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長期的な需要縮小の兆候なのか?

短期的な株式市場というのは、
必ずしも実体経済を反映しているものではない。

今回の世界同時株安の翌日、
評論家の宮崎哲弥氏はそう指摘した。
(氏は、株の上げ下げの度に騒ぐ人々に対し前からこう主張している)

実体経済を反映しているのは、
名目成長率、失業率、有効求人倍率、実質賃金であったりする。

しかし、長期的に見て、世界的な需要縮小を意味しているのならば、
恐慌時の経済学、ケインズ経済学の出番だという。

まさにアベノミクス1本目の矢と2本目の矢のこと。

今回起きた、中国が震源地とされる世界同時株安。
中国側は、アメリカの「利上げ匂わし」が原因だと主張するが、
始まりは、上海株の暴落時、売買禁止というあり得ない措置をしたことが原因。
これによって、自由に売り買いが出来ない市場からの脱出、
つまり売りが加速した。
売り逃げ出来ていない投資家がまだ残っている。
中国側が公的資金を投入し、
上海株を上げるために証券会社に「買い」を命じたが、
その効果でちょっと上がった隙に、
逃げ遅れた投資家が一斉に売りに出て下げ止まらなくなった、
という構図。

この中国政府の誤った市場への介入こそが、
もともと不安視されていた中国市場から、投資家を逃がしてしまう最大の原因である。

いま下げ止まり、落ち着いているように見えるが、
青山繁晴氏は、「まだまだこんなもんじゃないですよ」と指摘。
実は、青山繁晴氏の情報を1番欲しているが、
先週出演のどの番組でもこの件について特に触れていなかった。

来週辺り、何か情報が欲しい。

経済誌や経済評論家がいかにいいかげんか、
今回さらにわかってしまった・・・・。

アベノミクスが始まって、今回の暴落は実は3回目。
「アベノミクスはもう終わりだ」と言い、
かつ「日本はAIIBに参加すべきだ」と主張している人々がいたが、
今回のチャイナ・ショックがあってもまだ同じことを言っている。
この人たちは、本当に日本の国益を考えているのか、
いったいなんなんだろう?と思う。


「平時のケインズ経済学から、
異常時のケインズ経済学に切り替えなければいけない」

と言う宮崎哲弥氏。
アベノミクスのブレーンである、内閣官房参与・本田悦朗氏と、
評論家・宮崎哲弥氏出演のラジオでも、
今後の経済の行く末みたいなのが特に見えなかった。

落ち着いたように見えるこの空気が私にはなんだか不安とワクワクを感じさせる。今まで「いつか来る、いつか来る」と言われていた中国崩壊、今回のことで中国国内がどうなっているのか、株の損失を国が補填してくれる(共産主義だから)と信じて株を買ってしまった国民の怒りや不安がどうでるのか?

ソ連崩壊の時とは違った見え方でゆっくり崩壊していくのか、
ギリシャのように助けてくれる国が現れてとりあえずなんとかなるのか、
いずれにしても、世界の経済成長の半分を占めている中国の経済破綻は、
大きな大きな混乱を招くに違いない。


それとも冒頭に書いたように、
中国以前に世界的な需要縮小を意味しているのか。
そうならば、経済活動という大きな生き物への見方を変えていく必要がある。
それはいずれ、価値観や生き方にも関わってくるだろう。

情報を元に長期的かつ客観的に物事を見つつ、
今後も自分の勘とワクワクに従って生きていこう。


 2015/08/31 06:26  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


最初はみな、小さな種からはじまる



ネイティブ・ツリーの種をまきました。

NIKAU PALM TREE(ニカウ・パーム)

