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大豆の収穫


少し前になりますが、
秋の初めに大豆を収穫しました。

6粒の大豆から6本の枝豆の木が育ち、
来年の為に20粒ほどの大豆を種用として保存しました。

枝豆を育てたのも初めてですが、
大豆になるまで収穫せずに待ったのも初めてです。

なんていうか、このぽんわりまぁるい感じが、
なんともほっこりとした気持ちにさせるのです。

枝豆は楕円型だけれど、大豆になるとまん丸になる。
茶色くなった鞘からコロンと出てくる大豆にすっかり感動してしまった私。

最初の6粒を植える時期が遅くなってしまい、
十分な成長をさせてあげられず、少し小ぶりになってしまった。

今度はきちんと春に種まきをして、
夏の日照を十分にあててあげたい。

そして新鮮な豆乳を朝飲むのです。
オカラでおかずを作るのです。
究極的にはお豆腐作りをするのです。

大豆、すごい植物ですね。

 2014/07/08 07:34  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


アーティストの住む家


ワイヘキ島では、
毎年ウィンター・アート・フェスティバルが行われる。

これは島に住むアーティストがバイヤー向けに新作アートを披露するイベント。
日本でいうと、ジャパン・ファッション・ウィークとか
デザイナーズ・ウィークみたいなものかな?

このイベントの興味深いところは、
どこかの会場やギャラリーに展示されたものを見るのではなく、
アーティストのアトリエを直接訪ねてアートが見られるところ。

言うなれば、アーティストのお宅訪問。

数多くアーティストが住むと言われていたワイヘキ島だったけれど、
いったいどこにそのアーティストが住んでいるのか、
どんな家なのか、どんなエリアを好むのか、お庭は?
など前々から興味深かった。

今回、いくつかのアーティストのアトリエを回ることが出来、
それこそさまざまなアートに出会った。
趣味の延長?的なものから、
ロンドン・ニューヨークで個展を開くレベルまでさまざま。

新作だし、プライベートエリアなので、
作品が映り混むような内部の写真撮影は遠慮させていただいた。

一番最初に行ったアトリエは、上の写真の大きな屋敷にあり、
アーティストの女性は旦那さんがわりと裕福で、
彼がパトロンなことが見て取れる。
パトロンがいるアーティストは、作品作りの環境も整えやすいし、
アトリエも作品の秀逸さを高める効果があるプレゼンテーションをすることができる。

小さな小屋みたいなアトリエや、
映画に出てくるようなガレージのアトリエ、
大小さまざま。

全部で7〜8カ所(実際は24アトリエ参加していた)回った中で、
このアーティストの絵が欲しい!
と心動かされたのは1名、正確に言うと1組のカップルの作品だった。

Ellen Johansen と Michael Walker

この2人は、ヘアスタイルがわりとワイルドな感じで、
やわらかいナチュラルな雰囲気を持っているが、
眼光はとても鋭い。

そして観る側のまとう空気を察知して、
アトリエの空気とのセッションを静かに遠くから観察している。

人や場所や動植物が持つエネルギーを自分の中に取り入れ、
それらが融合され、自然に熟成されていくのをじっくり待ち、
内側から生まれてくるものを確実に表現できるアーティストだ。

彼らは最初、それぞれ別々に絵を描いていた。
とても対照的な作品同士だ。
けれど、その対照的な作品を融合させたらどうか、ということになり、
かくして実験的なアートが誕生した。

Ellenがベースとなる絵を描き、その上にMichaelが緻密な精密画を書き込んでいく。
ミックスド・メディア・ペインティングだ。

その作品は、対照的なものを無理やり組みあわたようなものを感じさせず、
むしろ、多次元性をおびた、非常にスピリチュアルな作品に仕上がっていた。
天(宙)・地・人 の3D的要素に溢れている。

私はしっかり心を掴まれてしまい、
しばらく彼らのアトリエに滞在し、その作品のエネルギーを吸い込んだ。

彼らの絵は、真っ白いなにもない大きな空間に飾りたい。
それぐらいパワーを持っている。
うちにはそんなスペースが無い。
だからもちろん購入することはできない。
ちょっと残念だけれど、あの作品にふさわしい空間が他にあるということだ。

実は、この2人と1年前に手を繋いだことがあるのを思い出した。
EllenとMichaelの間に入って、私たち3人は手を繋いだのだ。
正確には、100人くらいの人々が輪になって手を繋いだ、
その一部として私たち3人はお互いの手を握っていた。

チベットの曼荼羅アートのセレモニーで、
海に曼荼羅の砂を流す儀式の場だった。

あの時は彼らがアーティストだなんて知らなかった。
けれど独特な空気間を持つ2人だとその時も思ったので印象に残っている。
なんのてらいもなく彼らは私を2人の真ん中にいれてくれたっけ。
絆で結ばれている同士の真ん中に入れて貰うと、
両側から流れてくるシンパシーの中に包まれる。

不思議な縁だ。

ワイヘキは、このような縁に溢れている場所のような気がする。
みなそれぞれにワイヘキ島にやってきた理由がある。


 2014/07/03 05:05  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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