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Veranda という名の店


そういえばこのブログで、
私の住んでいるワイヘキ島のお店について一度も紹介したことがない。

それには理由があった。
紹介できる内容のお店が無い!ということ。

オネロアという町の目抜き通りである、
Ocean View Roadにほとんどのお店が集中しているのだけれど、
いわゆる、買い物が楽しめるショップは、
5〜6件で、
あとはカフェや不動産屋さんなどがほとんど。

しかもその数少ないショップの品揃えが、
スーベニアショップっぽいものばかりで、
たとえば、絵はがきだとかキーホルダーだとか、
壁掛け、伝統工芸品、などなど、
ザ・お土産てきなものを取り扱っているものがほとんど。

その中に可愛い日用品などがたまにまざっているのだけれど、
素朴でまぁいいね、という域を超えられていなかった。

けれど、私が島に居なかった、
つい6週間前にオープンしたばかりという、
「Veranda」というショップはそれらとは一線を画していた!

まず店の照明、
ディスプレイの感じが、
青山の骨董通りあたりにオープンしていてもおかしくない感じで、
かつ、島の雰囲気も忘れていない感じ。
ヨーロッパからの輸入ものも数多くあり、
インテリア雑貨として、かなり満足度の高い商品を扱っている。



たったの1店舗でもこういうお店が出来たのが嬉しい。
その町のなにげにおしゃれなお店。
L.A.のKitsonだってこんなような始まりだったと思う。

ワイナリー併設のレストラン以外に、
おしゃれとは縁遠かったワイヘキ島に出来た新しいお店。

お金持ちもたくさん島に来るけれど、
このお店なら満足して買い物していけるのでは?
と思う。

もちろん、本土シティのニューマーケットなどに行けば、
こういうお店はあるだろうけれど、
ワイヘキ島にあるとそれなりに目立ってすごく良い感じ。
また島というロケーションがそれを更に後押しする。

このノリで、
L.A.っぽいファッションのお店が1軒建ってくれると嬉しい。
N.Y.スタイルでもいいけれど、
ロケーション的に海の目の前なので、
やはりL.A.っぽいほうがはまるかな?
音楽とファッションと雑貨の複合店。
なんなら隣に本が読めるカフェとか併設して欲しい。

ちょうど1件オーシャン・フロントの商業施設が空きになりそうだから、
誰か開業してくれないかな?

 2012/06/30 06:03  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


エコな返信用封筒


各機関からの、要返信のお手紙、
日本の場合は返信用封筒が封入されているのが普通。

ニュージーランドでは、その返信用の封筒が、
なんと!もともと入ってきた封筒をもう一度使うことで用が成される。

最初、記入済みの返信書類を送り返すのに、
返信用封筒が入ってないなんて不親切な会社だな!と思っていた。

ふと開封済みの封筒を見ると、
もともと私宛の宛名が表示されいた窓のところに、
中身を抜いたことにより、
封筒の中に印字されている文字が出てきていた。

”この封筒を返信用に使う場合は、
この窓は、紙の白い面にしておくこと”

と書かれている。
そして、封筒の裏には、
返信先の住所がすでに印刷されていた。

さらに、私が開ける時はちょっと下目にあるミシン線付きの部分を切って開け、
返信する時にはあらかじめついているシールをはがして封をするだけ。


すごい!

カタツムリに食べられやすい紙だけど
この国の小さなエコ活動には関心する!

 2012/06/29 06:47  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


これがニュージーランドの電力会社!


AECTなる団体から手紙が来た。

AECTは、
Auckland Energy Consumer Trustの略称で、
ニュージーランドの大手電力会社の一つである、
Vectorの筆頭株主でもある。

私が電気の供給を契約したのはContact Energyという会社なのだけれど、
その親会社がVectorにあたる。

ちょっとややこしいけれど、
日本みたいにこの地域は東京電力、この地域は関西電力、
みたいに当然のように決められていなくて、
Contact EnergyやMercury Energyなど、
いろいろな会社が契約の営業をかけてくるので、
自分で選択できる。

そして、今回のAECTの手紙の内容は、
Vectorの顧客である私は、自動的にAECTの配当受益者となり、
Vectorの売り上げによって得るAECTの配当が分配されるというものだ。

