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蛇松緑道さんぽ



GWを始めとして、
連休は昔からあえて遠出したりしないと決めている。
特にGWはどこもかしこも混んでいて、
片田舎でさえも、普通の土日に混む場所は、
GWには ”異常に混む” に変わる。

けれど、連日良いお天気で、
外に出たい虫がウズウズウズウズ。
東京にいたころは近所の緑豊かな大きな公園に行っていたものだけれど、
意外なことに、沼津市には"緑豊かな”大きな公園が無い。

それでも散歩に出たい衝動を次第に抑えきれなくなってきた私は、
お腹の周りにうっすらタプタプしたものがつきはじめていたし、
とりえあえず小さい頃から知っている、
「蛇松緑道」に行ってみよう!と家から出てみた。

「蛇松緑道(じゃまつりょくどう)」とは、
沼津駅と狩野川河口にあった沼津港の間に建設された、
国鉄沼津港線(蛇松線)が昭和49年8月に廃線となったことに伴い、
線路敷地(白銀町〜狩野川河口の蛇松町までの約1.8キロメートル)が、
緑道として整備された道。

家の近くまで伸びている部分から緑道に入り、
終点あるいは始点と思われる場所まで歩き始めた。

ある地点までは幼い頃の記憶にあった道だったけれど、
ある地点からは、初めて足を踏み入れる道だった。

緑道には、桜、ツツジ、シャクナゲ、など、
その季節ごとに楽しめそうな樹木が植えられ、
木登りに最適な椎の木もあったりして、
それらが心地よい日陰を作りだし、
とっても穏やかな素敵なオーラを出していた。

緑濃く、たくさんの花々が植えられている場所もあれば、
休憩所があったり整然と整備された場所もある。



そして猫がたくさん!
警戒して逃げる猫もいれば、木陰に寝そべってまったく動かない猫、
にゃごにゃご言いながら近づきたそうにしている猫、とさまざま。



途中、生活道路と交差したりして、
その左右を見たりしているうちに、
世田谷区に住んでいた時のお散歩がフラッシュバックしたりして、
一瞬どこに自分がいるかわからなくなった。
(実際にどこに出るのか分からずに歩いていたのだけれど)

そして、終点あるいは始点らしき場所に辿り着いた。
そこには、昔線路であったことの証が。



世田谷線のようなものだったのかな?

そしてそのすぐ先には階段が。
こんなところまで歩いて来たのは初めて。



階段を上ると、そこには狩野川があった。
雲で隠れて見えないけれど、愛鷹山の後ろには富士山がそびえる。



なんだか遠いところまで来ちゃったなぁという気分。

けれど、緑道を歩いている間、
どこかから聞こえていた太鼓の音が再び聞こえてきたので、
その音がするほうへ、導かれるように歩いて行った。

その音は、どうやら沼津港のほうから聞こえてくる。
沼津港には美味しいお魚料理のお店や市場があるので、
港に入ろうとする車で大渋滞!

遊覧船などが出る港に入ると、
港を津波から守るために作られたという水門、
「びゅうお」がそびえていた。



太鼓の音は「びゅうお」の右方向から響いてくる。
果たして道がそこに続いているのかわからないまま歩いて行くと、
松林の中に鯉のぼりがはためく公園に出た!



こんな公園があることを知らなかった!
来たことがあったとしても、10代よりも前に違いない。

そこでは、
「こいフェス(鯉のぼりフェスティバル)」なるものが行われていて、
そこには沢山の子供連れの家族やカップルなど、
大勢の人々が集まっていた。



そう、今日は「こどもの日」だということにハタと気づく。
太鼓の音もここが発信源で、
すでに終わってしまっていたけれど、
地元の中学校の生徒たちが演奏していたらしい。



この公園にはとても心地よい気が流れていて、
大空を気持ちよく泳ぐ鯉のぼりの下、しばしぼんやり。

素晴らしい風が吹いている。



公園の中ではレジャーシートを敷いて寝転ぶ人多数。
みんな気持ち良さそう。

公園を突っ切り、出口あるいは入り口のほうに向かうと、
お祭りが開催される場所には必ずといっていいほどある、
神社を見つけた。その名も「福神社」。
単純、明快、幸せ。



ここに生えている松の梢には、
数種類の鳥たちが集まってさえずり、
また心地よい気が流れているのでした。

ここまできて、足に疲れが出始めた私。
でも、この先の道がどこに続くのかようやく分かった。

反対方向からはよく散歩で歩いている道、「堤防」!



ここに出たらもう迷うことはぜったいにありえません。
左に駿河湾、正面に富士山、右に千本松原。

軟弱なことに足の裏にまめが出来たっぽい私は、
もうほとんど歩きたくない感じの痛みが足を襲っていたけれど、
無心に家の方に向かう道があるところまで、
ひたすらこの堤防を進んだ。

途中、石で作られた作品を浜に発見。
白いヘビのようです。
こんなの去年はなかったぞ。



堤防から降りて、
家への道に着いた時には、足は棒のように・・・。

全部で5kmくらい歩いたのだけれど、
すっかり軟弱になっている!

蛇松緑道→沼津港→堤防
というコースは意外と良かったので、
今度は逆回りで回ってみたい

長年住んでいるようでそんなに住んでない、
そんな沼津をまたちょっと知った一日でした

お散歩に最適の気温になってきて嬉しい!
 2013/05/05 15:51  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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