« 2012年08月 | Main | 2012年10月 »
「VILLA EFFE」


今日は、
帰国してから一度も歩いていない、
堤防沿いを散歩してみようと思い、出かけた。

このあたりは、
千本松原が広がり、その後ろには民家が広がる。
南海トラフ地震が起きたら、
ここから津波が来るのかなぁ、と海を見つめながら歩いていると、
およそ沼津とは思えないテラスを持つレストランが現れた。

風に乗って、
すごく良い匂いが漂ってくる。



レストランだけではない、
何かイベントが催せる建物のようだ。

なんだかものすごく気になる。
こういう建物がこの海岸沿いにもっと建って欲しい。
というか沼津市全体にもっと欲しい。
と思いながら、建物の正面玄関に回ると、



「VILLA EFFE」という名前が。
レストラン併設で、ウェディングなどの催事が出来そうな雰囲気。

帰宅してから、「VILLA EFFE」を調べてみると、
そこは、ニコラ・フォルミケッティ建物監修の、
ウェディング・パーティなども出来る、
イタリアンウェディングレストランだった。

今年の8月5日にオープンしたばかり!
ブライダルサロン、美容サロン、も併設。

彼は沼津市出身でもあるし、
彼の家族もまだ沼津にいて、
ウェディング関係の仕事をしていると聞いていたので、
このようなビジネスを興しても不思議ではない。

津波の心配さえなければ最高の立地だ。
世界のどの地域でもオーシャン・フロントは土地の値段も高い。

私の希望としては、
湘南の「WEEKEND ALLEY」 みたいな商業施設が、
もっとこの海岸沿いに建って欲しい。

がしかし、駿河湾の津波想定は13m。
この「VILLA EFFE」の隣の敷地230uが売りに出ていたが、
(白い看板が立っている芝生のところ)
その価格は662万円だった。
安い!
でも今から買うには勇気がいる。

なので、「VILLA EFFE」はかなり破格値で、
あの場所を手に入れられたのではないだろうか?

横には富士山が臨めるし、
地震&津波が無ければ、
真っ先に高級マンションや別荘が建ってもおかしくない。
本当に最高の立地。

昔は、このあたりにはいつも海の家が建ち並び、
日本の海岸らしい顔つきをしていた。

でも今後は、「VILLA EFFE」のような建物が増えて欲しい。
彼らの賭けが吉と出ますように。
ワインも豊富に揃えてあるようなので、
まずはランチに行ってみよう。

素敵なお店をありがとう。


 2012/09/26 20:50  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


舞台「猟銃」


久しぶりに、テレビWOWOWにて舞台作品を見た。

中谷美紀さん初舞台の「猟銃」

なんとなく見始めたこの舞台、
最後には涙が止まらない感動を味わった!

初舞台でありながら、
なんの幕間もなく、
一人で3人の違った女性を演じわけていく、
中谷美紀さんの演技力に目を見張った。

もともとテレビドラマ「仁」から好きな女優さんであったけれど、
この舞台の難しい設定と演出に、
見事に応え、演じきった中谷さんに、
思わずテレビの前だけれど拍手喝采してしまった。

演出は、映画監督のフランソワ・ジラール氏。
この舞台は、昨年の初上演の5年前から温められていたもので、
フランソワ・ジラール氏が、文豪井上靖の小説「猟銃」を、
主演は中谷美紀さんに、と5年かけて声をかけ続けやっと実現したものである。

この舞台を見て、
フランソワ・ジラール氏が中谷さんにオファーをし続けた理由が分かる。

今後、誰かが演出するにしても演じるにしても、
いつも本作と比べられてしまうことが容易に想像できる。

男の愛人の娘、薔子(しょうこ)
男の妻の、みどり
男の愛人の、彩子(さいこ)

この3人の女性の役を、
独演しながら、衣装もヘアーも自らチェンジしていくのだ。

初々しく生真面目な薔子。
白い襟のブラウスにカーディガン、プリーツスカートという衣装。
母の愛人であった男への手紙を蓮の咲き乱れる池の畔で読み上げる。



めがねを外し、薔子の衣装をさらっと脱ぎ、
髪をほどくと、真っ赤なドレスを着た、
気性が強くプライドが高いみどりが現れる。
この間も演技と台詞はよどみなく続いていく。
足元の舞台も石の河原にすーっと転換。
あの水はどこに行ったのか?



