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ニュージーランドのバター


「ルイス・ロード・クリームリー」再び。
例の、行列ができる「チョコレート牛乳」以来、
すっかり、「ルイス・ロード・クリームリー」にはまっている私です。

ニュージーランドは放し飼いの牛がたっっくさんいるので、
バターは良質で安価です。

500gNETでだいたい$2.50くらい。

いつもはスーパーで一番安いバターを買っているのですが、
お気に入りの八百屋「RAW」で、
「ルイス・ロード・クリームリー」のバターを発見したので、
早速買ってみました〜

相変わらずパッケージのセンスがよい。

青の文字の包みは、減塩バター。
赤の文字の包みは、無塩バター。

お値段は、250gNETで$5.45なので、
普通のバターの約倍です。

「アルティザン・レンジ」と「プレミアム・レンジ」の
2種類あるらしいのですが、
さすがは「RAW」。
特別感のある「プレミアム・レンジ」しか入荷させていません。

ミルクを絞る小屋から出てすぐに、
トラックなどでどこか遠くに運ばれたりせずに、
絞りたてをハンドメイドでバターにしている。

通常の牛乳は、各牧場で絞ったミルクを、
日本で言えば「雪印」さんなどのメーカーの工場にトラックで運ばれ、
パッケージング、加工生産などされます。

つまり、他の農場のミルクと混ぜられてしまうのです。
これはおそらく日本も同じでしょう。
牧場主さんによっては、
牛に手間ひまかけてより良い環境や良質なエサを与えても、
最終的に、絞った牛乳が他社のものと混ぜられてしまっては、
その良さを消費者に伝えることができないと思っていることでしょう。

けれど、「ルイス・ロード・クリームリー」は、
そのすべての工程を自社工場だけでこなし、
パッケージ・デザインから、卸先まで、
きちんとコントロールされていることが大きな違い。

よって、製品はブランド化し、特別な製品となっていくのです。
もちろんそこには味と品質という、確かな裏付けが存在してこそなのですが。

ニュージーランドでは、
朝市や青空マーケットなどにいくと、
賞味期限がうんと短い手作り無添加バターなども出回ります。

無添加バターは3ヶ月ほどでカビてきます。

けれど、均質化されたスーパーのバターと違い、
味がさまざまで、このミルクを提供してくれた牛の環境に思いを馳せながら食べることが出来ます。

「ルイス・ロード・クリームリー」のバターは、
通常のバターよりも少し柔らかく、スコッチ・バター・キャンディのような甘い匂いが少しあり、味には複雑な深みがあります。
この濃厚なバターをたっぷり塗ったトーストは絶品!
ファンになりました

乳業の「ルイス・ロード・クリームリー」の情熱から生まれた製品たち。
オーガニック牛乳やチョコレート牛乳、バター、クリーム、
これらにしばらくはまりそうな気配

そして、次々良い製品を仕入れてくる「RAW」に、今後も注目です。
 2015/02/25 02:54  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


緑の完熟トマト


去年もらったトマトから採取した種が、
発芽して立派に成長し、たくさんの実を付け、食卓を彩っています。

去年は種を採取しただけで、
このトマトの味というか、その実力を知ることはなかったけれど、
今年は、2品種2色、計4種類のトマトが毎日のように採れ、
そんじょそこらの赤いトマトよりも遥かに味の濃い甘さを堪能しています。

今年収穫したトマトから再び種を採取する時がやってきました。

4種類植えてあると、微妙に花粉が混じり合って、
自然交配を重ねているうちにだんだんと違うトマトになっていって、
最終的にはぜんぶ赤いトマトになっちゃわないかしら??
というほとんど根拠の無いギモンを持っている私は、
それぞれの品種の特徴(形、模様)と、赤は赤、グリーンはグリーンという、
本来の特徴が際立っている実を種の採取の為に選びとりました。



なかには、オレンジや赤緑、赤黒、など、
そもそも緑だったはずのものが赤みを帯びてきてる実もあったので、
なるべく純粋な赤とグリーンのものを選ぶことで、
この特徴を守れるかも、という素人判断。

どうか正解でありますように。

種は、ブドウのように小さなゼリー状の袋の中に入っている。
そのゼリー状のものに、発芽抑制物質が含まれていると聞いたことがあったので、
早く発芽させるためにも、この袋からあらかじめ種を出しておく。

