« 2008年10月 | Main | 2008年12月 »
展示会「リーバイス」




リーバイスの展示会に行ってきました。

今回のテーマは「journey to south」

ロスからメキシコを目指して、男女2人で南下していきます。

旅の友はカマロ。

持ち物は最低限必要なものだけ。

リーバイスのデニムさえあればあとは何とかなる。

そんな感じ。


会場には赤のカマロがあり、道路のカンバンや信号、ヤシの木、はたまたモーテルのベッドやスーツケースまであって旅する気分を増させる。


「journey to south」は、10月末に行われたイベントと連動しているテーマで、実は先日ロスで撮影していたのもリーバイスさんのお仕事だったのです。

「journey to south」のムービーは、来年頭から店頭やwebにて見ることが出来ます。

短時間の中に、個々の独立した楽しさや自由を感じる仕上がりになりました。



注目のデニムですが、
メンズにはかなり個性的なラインが揃っていて、
ロスでキャスティングした男の子のモデルも、
「アメリカのリーバイスではこんなの見たこと無いけれど、どこで買えるの?!」と、絶賛してくれました。

レディースは、女の子過ぎないラインがリーバイスらしくて、誰かに依存していない精神を持っている感じが良いです。

私個人としては、
デニムは薄めで柔らかくストレッチが少しきいてる細身のものか、
センターパーツが入っているようなちょっとテーラードっぽいもの、
あとはやっぱりオーバーオールのバリエーションが来シーズンは履きたいかな。




*下記アドレスにて
オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。
http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html
 2008/11/30 10:15  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


踏切



スケジュールがつまっている時に限って渋滞にはまるもの。

ガソリン安くなってまた車が増えたかな。

雨のせいか超渋滞。

しかもこの代々木八幡の踏切!

カンベンして〜

さっきから10分は待っているよ〜




*下記アドレスにて
オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。
http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html
 2008/11/27 10:39  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


今年最後かな





ベランダにいたほとんどの植物が越冬のために家の中に入りましたが、

このハイビスカスはまだ花を咲かせてました。

でももう花芽が見当たらないので最後かもしれない。
そしたら越冬のために室内に入ります。


この白いハイビスカスを見るといつもすごく嬉しい。

咲いてくれてありがとう。






*下記アドレスにて
オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。
http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html
 2008/11/26 07:40  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


「4分間のピアニスト」



映画を観ている場合じゃない!
という感じの私なのですが、観てしまいました。

しかも、かなり胸にきました。

「4分間のピアニスト」

無実の囚人、天才ピアニストのジェニーと、
ナチスドイツ時代の暗く重い過去を持つ、老ピアノ女教師のクリューガー。

ハリウッド映画と比較するのもなんなのですが、
この手のお題はいくつかの作品が思い浮かべられる。

なので実はあまり期待しないで観た。
ありきたりの感動を創作しているのでは、と勘ぐっていたのかも。

が、そこはヨーロッパ映画。
ヨーロッパ映画だから、というのもおかしなものだけれど、

切り口も、映像の色合いも、編集も、
もちろん音楽も、そして当然演出も、
だんぜん深みがあり、奥行きがあって、でもライトな感覚もあり、
この手のハリウッド映画作品には観られないヨーロッパ的重厚感があった。

結局最後まで従順ではなく、
自分自身を表現したジェニー。

2人の生き方の相違を妥協させることなく調和させた見事な作品だったと思う。

ナチスドイツ時代の暗い過去を聞かされた時のジェニーの反応。

人は期待通りには動かない。
泣いて欲しいときに泣いて貰えるわけじゃない。
辛い経験をしたことを理解してほしいと甘えるわけじゃない。
その甘えを押しつけ合ってもうち解けられる訳じゃない。

鑑賞者が期待するものはほとんど与えられない。


それでも、最後の最後にこの映画に人が期待するもの、
それは彼女の演奏だ。

ラスト、「自分の音楽」をきっと弾くだろうという期待を裏切らないだけでなく、
ど肝を抜く演奏手法で、ただただ唖然!