このヤシの木はニュージーランド固有種で、
どれも似たり寄ったりのパームの中でも、
わりと見てすぐにわかる形をしている。

空に向かってまっすぐ伸び、
上の方にだけちょろちょろっと葉を残す。

以前、ヤシの木の下のベンチに座りふと足元を見ると、
ヤシの木から落ちた実が地面を埋め尽くしていて、
そこかしこにベビーパームが発芽しているのを見たことがある。

その時のイメージで、土に埋めるのではなく落とす。
親木から落下したか、あるいは鳥に運ばれてここに落ちました、
という感じ、そんなイメージで鉢に置いてみた。

種の袋には、
「これらニュージーランド固有種は発芽に時間がかかるけれどガマンしてください」的な英文が書かれていた。

ええ、ガマンしましょう。
根気よく待ちましょう。

いつか空に向かって10mは成長するこのパームが、
気持ち良さそうに風にたなびく光景を想像しながら。


 2015/08/30 08:39  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


花びら摘み


毎日せっせと花びら摘み。

15gの花びらから、
100mlのカレンデュラオイル(インフィーズド式)ができる。
前回は5gしか集められなかった。

今回は15g以上集められる気がする。



カレンデュラは1年草なので、毎年種蒔きを、
と育て方ガイドには書いてあったけれど、
この島ではカレンデュラは越冬する。

昨年の春咲いた株を移植したら、秋にも花を咲かせ、
冬を越し、より大きな株となってまた今花を咲かせている。

いつでも春と秋と言われるオークランドならではの季候。
植物にとっては本当に天国。


 2015/08/27 04:09  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


島のわすれな草



わすれな草の英語名が、<Forget Me Not>
と書くのを初めて知った。

写真は、
ニュージーランドにある「Catham Island」という島に生えているわすれな草、
< Catham Island Forget Me Not Blue >

日本や他の国々にあるわすれな草と違う点は、
花の中心部が、白や黄色ではなく黒っぽいところでしょうか。

外側に向かってほんのり白くなっていくグラデーションが繊細で美しい。

特別なものが大好きな私。
このネイティブ・フラワーも植えてみたいと思う。
 2015/08/26 08:08  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


さよなら、ジャスミン


中国始め、アジアの株価暴落、急激な円高という月曜日。
青山繁晴氏の予測が早くも当たってしまった)

なんだか荒れそうな世界経済の最中、
私は、「さよなら、ジャスミン」大作戦実行中。

ジャスミンといってもいろいろ種類があって、
ニュージーランドに多く繁殖しているのは、
「Jasminum Polyanthum(日本名ハゴロモ・ジャスミン」という、
もともとは中国が原産でニュージーランドとオーストラリアに帰化した外来種。
(お茶にも香水にもならない)

ジャスミンは蔓性で、
フェンスなどに巻き付けさせ、生け垣として育てている人もいるけれど、
このハゴロモ・ジャスミンはかなり生育旺盛!!

周囲がアスファルトやコンクリートに囲まれているような限られたエリア、
もしくは鉢であればさほど問題は起きないと思うけれど、
林のようなどこまでも自由に広がっていける場所では、
このハゴロモ・ジャスミンは手のつけられない状態になる。

他の樹木に巻き付くのはもちろんのこと、
すぐ近くにそうした足がかりがない場合は、お互いに絡み合って上に上に伸び、
そのうち地上6mもあるような木の枝まで到達し、その木を浸食する。
私はジャスミンに絡みつかれて立ち枯れした木を何本も見た。



このジャスミン、上にだけでなく、地上でもどこまでも這っていく。
地面を這う蔓は、50cm間隔くらいで途中途中根を張り、
万が一どこかで切れても全体が枯れないようになっている。
その途中の根もすべて根こそぎ取らないと、わずか1cmの根からもまた再生する。

しかも、途中に根付いた部分は、
球状に膨らみ、そこから更に四方八方に新たな蔓を伸ばす。

直径1cmを超える蔓の親玉と5mmほどのランナーが、
それぞれ折り重なるように地を這い、一筋縄では抜けない・・・。

それがうちの場合、かなりの広範囲で侵されている。

けれど、そのエリアを使っていろいろ構想があるので、
敷地内に生えているものは、地面が見えるようにキレイに駆除し、
この香りがよい美しい植物には、遠く(お隣さん)で咲き誇ってもらうことに。



蔓を引っ張るので手が豆だらけ。

こういう駆除をしていると、
例の「人間の都合の良いように自然をいじっている」という考えがやはり浮かぶのだけれど、このハゴロモ・ジャスミンはその他の樹木にとっては危険な植物。
枯れたジャスミンが土に還りある程度下草としての役目を果たしているのかもしれないけれど、樹木にとって最適なパートナーとなりえる下草が他にたくさんあるので、それならば確実に土に栄養を与える植物の種を新たに蒔きたい。

外来種だし、このハゴロモ・ジャスミンを駆除して、
ネイティブ・ツリーを植えて、土にニトロゲンを与える下草を繁殖させたい。

ネイティブ・ツリー救助という名のもとの外来種駆除。

人間がコントロールできるもの、数が少ないもの、
は大切にされるけれど、
コントロールできないもの、数が多いものは疎まれる。

万物を愛せないのなら、自然&動植物愛好家とはいえない。
固有種保護、外来種駆除、
どんな理由があろうとも、それは人間の都合。
そう、だから私は動物愛護や環境保護には適当に距離を置いている。

そこにあるがままを愛するのは意外にむずかしい。

 2015/08/24 23:43  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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