「われわれのサービスを利用してくれてありがとう」というわけである。
これは日本とは大きく異なる。

その配当を得るために、
私のような新規の顧客は、
銀行口座を登録するのだけれど、
面倒くさがって登録しない人が大勢いるのか、
「この手続きは面倒くさいでしょうが、あなたには受けとる権利が云々・・」
という文言までついている。

配当額はだいたい$320(税抜き前)。
日本円にして、2万円ちょっと。
金額としては小さくない。

日本人の私にはただただ驚きのサービスで、
ちらっとは聞いていたけれど、まさか本当に配当されるとは。

そして更に、
AECTは6人の顧問から成り立っているのだけれど、
それらのメンバーの選挙が3年に一度あり、
その選挙権が顧客にある。

これも私には馴染みがない制度。

ニュージーランドは、
政治家の汚職を無くすことを真面目にやろうとしているらしい、
と誰かから聞いたことがある。

クリーンでいることが当たり前でない国で生まれ育ったので、
「えー、無理じゃない?!」と思ったけれど、
裏表がない良い意味で単純な国民性を見ていると、
あながち本当かも、と最近思い始めている。

電力会社話のついでに、
ニュージーランドの放射線量のことをブログに書くのを忘れていた。
原発は無いけれど、
大自然なので自然放射能が多いかと思ったけれど、
自宅で0.05μSv/h
海上になると0.02μSv/hと、
極めて低い。

天然鉱物などが北島は少ないとのことなので、
この数字なのかも。

庭に簡単に設置できるソーラーパネルから、
自家発電している家もあるみたいなので、
電力会社からすれば、
サービスを利用してもらう、という姿勢が大事なのかも
 2012/06/28 07:59  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


グルテン・フリーってなに?!


日本でも、
アメリカのセレブ達の食生活からの影響で、
「Gluten Free(グルテン・フリー)」というワードが流行ってきているけれど、
まだまだ普通のスーパーには取り扱いが少ない。
ナチュラル・ハウスやオーガニックショップ、
大使館などが集まるエリアの高級スーパーなどで見かける程度。

こちらニュージーランドでは、
普通のスーパーでも、Gluten Freeの製品は、
ありとあらゆる分野にわたって売っている。

Gluten Freeどころか、
写真のクッキーのように、
グルテン・フリーに加えて、小麦そのものや、
牛乳や卵だけでなく、豆乳まで不使用にしているものが売られている。
しかもOmega3など身体によいとされているものが添加されている。

そんななか、
最近、パンを家で焼き始めた私は、
そんな小麦事情のたいした知識が無い中、
ただ単に全粒粉だとか天然酵母だとかに惹かれて材料を調達。

こちらの小麦粉はものすごい種類が沢山あり、
まず、強力粉だとか薄力粉だとかいうくくりになっていない。
それもわからないうえに、
変な健康志向で全粒粉のグルテンフリーの小麦粉を買ってみた。

ワクワクしながら材料を混ぜ、
7時間後に焼き上がったパンを見てみると、

・・・・・

パンがぜんぜん膨らんでない!!!

確かに、オーガニック・フード屋さんのグルテン・フリーのパンは、
フワフワせず、どっしりぎゅーっとした感じだし、
全粒粉だと普通の小麦粉よりも膨らまないのは知っていたけれど・・・
知識と希望の差にあまりにギャップが。

ここで基本に立ち返ると、
まず私が朝食べたいパンは、フワフワの食パン。
これにはなんと、グルテンは12~15%必要で、
それらがしっかりと含まれている小麦じゃないと膨らまないということを、
改めて知った。
知識不足っておそろしい。

普通の、クロワッサンだとか、
フランスパンだとか、スーパーでは買えない焼きたてパンが食べたいだけなのに、
グルテン・フリーとかそういうワードに引っ張られ完全勉強不足だった。

それに、グルテンってじゃーそもそもなに?
と調べると、
タンパク質の一種で、それにアレルギーを持つ人が摂取すると、
深刻なアレルギー症状が出る、
というだけで、別に健康な人間には大して支障がなさそう・・・。