そして完璧なラストカット。

久々に強烈に印象に残る映画を観た。


実は、この演奏シーンにはヨーロッパで活躍する2人の日本人音楽家が関わっている。
木吉佐和美氏と白木加絵氏。
この事実はちょっと嬉しい。


主役のジェニー役を演じた、
1200人の中から選ばれた新人ハンナー・ヘルツシュブルングの演技も素晴らしかった。


脚本的には荒削りながら、
人の理解を求めようと作られた映画ではない感じが良かった



「4分間のピアニスト」
原題「VIER MINUTEN」
2006年ドイツ
クリス・クラウス監督作品
公式サイト
http://4minutes.gyao.jp/








*下記アドレスにて
オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。
http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html
 2008/11/25 23:05  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


「コマンダンテ」



この連休は、かねてから決めていたとおり、
映画三昧で過ごしました。

その中で、映画というよりはドキュメンタリーである、
「コマンダンテ」を取り上げたいと思います。

キューバの指導者フィデル・カストロを題材とした作品。

チェ・ゲバラという人を通じてキューバという国に興味を持ちました。

社会主義に関しては、私にはいろいろと思うこともあり、
このブログでそれを書くのは難しいですが、
批判を恐れずに荒く書けば、マルクスの「資本論」に端を発するマルクス・レーニン主義には私自身は正直懐疑的になっていました。

というよりも、もしかして「資本論」そのものに対してよりも、
それについてお酒かなんか飲みながらそれを論じる人々に懐疑的なのかもしれない。

どちらか上手く説明できないけれど、
それは根本的に、「生きる」ことへの人間が持つ執着心を忘れて論じているように思われ、故に理論が破綻しているように思えたからです。
そしてかつあれは食べることに苦労していない者の発想である、とも感じるようになっていました。
かくいう私も真の苦労を知らずに好き勝手に書いている1人ではあります。

例えばアフリカの食うや食わずの人々には通用しない理論であり、
最低限の生活、雨をしのぐ屋根があり、その日食べていけるわずかなパンを1つでも持ち得る人々より上の生活をする人々だけに浸透しうる、高度な思想だと思いました。
つまり教育と労働が前提になければ、持ち得ない思想だと感じたのです。

1つのパンを前に、
それをめぐる餓死寸前の人々には「平等」や「愛」などは存在しないのでは?
それこそが、「生き残る」という本能を備えた人間の性だと思い、
その欲望を抑えなければ成立しないのが、社会主義や共産主義だと思ったのです。
その欲望が度を超せば、他人よりも少しでも良い生活をしたいという欲求となり、
資本主義を生みます。
この欲求は簡単に生まれ、「生き残る」という根源に直結しているので、
思想ではなかなか抑えがたいのではないか、と私は思いました。
だからこそ、社会主義国家はことごとく崩壊していくのだとさえ感じました。

でも、少なからずマルクス・レーニン主義には理想郷があり、
「プロレタリア独裁」という考えに心を揺さぶられた革命家も沢山いたからこそ、
各国で運動が起きたのだと思う。

そして、ただ思想家や世間の人々が言ったことに賛同するのではなく、
自分自身が何をすべきかを分かっている、
それがチェ・ゲバラその人である、と
三好徹著「チェ・ゲバラ伝」を読んだ時に、思いました。
彼は、キューバを共産主義だとは思っていない、と言い残していました。

今回観た「コマンダンテ」は、
チェ・ゲバラではなく、もちろん司令官であるフィデル・カストロと、
オリヴァー・ストーン監督との30時間に及んだインタビューのまとめである。

彼の言葉は、映像はもちろん書物でも読んだことが無い私だったので、
とても興味を持ちました。
でもどこかでチェ・ゲバラと闘った同志なので、
アメリカがいうただの独裁者ではないことは感じていました。

ストーン監督の質問に答えていく司令官の言葉は、
ほぼ私の予想通りで、彼が目指しているのは、
使い古された社会主義ではなく、新しい世界秩序なのだと確認出来ました。

彼自身は、
「私の考えは、誰かからの借り物ではない」と明言している。

国全体にその思想を浸透させていくのは本当に大変だと思う。
それには、司令官1人の人生に与えられた時間はあまりに短い。

平等や同志という名の監視国家ではなく、
まだどの経済大国も実践していない、
今後の地球の未来に合った考えを実践出来る国、
過去に発表されたどの思想にもはめ込まれない新しい考え、
それを模索しているように感じました。

この映画を観る前に、
マイケル・ムーア監督作「sicko」と、
wowowのオリジナル番組「クエスト探求者達」を観ました。

「sicko」はアメリカの医療保険の実情を描いた作品で、
5千万人の医療保険に加入出来ない国民と、
2億5千万人の、保険加入者でありながら治療の前に保険請求を却下されている国民の実情が悲惨に描かれています。
高額の医療費のために、切断された数本の指のうち接合手術を受ける指を、
どれか一本だけ選択しなければならない人や、
保険が適用されないと知られた時点で、
強制退院させられ、路上に捨てられていく人々。
これがアメリカ?!と感じずにはいられない内容。