爪楊枝と爪を使って一つ一つ袋から種を出していく。



種を取り出した後の袋を水に入れると、
その形が種と同じような涙型をしているのがはっきりわかる。
小さなつぶつぶゼリーみたいでかわいい。

そして、しっかり乾燥。
乾くと、種の周りにうっすら細かい毛みたいなのが生えているのが見える。



完全に乾いた種は、自家製薬包紙に入れ、
品種、採取日を記入し、保存用の缶に入れて冷凍庫へ。

今年の9月の種蒔きまでしばしお休みです。

この一粒が、私の背丈を超えるほどに成長し、
本当に沢山の実を成らせるかと思うと、
今でもまだ不思議です。

一粒の種から大量の実、その実からまた大量の種が採れて、
またその種がもっと大量の実を実らせる。

なんだか資本が膨らんでいくときの縮図を見ているようです。
お金もきちんとお世話して栄養を与えて水を与えていくと増えていくのかも。
な〜んてことを、種を採取しながら考えました。

自然の中にはやはりあらゆるヒントがありそうです
 2015/02/21 08:33  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


ニュージーランドの高級ブドウ


私のお気に入りの八百屋「RAW」で、
キロ$23もする高級ブドウを買いました。
(一房¥1000くらい)

その名も「ブラック・ビューティー」

日本の巨峰も、高いものは一房千円近くするので、
ニュージーランドの食用ブドウにしては珍しいほど高いこのブドウを見て、

「あ〜、このブドウも丁寧に大切に育てられて、型崩れしないように大事に紙でくるんで出荷された、箱入り娘なんだなぁ」

と、思いました。

日本の石川県金沢市には「ルビーロマン」という、
初競りで一房55万円という値段がついたこともある高級ブドウがあります。

当然人は、その値段に見合った糖度とバランスの取れた美味しさを求めます。
そこには食べやすさ、皮の質感、舌触り、種のあるなし、
すべてが含まれてくる。

もちろん生産高の少なさ、栽培の難しさなども、
さらに価格を押し上げる原因となる。

ニュージーランドのスーパーなどで手に入るブドウは、
キロ$2前後で、とっても買い求めやすい。
そしてそこそこ甘くて美味しい。

なので、今回買い求めた「ブラック・ビューティー」の味を比べるとしたら、
そのいつも食べている$2のブドウが基本になってくる。

期待を胸いっぱいふくらませて口に含むと・・・、
確かに、甘い。
$2のブドウと比べて甘みがやや凝縮している。

けれど、日本の巨峰やスチューベンと比べると、
目が覚めるような脳天直撃の甘さとは程遠い感じ。。。

皮もやや厚みがあり、どちらかというと剥いて食べたいのだけれど、
皮からの身ばなれが今ひとつで、指で剥くのは不可能。
加えて、種が大きくて数が多いので、
口の中で皮と種を実から分離するのがかなり面倒で、
肝心の果実を思う存分堪能できない。

じっくりその美味しさに身を浸せない。

結論としては、この味にキロ$23は正直高すぎる。
もうこの値段を出して買うことはないだろう。

ただ、通常スーパーに出回っているブドウよりも、
明らかに手をかけて育てているのが分かるので、
きっと生産量も少なくて、コストがかかっているのでこの値段になったのだと思う。

けれど、これでは日本のフルーツ市場では戦い抜けない。
余計なお世話だと思うけれど。
というかそもそも輸出話などないだろうけれど。

というわけで、身内びいきになって申し訳無いけれど、
「手間がかかった高級フルーツ」に関しては、
やっぱり日本が世界一だと思います

 2015/02/18 06:53  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


目と鼻の先なのに〜・・・


コロマンデル半島にミニ旅行に行ってきました。

コロマンデルには、
ホット・ウォーター・ビーチという、
砂浜を掘ると温泉が湧いてくるビーチや、
カセドラル・コーブという、
風や波による浸食で出来た岩穴などの観光名所があります。

当初、それら観光スポットがあるハヘイ(hahei)という町に宿を取ろうと思ったのですが、なんとなく納得のいく部屋がなく、いろいろ探しているうちに、隣町のフィティアンガという町に好みのアパートメントを見つけたので、そこを予約しました。

ハヘイまでは車で30〜40分。
フィティアンガ滞在2日目にハヘイに向かいました。
ところが、カーナビがなぜか人しか乗れないフェリーに乗るように指示してきます。しかも、到着予定時刻が10分後になっている。
私はカーフェリーが無いことを知っていたので、
無視して走り出しました。

車は海を渡れないので、陸路で行くわけですが、
深く切り込んだ入江を迂回するために、
海の向こう側に行くのに40分かかるのです。

そして、フィティアンガにいるときは気づかなかったのだけれど、
ハヘイ観光を終えて、いわゆる”対岸”のフェリー乗り場に行ってみて驚いた!

