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畑、はじめました


島に帰ってきてすぐに、
あちこちパトロールした結果、
1番元気だったのは写真のイチゴ。

このイチゴは、7月の冬に林の中で自生していたものを、
生け垣イチゴのようにしたくて、ここに植えたもの。

反して、芝生エリアに植えてあったハイビスカスが瀕死の状態だったので、
これは土の栄養に差があると思い、
施肥、土の健康について考えてみました。

イチゴは、畑の土を使ったので、もともと栄養たっぷり。

土や堆肥や腐葉土は、買ってくるのは簡単です。
けれど、購入という手段にずっと依存していてはいけません。

そう思っていると、畑のエリアの外、
ちょっとした木立のところに生えていた雑草を取り除いた時に、
そこにフカフカの黒っぽい土がたくさんあるのを見つけました。



そこはもともと畑の一部みたいな場所で、
冬の間にそこに枯れ葉が積もり、
たっぷりと雨が降り、微生物分解が促進され、
さらさらの腐葉土となっていたみたいです。

日本に帰っていた時に、
落ち葉が土を作っていると教わったので、
今回のニュージーランドでの滞在からは、
この落ち葉を大切にし、腐葉土を利用させてもらおうと思っていたところでした。

なので、この元畑の一部のさらに外側にレンガを置いて仕切りをし、
そこに林の中で集めた落ち葉などをためてみることにしました。
そしてこの土を土壌改善用にいろいろな場所に使用したいと思います。

もうひとつ、腐葉土よりも速効性のある栄養を蓄えた堆肥。
こちらは、生ゴミをいつも捨てている、
「コンポスト・ビン」という黒い堆肥箱の中で、
着々と良質な堆肥を作ってくれていました。



下の扉を開けると、
底のほうからサラサラの無臭の堆肥が出てきました。

これをハイビスカスの周りに溝を掘って蒔き、
上から腐葉土を厚めにかぶせる、という作業をしてみました。

化学肥料ではないので、優しく植物に効いてくれるはずです。

これら、腐葉土や堆肥を生産する、という行為は、
実際にその土に触れてみて初めて、
命が循環していることを悟る、とても良い機会だと思いました。

私が寝ている間に、
微生物がせっせと土作りをしている。
彼らも、生きている、ただそれだけなのだけれど、
なんだかすごく感動しました。
私たち人間も土なのだなぁ、と。

ほんとうは、
こうやって作った土で自分の畑を一から作りたかったのですが、
限られた滞在期間の中で、
根菜ものを収穫する、という目標があったので、
今回は、オーガニック・ソイル(有機土)を購入し、
畑に投入してみました。

まずは、畑の周囲の雑草を抜いたりしてお手入れしてから、
(この雑草も食べられたらいいのに・・)
Before


土を投入し、
コンパニオン・プランツ(野菜の生育を助ける植物)として、
マリー・ゴールドとミントを植えました。
After


写真向かって左の箱は、
ブラック・トマト(すでに右下に植えてあります)、
オクラ(現在苗床で発芽待ち)、
細いニンジン(これから苗を購入)、
葉野菜(たぶん、ロケット)
を育てる予定。

写真向かって右の箱は、
上の土入りビニールの中でゴボウ(現在苗床で発芽待ち)
下の畝で大根(現在苗床で発芽待ち)
を育てる予定です。

大根とゴボウは種まきから2ヶ月以内に収穫出来るということなので、
なんとか滞在中に収穫したいです。
夏の大根、どんな味かな。
ワイヘキ島は寒暖の差が激しく、湿度もないので、
ある意味実験です(笑)

コンパニオン・プランツにマリー・ゴールドを選んだのは、
除虫菊の仲間であるこの花の根から、
土中の害虫が嫌うエキスが出て、根菜を守る効果があるから。
(買ったばかりの土にはまだ虫は居ないと思いますが)
ミントは、トマト類などの害虫を忌避してくれます。

これで準備完了。
あとは蒔いてある種たちの発芽を待つばかり。
初めてやるベジ・ガーデン。
うまくいくかな。

また成り行きをブログでご報告したいと思います!