そしてそれとは正反対に、医療費を気にせずに全国民が安心して治療を受けられる「国民皆保険」を実施している、カナダ、イギリス、フランス、キューバへの取材も入っているのです。

アメリカの領土内で唯一医療費が無料の場所、
それはグアンタナモ基地内にある、国際的テロリストを収容する刑務所。
それへのマイケル・ムーア的風刺として、
保険制度により治療出来ないで困っている人々を船に乗せ、
グアンタナモ沿岸まで行き、
「テロリストと同じ診察と治療をアメリカ国民にもしてください!」と叫ぶ。
もちろん無視され、あげく警告を受けます。

そして、マイケル・ムーア達はそのままキューバへと行き、
キューバで、無料でありながら十分な治療を全員が受けるという顛末でした。

キューバでは、学費と医療費が無料です。
国が大変な危機を迎えている時にこそ、
こういう制度を作ろうという考えが生まれるのは素晴らしいことだと思う。
イギリスに「国民皆保険」が発足されたのも、
第2次世界大戦直後の国が一番貧しいとき。

「コマンダンテ」を観ていて、司令官が言った言葉で私にとって印象的だったのは、
「名声や人気などは重要ではない」という言葉。

この言葉は、直前に観た番組「クエスト探求者達」でも出てきて、
印象に残っている。
日本人にして門外不出のベネチアン・グラスの技術を継承した、
アーティスト土田康彦氏が、
かつて働いていた伝説のレストランHARRY'S BARでの修行から学んだこと。
それはとてもシンプルなことで、
人生のうちで何が大切で何が大切でないか。
人々が大切だと思っていることは実はそれほど大切ではないということ。
そのうちの1つが「地位や名声」は取るに足らないことだ、という事。

「だまって、ただ自分がやるべきことをやる」それが出来るのが真の男だ。

2つのトランクを持って、店の裏口に立っている土田氏を見たときに、
「この男は自分が何をすべきかを体の芯で分かっている」
とHARRY'S BARのオーナーは感じたのだそう。
そして彼を雇うのを決めた。

「コマンダンテ」の長いインタビューを観ていると、
司令官も当然のことながら、
名声や地位を得るために、発言したり行動したりしているのではなく、
「自分自身が何をすべきか」ということに突き動かされているというのを感じた。
それが英雄だから、という邪道な考えももちろんないだろう。
もしかしたら、「他人が自分をどう見ているかなど気にしたことがない」という、そんな彼の姿が人々に彼を独裁的に見せているのかもしれない。

ムーアの作品も、ストーンの本作も、「メディア」という枠の中なので、
もちろんすべてを鵜呑みには出来ない部分があることは分かっている。

「革命家」というものにいだくヒロイックな幻想を払拭させようとする、
ストーン監督の鋭い質問も多々あった。
それに答えるフィデル・カストロの姿は1人の人間らしく主観が少し挟まれていた。

鵜呑みには出来ない。

でも、人を動かす力の源がなんであるかは伝わった。
それは人々が指導者に求めていることであり、
実際にその芯をその人物の中に認めた時に、人はついていくのだと思う。


映画の最後に、ベンジャミン・フランクリンの言葉が引用された。
「一時の安全のために自由を放棄する者は、そのどちらも得ることが出来ない」

革命の基本かもしれない。

「人生とは思想と価値観を学ぶこと」と司令官は言っていたが、
それには少し賛同する。
自分自身の価値観を時間を無駄にせず獲得していくこと。


はぁー長くなってしまった

私的に思うこと。
女の私からすれば、エルネスト・ゲバラもフィデル・カストロも、
まったくもって家庭的ではないけれど、
指導者とはそんなものかも。
これも価値観の1つ。

以前、ブログにも書いたけれど、キューバの有機農法に興味があるし、
オバマ政権のうちに一度はキューバに行ってみたいな〜


「コマンダンテ」
原題「COMANDANTE」
2003年アメリカ・スペイン
オリヴァー・ストーン監督作品





*下記アドレスにて
オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。
http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html
 2008/11/24 10:40  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


| 次へ
プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新トラックバック
更新順ブログ一覧

http://apalog.com/seri-emi/index1_0.rdf
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード

当ブログ内の全ての文章・画像・映像の無断転載・転用を禁止します。