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「レンブラントの夜警」



レンブラントの「夜警」、
より適切な名称「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ラウテンブルフ副隊長の市民隊」、

は私は見たことがない。

アムステルダムの国立美術館に所蔵されているので、
オランダに行ったことのない私なのでそれもそのはず。

今回みた映画「レンブラントの夜警」は、
晩年彼が落ちぶれていったきっかけとなったのは、
この絵を制作したからではないか、
果たしてこの絵には何が描かれているのか、
という切り口から展開される。

監督は、「コックと泥棒、その妻と愛人」「英国式庭園殺人事件」、
「ピーター・グリーナウェイの枕草子」などの作品で有名な、
ピーター・グリーナウェイ。


幼い頃から画家を目指していたというグリーナウェイの作品は、
芸術関連のものが多い。

本作はそのど真ん中の絵画に焦点を当てている。

が、上記作品を全て観た私であるけれど、
難解なものが多く、本作も3回くらい寝てしまい、
何度も巻き戻しては見直して、ようやく見終わった。

驚くべきは、その演出方法で、
映画なのに舞台を見ているかのよう。
セットがまず舞台のように1つか2つの部屋を使い回している。
そこに置かれている道具がいろいろな役目を果たす。
そして秀逸なのは照明!
レンブラントの絵そのもののような明かりの操り方。
闇の使い方に顔料で塗り込められたねっとりとした黒を感じさせる。

舞台の雰囲気たっぷりなのであるが、セリフの言い回しは映画そのもの、
でもレンブラント役の役者だけがときおりカメラ目線でセリフを話す。


この演出方法は、すべてレンブラントの「夜警」の絵そのものなのである!

通常、軍隊などの集団の肖像画を描くときは、
直立不動のものが多く、描かれた人々は、
みな一様に絵を見る人を意識した表情をしている。

が、この「夜警」ではそれぞれに役が与えられ、
訓練された役者のように自然に振る舞っている。
その人そのものではないのに、
実は彼らが隠し持っていた秘密を絵の中に告発し、
その部分だけがリアリティを持っている、という構図。

その登場人物が隠していた恥ずべき秘密をレンブラントは描き、
その後彼らによってその富と名声を徐々に奪われていき落ちぶれたという。


そして、映画の中で唯一、カメラに向かってセリフを話したレンブラント。

果たして「夜警」の中でも、
ただ1人だけ見る者の視線を意識して描かれた人物がいる。

中央後ろの段。
4人の帽子をかぶった男が並んでいるが、
旗の向かって右隣の男とその更に右隣の男との間に、
片目を覗かせている人物がいる。
それこそがレンブラントの自画像だと言われている。

右目だけが見えているが、
映画の中でも、レンブラントの右目はちょっといわくつきで紹介されている。


と、じっくり観ればなかなかに興味深い内容なのだけれど、
「ダヴィンチ・コード」みたいに大衆向けエンタメ映画のほうが、
やはり見やすいとは思う。

ただ、ピーター・グリーナウェイらしさというところが失われていず、
面白かった。


解釈が難しいといえば、
私は今回3回目のチャレンジで、
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を読み始めた。
8年前に諦めた箇所よりも今回はとりあえず進んだ。
今回は挫折せずに読めるかも?!





「レンブラント夜警」
原題「NIGHTWATCHING」
2007年カナダ・フランス・ドイツ・ポーランド・オランダ・イギリス
監督ピーター・グリーナウェイ
142分
 2009/03/26 22:30  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


アサリの不思議



大地を守る会から真空パックされた活アサリが届いた。

パスタにして食べようと、塩水につけて砂抜きしようとしたときに、思った。


真空パックされてから3日間は経っているけれど、
このアサリちゃん達は水もなくどうやって生きているのか?!


半信半疑でパックを開けアサリを塩水に入れる。

果たしてアサリは生きていた!


もう開けた瞬間に解放されたかのように貝から口を出した。


びーっくり!


どうなってるのー?


予断ですが、暗くしておいたほうが動きが活発な様子。。。
 2009/03/26 18:34  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


ぎえ〜



今日って、
雨の五十日ってやつ〜?

首都高4号線は事故で入口閉鎖だし。

下道もみっちり混んでる〜。。。

遅れちゃうよー!!!


だずげで・・・。
 2009/03/25 13:25  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


カラス



今朝のウォーキングでの衝撃は、
カラスがザリガニを食べているのを見たこと。

他の鳥には出来ないことをするのがカラス。

後から来た一羽が、
ザリガニ食べているカラスを見て、
自分も!と思ったのか、
ジっと池を見つめて、ささっとザリガニを捕まえ、2羽揃って食べ始めました。
いわゆる「狩り」って感じでビックリした


ザリガニがロブスターみたいに見えたよ〜
 2009/03/25 10:34  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


WBC 日本優勝


結局全部見ちゃった

どちらかというとサッカーファンの私は、
野球にこんなに興奮したのは初めてかも!

WBC、今まであってもおかしくなった大会。
4年後が楽しみだな〜。
予選からの規模に比べればサッカーよりも小さいけれどね
えへ


イチローすごかったな〜。
10回表の、ファウルに次ぐファウル、
なんか打ちそうだぞー!という雰囲気の中、カキーン。

誰もが「イチロー頼む〜〜〜」という空気。
決めるべき時に決められる人は凄い!
あのときのピッチャーを射すくめるイチローの視線、
すごい集中力!
あのスタジアムでの試合数はイチローが一番多いのだろうから、
圧倒的な存在感でピッチャーは気圧されていたと思う。

青木選手は敬遠されることが多かったけれど、
なぜ、あそこであのピッチャーはイチローを敬遠しなかったのか。
満塁になってもヒット打たれるよりもマシ。

そのあたりどういう精神状態&戦略なんだろう?

ダルビッシュ投手の投球も、
イチローのあの最後のヒットも、
もう、技術が云々ではなく、精神力の勝負だったな〜。
(あえてダルビッシュ投手の精神力には触れませんが・・)
精神力のMVPがあったら、
間違いなくイチローが穫れたよね。

とにかく楽しかった。

始まったばかりのWBCだけれど、
これから続くと思うと、1回目と2回目で日本が勝ったというのは、
歴史的に大きな足跡を遺したと思う。


また4年後
 2009/03/24 14:49  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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