そして、私がもっとも驚愕した、彩子のシーン。
足元の石河原が静かに板間に変わり、
その間、赤いドレスを脱ぎ捨てスリップ1枚になり、
板間に正座すると、
天井から降りてきた木箱に、つげ櫛とカンザシが1本。
それらを使って髪を結い上げた。
その間も、彩子から男への手紙が演じられている。
そして、木箱を開くと、中には着物が。
え?!もしかして演じながら着物を着るの???と思っていたら、
スリップドレスも脱ぎ、箱から白い長襦袢を取り出し、
演技しながらの着付けが始まった。

合わせは、右前になっていたので、
最後それが真っ白い死に装束になることが想像できる。

私は着付けをしながら演技などとても無理!
などと思いながら、そのしとやかな日本人女性らしい優雅な手つきで、
ヒモや伊達締め、帯、帯締めなどをしめていく姿に釘付けになった。
まなざしや発声も安定している。
素晴らしい!

白い着物には照明で柄が浮かび上がっていた。
まだ生前の彩子を表現しているのだろう。



そして、名古屋帯でお太鼓結びが完成し、
彩子の本当の思いが男へと告げられる。

そして、舞台には真っ白い着物を着た彩子。

照明が落ち暗転。

演じきった中谷さんに照明が当たると会場から拍手が。
挨拶の仕草などを見ていると、
一番最後の「彩子」が一番演じやすかったのでは?と感じた。



衣装というのは演技と一心同体である、
と強く実感した舞台であった。

最後の着付けをしながらの演技は、
何百回となく着付けをし、身につけたのだなと感じた。
毎朝着物を着ていると、
その作業も日常のこと。考えないで手が動く、
と私の着付けの先生はおっしゃっていた。

そこまでいってないととてもあの長いセリフには集中出来ない。
なにせ台詞に関しては独演なのだから。

実際にこの舞台を見に行きたかった。
もちろん中谷美紀さん主演で!

また再演するといいな。

写真は演劇ライフさんより。
 2012/09/25 17:13  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


MFW:Wanna Wear
ミラノ・ファッション・ウィークで、
これ着たい!と思ったもの。

こうやってまとめると、
色はエクリュ&ゴールド系&白、
テイストは、少しサファリっぽいもの、
に偏っているかしら?

着たい!となると、
色柄デザインともに、ニューヨークのほうがやはり多かったかな。



写真はすべて、STYLE.COMより
 2012/09/24 11:45  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


MFW:FAVORITE
ミラノ・ファッション・ウィークで好きだったコレクションは、

Emilio Pucci
Gucci
Gabriele Colangelo
Salvatore Ferragamo
Marni
Antonio Marras
Jil Sander

横浜スタジャン系もありの、
オリエンタルなコレクションのエミリオ・プッチは刺激的だったし、
ジル・サンダー女史が帰ってきたジル・サンダーも、
これぞ!という感じでテンションが上がった。




そして、靴!!
グラディエーター系のロングブーツも引き続き目をひくけれど、
ウェッジソールも多く見られる。
その中で、履くか履かないかは別として気に入ったのは、
Emilio Pucciのこれ。
中国の龍、日本の花魁、てきな。




写真はすべて、STYLE.COMより
 2012/09/24 11:26  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


MFW:TREND
大御所ブランドもほぼ出そろい、
このあたりでミラノ・ファッション・ウィーク総括。

ミラノは、色別にコレクションを分けているブランドが目立った。
GUCCIがもっとも顕著で、
フーシャピンクを代表として、
いさぎよく、色を混ぜずに単色コーディネートで見せた。



ミラノ全体では、白が目立っていた気がする。
白は、最近の夏には鉄板カラーなので、トレンドなのかどうか。



それは花柄も同様である。
パイソン柄も目立ってきた。
ボーダーもニューヨークほどではないけれど、
DOLCE & GABBANAが多用していたので、固いトレンドそう。



素材的に、
メッシュ×レース、ビーズ、オーガンジー、
シルエット&テイスト的に、
ランジェリー、ラッフル、マキシ、ミニ、オリエンタル
など。

金太郎エプロン&レーサーバック的な胸元のデザインのものが、
実はニューヨークから見られていたのだけれど、
個人的にあまり好まないのでピックアップしていなかったが、
ニューヨーク、ロンドン、ミラノをとおして、
かなり多用されている。
(肩がたくましく張り出して見えてしまいがちなので使いづらい)



同じく個人的にイマイチだと思っている、
ライダースジャケット的なものが、
少しエレガントな提案で見られている気がする。

シャツカラーはミラノにも多数登場。

袖口が広く太く開いているシルエットも、
ニューヨークから特徴的に見られるトレンド。





個人的に気に入ったのはキモノスリーブや刺繍などを取り入れた、
ちょっとオリエンタルなテイスト。




写真はすべて、STYLE.COMより
 2012/09/24 10:45  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


| 次へ
プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新トラックバック
更新順ブログ一覧

http://apalog.com/seri-emi/index1_0.rdf
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード

当ブログ内の全ての文章・画像・映像の無断転載・転用を禁止します。