 2012/12/15 05:26  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


別名、クリスマス・ツリー



ニュージーランドでは今、
初夏を告げる花が咲き乱れています。

ネイティブ・ツリーで、
クリスマスの頃になると、
赤いふさふさした花を咲かせる華やかな木があります。

別名、「クリスマス・ツリー」とも呼ばれている、
ポフトゥカワの木です。

日本の桜前線のように、
この花も、北の温かい場所から順番に南下して咲いていっているようです。

我が家の敷地内にも、
妖精が住んでいそうなポフトゥカワの巨木があるのですが、
去年は、その巨木が真っ赤に染まるのをワクワクして待っていたのですが、
おそらく木全体の2%くらいしかツボミをつけていず、
チラホラ赤いのが確認できただけだったのです(ガッカリ)。

しかし!
今年は、その分栄養を蓄えられたのか、
90%はツボミをつけています!
薄い黄緑色の部分がツボミです。



1番上の写真は、最初に朝日が当たる東側の下の部分で、
徐々に開花が始まったようです。

枝の下の部分だけでも、
横幅が8m以上ありますので、
この巨木全部が赤く染まったら本当に感動すると思います。




間近に迫ったその日を楽しみに、
毎日毎日家の周囲の手入れをしているわけですが、
ニュージーランドのネイティブ・ツリーでもっとも有名な、
「マヌカ」もただいま満開中です。


マヌカ・ハニーの原料となる花で、
開花期間が短いため、この花から採れるハチミツはとても貴重です。
殺菌効果が高く、日本でも人気のマヌカ・ハニー。
そのマヌカ・ハニーと同じ匂いが、
この木全体から漂ってくるのですが、
それを胸一杯に吸い込むと、肺の中がすがすがしくなり、
幸せな気持ちが溢れてきます。

この夏に向けて、
いろいろやりたいと思ったことを順次こなしている私です。
畑、芝生の養生、家の周囲のランドスケープ、
またその成果などをブログにしたいと思います。

最後に、雑草に埋もれて死にかけていたハイビスカスの写真。
堆肥を施したり、お水を朝晩たっぷりあげるなどして、
なんとか救出。
葉っぱはまだ少ないけれど、花を咲かせてくれました。



この人たちには、私の背丈以上に成長してほしいので、
滞在中はできるかぎりのお世話をしたいと思います。

次は、畑の状況と、土の話をブログにアップします


 2012/12/14 15:38  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


初めてのプラムジャム作り



プラムでジャムを作りました。

ご近所さんのかなえさんちに届けものに行った際に、
お庭のプラムの木にたわわになった実を、
好きなだけとっていいということで、
スーパーの袋半分くらい収穫させてもらいました。

初めは食べていたのですが、
とってもおいつかない!
と思い、CookPadでレシピを調べジャムに。
(CookPadってすごいですよね!)

なぜジャムかというと、
プラムはペクチンがかなり豊富ということで、
これまた放射性物質の体外排出に良いと思って即実行です。
(*ペクチンは他の栄養素も排出するので実践する方はよく調べてください)
あとは、色が美しいのでテンションがあがる!(笑)

昨晩、友人と二人で地道にナイフでプラムを割り割り。
砂糖をまぶして寝かせておいたものがこれ。



これを鍋でぐつぐつ。
マッシャーで押しつぶして種を実からはがす。



目の細かいザルで漉して種や皮を取り除くと、
こんなに綺麗な果汁が残ります。



これをさらに6分くらいぐつぐつすると、
とろみが出てきますので、
好みの固さでレモンを絞って火を止める。

プラムはペクチン豊富で固くなりやすいとのことだったので、
とろみが強いソースという感じで煮詰めるのをやめておきました。

大自然の中で、こんなものを作っていると、
すっかり、映画「西の魔女が死んだ」の世界ですが、
決してそういう素敵な手作り生活が得意なわけではないです。。
(でも、この映画が大大大大好き!永遠の憧れ)

けれど、こういうフルーツがたくさんとれるような環境にいると、
誰もがこういう保存のきくお料理をせざるを得なくなるのだと思います。
それこそが自然の営みなのかも。

このプラムのジャムは、
お肉料理に使ったり、ヨーグルトにかけたりして、
堪能したい思います。


 2012/12/10 12:00  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


エクササイズという名の庭作業
昨日、日本で大きめの地震がありましたね。
久々にそのニュースを見て心臓がドキっとしました。
再び防災グッズをチェックして、
くれぐれも気をつけてお過ごしください。

こちらワイヘキ島、今日は快晴ですが、
ここ2〜3日強風が吹き、天気が安定しませんでした。

敷地内のランドスケープとして、
あれもこれもやりたいことが沢山点在しているのですが、
まずは気を落ちつけて、
スコールと晴れの合間をぬって、
家に近い場所から優先させて作業をすることに。

この作業は自称、エクササイズと呼んでいます(笑)

かたくなに芝刈り機使用を拒否し、
すべてハサミでカットすることが基本。
これが背筋とか胸筋によ〜〜く効くんです。
なんなら爪以外の全身運動です。
この作業は、食事制限でのダイエットで停滞期を迎えている私にとって、
とっても期待をかけている立派なエクササイズなのです。