車で40分かけて走ってきたのに、
フィティアンガはもう泳いで行けそうなくらいの目の前にあるではないか!
船だと2分という感じ。

ハヘイ側のフェリー乗り場からフィティアンガの町を見ながら、
「あ〜、あそこに帰るのにまた40分運転するのかぁ」とため息。。。



目の前の小さなフェリーに車を無理矢理乗せたくなりました(笑)
40分後フィティアンガに戻った私たちは、
40分前にいた対岸の港を見ながら、
「車が通れる橋をかけてくれたらいいのにね〜」と思ったのでした。

ハヘイの町よりも、フィティアンガのほうがかなり大きいので、
車で買い物に行くのに便利だと思うのだけれど、
この間に横たわる入江には、マリーナもあり、たくさん船が停まっているので、
その船の航行を妨げない橋となるとコストがかなりかかるし、
何より、橋の建設で潮の流れが変わったり、景観がイマイチになったりするほうが損失なのかもしれない。

そういう不便さをどんどん解決しないところも、
またこの国の良さでもあります。

ということで、
もしも、ホット・ウォーター・ビーチやカセドラル・コーブに観光に行く場合は、やはりハヘイの町に宿を取ることを強くお薦めします。
フィティアンガの町に行きたければ、
車でフェリー乗り場に行き、そこに車を駐車、
フェリーに乗って($6)フィティアンガに行き歩いて町を観光するのがベストです。

コロマンデルの旅、面白かった〜。

 2015/02/16 09:22  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


行列ができない国で起きる、行列



並んで何かを買うのは日本ではよく見る光景。

ニュージーランドでは、
国民性なのか、そもそも人口が少ないからか、
並んで何かを買うという現象は起きません。

iPhone6でさえも、余裕で好きな色が発売日から買えました。

ところが、ついに例外が現れたようです。

つい先週、ワイヘキ島のお気に入りの八百屋さん、
「RAW」にて買ったチョコレート牛乳。

乳業の「ルイス・ロード・クリームリー」と、
チョコレート会社の「ウィタカー」によるコラボ製品。

どうやら本土(シティ)では、
これを買うために人々が並んでいるらしい!

お気に入り八百屋「RAW」では、
大手スーパーマーケットとは違う製品を揃えているということで、
以前このブログでもそのマーケティングを賞賛しました。

この「ルイス・ロード・クリームリー」の牛乳も、
その生産量の少なさから安定供給が出来ないため、
大手スーパーでは取り扱いがありません。

私がこのメーカーを知ったのも「RAW」で見たからでした。
パッケージが可愛いのでひと目で気に入りました
健康上の理由からか、スーパーにはなかなか置かれなくなった「特濃」の取り扱いもあります。

このコラボ製品がそこまで人気だと知らず、
ガラスケースの中にこれを見つけた時、
「あ!コーヒー牛乳がある!」と喜んで買ったのですが、
あとあと、実は珍しく並んで買うほど人気だと知ったのでした。

それを聞いて、
行列を作る国出身の私は、
飲み終わってしまったチョコレート牛乳を追加購入すべく「RAW」に行ったけれど、なんと、チョコレート牛乳どころか、普通の牛乳もすべて売り切れでした。。。

「RAW」は、週に2回しか仕入れにいかないので、
仕入れ日の翌日が1番品揃えが多い。
再びその仕入れ日の翌日に行ったけれど、
チョコレート牛乳は入荷さえしていませんでした(笑)


いずれこのフィーバーが下火になる日が来るのでしょうか?
それともその前にこのコラボレーションが終わってしまうのでしょうか?

どちらにしても、
また飲んでみたいなぁと思うこのごろです。
 2015/02/10 06:07  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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