そして、
グルテンフリーの食品は、
まるきり旨みがないので、よっぽど工夫して作られていないと、
ほんとうに美味しくない。特に食感。
もちろんあの独特な風味が好きな人からすれば美味しいと言えるのだけれど、
バターやマヌカ・ハニーを塗って、
「美味しい〜〜〜〜〜」と顔がほころぶまでは私には程遠い味。

そしてそもそも、どうしてもグルテン・フリーが食べたければ、
島にあるオーガニック・フード屋さんに、
焼きたての、グルテン完全フリーのパンが売っている。
その他全粒粉はもちろん、健康に良さげなパンがてんこもりなのだ。

なので、
美味しいグルテン・フリーや全粒粉のパンはプロにまかせて、
我が家では普通に美味しいパンを焼くことに

そもそも、小麦に含まれているグルテンだって自然の恵み。
過剰摂取すると問題になるかもしれないけれど、
主食なわけじゃないし、パンの美味しさには変えられない。

というわけで、
オーガニックの普通の小麦をゲットすることに。
そもそも農薬だけを問題にしていた基本に一度立ち返る。

自分が美味しく食べるパンとは別にして、
自分で作るのが難しいグルテン・フリーの製品を、
機会があればブログにもアップしていきたいと思う。

 2012/06/27 05:20  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


ニュージーランド ワイヘキ島の冬



友人2名が日本に帰ってから、
聞いていたとおりの、雨がよく降る冬がやってきた。
さーっと晴れては、ばーっと雨が降り、
の繰り返し。

こちらでの冬を10日過ごしてみて、
冬の体感温度を改めて日本の東京と比べて書くと、
最低気温でも、ダウンコートなどを着る必要はなく、
底冷え、芯まで冷える、というところには至らない。
肌寒い、というのが今のところの感想。
太陽が出ている時の最高気温体感は、
初夏を感じさせる。
ニュージーランド北島の、更に島となると、
少し暖かいのかもしれない。

とはいえ、エアコンが無いので、
外が3度〜6度くらいになる夜は、
メインの暖房器具はやはり暖炉になる。

うちの構造的に、
この暖炉が家の真ん中にあたるリビングにあり、
その他、ダイニングや寝室が、
リビングから4段上がったところにあるので、
暖炉を点けておくと、上にたまった暖流が、
ダイニングや寝室を暖めてくれる。

本来、この暖気をリビング&ダイニングに閉じ込めておくほうが、
熱効率は上がるのだけれど、
火というのは空気を乾燥させるので、
カビが生えると言われるニュージーランドの冬期は、
乾燥させたい部屋のドアは開けておいて、
昼間は太陽熱、夜は暖炉の熱で常に乾燥させておくのが良いと判断。
この家の構造は、上に上がる性質を持つ暖気の流れを、
よく考えて設計されているように思える。

そしてさらに、よっぽど晴れ間が続く日以外は、
窓などは開けず、
湿気を室内に入れない配慮が必要。

そんな状況での冬場の洗濯。
夏は陰干しくらいが丁度良い強い日差しと、
風がもたらす乾燥がものすごいので、
ずっとガレージに設置した物干し竿に干していた。

けれど、島に帰ってきてすぐに同じようにしたら、
晴れているのに、2日かけても洗濯物が乾かなかった。

戦略変更で、
まるでサンルームのようになっている、
玄関からダイニングに続く廊下に干す場所を設置。



晴れていれば朝から午後3時くらいまでずっと日が差すこの廊下は、
見事、1日ですべての洗濯物が乾燥する。
たとえ昼間乾ききらなくても、
夜は暖炉の乾燥した空気でほぼカラカラになっている。

夏には暑くて過ごしずらかったダイニングは、
冬場は暖かくてとても過ごしやすい場所となる。

冬は、夏と違ったところから太陽が出てくるし、
角度も明らかに浅いので、
家の奥の方まで太陽が届く。
地球、よく出来ているなぁ、と妙に感心。

は、そろそろ暖炉の薪を薪小屋から室内に入れておかねば。
これは本来朝やっておくのがよい。
夕方までの間に室内で更に薪がよく乾燥するから

日本とは違った冬。
まだまだいろいろ発見がありそう!

 2012/06/26 11:28  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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