいけない決まりになっています。

今まで人の手によってきちんと管理されてきた果樹は、
放置されるとあっという間に病気になったり、
大量に害虫が発生したりして、近隣の別の畑に害が及びます。

なのでもうビジネスを辞める場合、
買い手が決まるまでは、大概は別のワイナリーに管理をお願いし、
管理をする方は、収穫したブドウを全部もらうということで話がつくようです。
畑の賃借料を払うことはないみたいです
畑は管理するだけでものすごい人件費やその他経費がかかるので、
管理してもらうだけでその出費が減るのでちょうど折り合いがつくようです。

去年管理した別の畑の景色も良かったけれど、
今回始めたこの畑は格別の場所にあり、
常に陽の気に包まれていて、
働いていても、休憩していてもうっとりしてしまいます。

(絶景を前にランチ中)


この畑で2年ほど働いている年配の女性が、
継続して剪定作業を一緒にやってくれることになっていました。
初めて年上の女性と仕事しました。
落ち着いていて素敵な人です。

ふだん、10代20代の若者と仕事しているので、
こういう穏やかな雰囲気になんだかほっとします

気温が暖かくなってきたので、
新芽が開く前に作業を終わらせる必要があります。
あと3週間芽ぶきが待ってくれることを祈ります。

 2017/08/08 03:29  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


ワイナリーのはちみつ



私の働くワイナリーにはビー・ハイヴ(養蜂箱)があります。
ミツバチたちはブドウの花の受粉にも必要で、
ハチミツも取ることが出来るし、
たぶん、たいがいのワイナリーにあると思います。

先日、良いハチミツが取れたよ〜、とお裾分けを戴きました。
うちのワイナリーでは、
ワイン・メーカーが片手間に蜂たちのお世話しています

うちの蜂たちが集めている蜜は、
ブドウの花、マヌカの花、レモンの花、オリーブの花、
と、ほとんどが果樹。
あとは春先に咲くワイルド・フラワーの花粉でしょうか。

そのせいか、このクリーミーな蜂蜜は、
フルーツの爽やかな甘味がする透明感のあるハニーに仕上がっていました。

私はバターたっぷりのトーストにハチミツを塗って食べるのが大好物

自家製(私が育てたんじゃないけれど)ハチミツに、
自家製パン、そして自家製卵の目玉焼き、
日曜のゆったりした朝にのんびり味わうのにピッタリ。
ぜんぶ作り手の味がして最高の贅沢です

 2017/08/06 06:50  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


雨雲と風を読む



公園を散歩中、
前方にコンパクトな雨雲が見えました。

あの雲の下では雨が降っていて、虹も出ています。

オークランドの天気は、
雨雲がせわしなくやってくるので、
どこにいても、雲の動きをよく見て行動するようになりました。

まず最初の予兆は気圧の変化。
冷たい強めの風を感じたら、周囲を見て雨雲を探します。
黒っぽい雨雲を見つけたら、風を読みその雲が風上にあるかどうか確かめます。

もしも風上にあれば、
10分〜20分以内には頭上が雨雲に覆われるので、
レインコートを着るか、急いで車に戻るか対策をすぐに講じます。

家の中でも、ヴィンヤードでも、
こうやっていつも雨雲観察をしていて、
「Rain coming !(雨雲が来たぞ−!!)とお互い声をかけあって、
レインコートを着たり、木の下に隠れたり、
雲の黒さによっては建物内に避難します。

これが意外と私には楽しくて
遠くに発達した雨雲が見えると、なぜかワクワクしてしまう。
ちょっとしたイベント感があります。

 2017/08/05 15:23  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


ついにウサギ・・・



ヴィンヤードに連れて行くと、
毎日毎日ウサギを追いかけていたヒメが、
ついに念願かなって?ウサギを捕まえました。

4つ足の動物をハントしたのはこれが初めて。

ポピュラーな害獣の1つ、ウサギ。
ヴィンヤードでも穴を掘ってブドウの根をかじったり、
そのウサギの穴にトラクターや人間の足がはまって事故や怪我をしたりと、
何かと迷惑な存在。

とはいえ、ヒメに取り押さえられたウサギはやはり可愛くて、
額のあたりを撫でてしまいました。

ヒメは小さな虫を捕まえたときと同様に、
口から離してウサギが動くのを待ち、
ウサギがちょっとでも動くと再び噛むか、
パンチをするかして動かなくなるまで遊ぼうとしていました。

とりあえず、毛をむしって食べ始めたりしたら嫌なので、
ヒメからウサギを取り上げて、
男の子を呼んでウサギを片づけてもらいました。

ネットに入った鳥同様に、
ヒメのこの行動にも次第に慣れていくのでしょうか。

ヴィンヤードのオーナーやマネージャーは大喜びしてくれました。
そして、「昨日もウサギの死体を向こうで見たよ」と言っていたので、
私が現場を目撃したのが初めてなだけで、
ヒメはもう少し前からウサギ退治をしていたのかもしれません。

それにしても、あの俊敏なウサギを仕留める光景は、
ハンタウェイの名にふさわしい華麗な技でした。

 2017/08/02 07:15  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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