まずは、1番メインの芝生の庭。
3ヶ月放置でこんなんなってたのを、



ここまで復帰。
今回は芝刈りによって芝刈りのテクを新たに教えられた感じ。
上腕二頭筋あたりがプルプルして、
それでも限界を感じてもまだやれるのが人間だ、
ということでくじけず刈り続けます。


まだまだもっと短く刈り込まなければいけないのですが、
枯れた草が湿っているとうまく刈ることができず、
すごく上手に刈れる時と、
ハサミの間に草が横に滑り込む感じでまったく刈れない時とあって、
なんか芝生という生き物と前よりも一歩踏み込んで対峙した感がある、
今回の芝刈りでした。(マジメに芝生に話かけてみたり)

そして、家の裏手、白い階段を降りた先、
家の下水施設にあたる、セプティック・タンクの周囲の雑草取り。
本来、黒い砂利が見えているのが普通なのですが・・・
一面の緑の海です。



ここは、下にウィードマットが敷いてあるらしく、
上に引っ張ると比較的簡単に抜ける。
とはいえ、その周囲も含め、綺麗に取り去るには一日がかりでした。
AFTER



これは精神統一という名の別エクササイズです(笑)
ひたすら根気と集中力。

一見大変そうですが、
綺麗な空気の中、鳥の鳴き声を聞きながら、
心地よい風に吹かれての作業は至福の時です。
そしてついでに体がシェイプアップされるなんて最高です!
(もちろん腰のメンテナンスもしてます。これかなり大事です)

ここまでの作業は、毎回島に帰ってくる度にやる、
基本メンテナンス。
半移住してから1年が経過したので、
草の生え方、種類などが大体把握できました。

前回、島を去るときに植えてきたアジサイのアナベルが、
3本とも花を咲かせていました。

3ヶ月前


今朝


この白いアジサイが大好きなので、
挿し木でどんどん増やしていこうと思っています。

本日は、1年前に植えたハイビスカスの救出作業をします!
この作業からは、
土に関してすごく勉強になりそうな予感。
 2012/12/08 06:24  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


癒しの島に帰ってきました


3ヶ月ぶりにワイヘキ島に帰ってきました。

南半球の春〜初夏にあたる、
10月と11月を不在にしていた影響は大きく、
植えたときには15cmくらいだった、
イタリアンパセリ、ディル、コリアンダーが、
私の身長よりも伸びて、花まで咲かせていました。。。

前は小さすぎて食べたら可哀想と思っていたのに、
今度は、これまだ食べられるの??と疑問の大きさに。

けれど、匂いは抜群!
美味しそう〜な香りを漂わせています。
剪定を兼ねて収穫し、ばんばんお料理に使おうと思ってます。

写真手前の黄色い花がディルなのですが、
これに似た花を咲かせる植物にフェンネルがいます。
フェンネルはハーブとしても有名ですが、
そのフェンネルに葉っぱの形がそっくりで、
花の色が白い植物がいるのです。

人に聞くと、
みんなはフェンネルだと答えるのだけれど、
私はどうもそれが疑わしく、
敷地内に雑草のように大量に生えていたそれらを、
ばんばん伐採してきました。



そしてその謎の雑草が、
この度、「キャラウェイ」だと判明!
フェンネルと同じウイキョウで、和名だとヒメウイキョウ。

調べると、

「キャラウェイシードとして、
パン、ケーキ、ビスケット、焼きりんご、卵料理、チーズ、
キャベツ料理などに用いられるが、カレーにも時折使われる。
また、ドイツではリキュールの材料として用いられ、
シルバー・ヴリット等のカクテルに用いられる。」

とのこと。
さらに、ここからが重要です。

「キャラウェイには人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信じられ、
その種子を入れておいた品物は盗難にあう事はなかったと言う。
また、その実は惚れ薬の材料としても用いられていた。」

とのこと!!

昨日ウォーミングアップに草刈りをしたのですが、
その際も、呆れるほど生えまくっていたキャラウェイを、
そうだと知らず、こいつめ、こいつめ、と伐採したばかり。。。
この文章をもっと早く読みたかった・・・。

ということで、雑草のように種子を飛ばし、
どこにでも生えてくるこのキャラウェイを、
栽培地を限定して、そこだけ伐採するのをやめることにしました。

今回の滞在は、このキャラウェイシードを収穫します!
当たり前ですが、大自然の中で勝手に育っていますので、
100%無農薬の有機栽培です。

そろそろ、正しい説明を備えた、
料理人が使うハーブ辞典が欲しくなってきました。

 2012/12/05 08:26  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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