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マドンナ
 2008年3月10日、マドンナがロックの殿堂入りを果たした。その授賞式でマドンナが着用していたのは2008年春夏のシャネル。このルックは、ショーではモデルがメガネをかけ知的な女性のドレスアップスタイル、もしくはヴィクター&ロルフ風揶揄といった感じで、私的には印象に残っていたルックだった。金髪でグラマラスなマドンナが着てもドレスが持つ本来の清楚な印象はキープ!この手の場所でマドンナがシャネルを着るのはもしかして初めて?!

写真:「gooニュース」「style.com」より抜粋
 2008/03/19 03:38  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


そろそろトレンド解析?!
先月末でパリコレクションも終わり、今シーズンのトレンドが出そろったところですが、前春夏シーズンから某企業のためにトレンド解析を行っていたので、こちらでもやってみたいと思います。ランウェイで発表されたコレクションから目立ったラインや色柄などを解析し、その先にある市場にマッチしてくるトレンドを分析します。
 先シーズンとはうって変わって華やかなプリント柄がほとんど見られなくなり、カラーもダークトレンド。シェイプは、コクーンやエッグなど丸みを帯びたスタイルが多くみられた。


 「リック・オウエンス」や「アレキサンダー・マックィーン」に代表されるゴスやパンクのムードが目立ったが、私的には「A.Fヴァンデヴォースト」「ヴァレンシアガ」に多く見られたクラシカルフューチャーやソフトプロテクションあたりのラインに注目したい。

 デザイン的にウェラブルでワクワク度満点なのは圧倒的にニューヨーク!!
すでに不動の人気を博している「3.1フィリップリ・リム」、回を重ねるごとに存在感を増す「アレキサンダー・ワン」、挑発的で洗練されたラインの「プロエンザ・スクーラー」、女の子の心を掴んでいる「ロダルテ」、もちろん大御所の「マーク・ジェイコブズ」も忘れてはならない。
 他、ヨーロッパブランドとしては、ウェラブルでありつつラグジュアリー感たっぷりで消費者の心を揺さぶるなーと思うのは「ステラ・マッカートニー」「ランバン」「バレンティノ」「ジバンシィ」「ボッテガ・ヴェネタ」「ジル・サンダー」「ヴェルサーチ」「フェラガモ」「シャネル」「ディオール」。
 ダークムードの今シーズンだが、「ヴァレンティノ」や「ロダルテ」はその闇の中に咲く花のように可憐で美しい色合いを見せた。
 そして、前シーズンの「星」のように私が注目しているアイテムは「リボン」。「ランバン」「ヴァンレンティノ」などにも多用されていて、デザインの一部としてもアクセとしても活躍しそう。素材によっては可愛すぎない合わせ方も可能だ。

 ここまで一通り書いてきましたが、コクーンなどのビッグシルエットは実は上級者向き。日本の女の子はまだまだフィット感を追求しています。そこで、私も着たいと思うシルエットを次回ご紹介したいと思います。

 マーケットにおけるトレンド分析で私が重要視しているのは、女の子の種類。私はいつも大きく分けて2種類の女の子に分けます。年齢は問いません。
 1種類目は、男性目線も大切にし、女性らしさや女の子の可愛らしさ、誰の中にも少しはある女心に比較的忠実に洋服をチョイスする女性。
 2種類目は、自分の個性をもっとも大切にし、トレンドに敏感でファッションを愛する自立型の女性。
 マーケット的には、85%:15%の比率で上記女性の分布が分けられると思います。
次回は、その2種類の女性それぞれに提案するトレンドをピックアップしたいと思います。お楽しみに!

写真:style.comより抜粋
 2008/03/19 02:02  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


DAKS にちょっと注目!
東京コレクションもほぼ終了し、全てのトレンドが出揃いました。

トレンドに関しては、色、形、キーワード等々、また別にアップしたいと思いますが、最近私の胸をざわつかせる事と言えば、『DAKS』です。
展示会の時にコレクションの一部に袖を通したのですが、その時、今私が求めているフィーリングがそこには感じられました。
英国トラッドとハウスチェックというイメージしか無かっただけに、そこに感じたフィーリングは新鮮でした。
そうなってくると、伝統的なブランドだけに「品格」という部分では安心!そこにシャープで洗練された革新性が加わったとなれば着ていく幅がかなり広がる。
しかも、この秋冬からはジャイルズ・ディーコンがデザインしたラインに切り替わるので、「それは変わって当然だ」と納得。
伝統的なスピリットを残しつつ、品が良く洗練されたスタイルは正に今の大人の女性が求めているものだと思う。
<
<写真:DAKS08-09秋冬広告ビジュアルより>
 2008/03/17 15:16  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


蝶の不思議
「世界不思議発見」を見ました。この週の特集は「北米4000キロを旅する蝶」。ほぼ毎週番組を見てますが、この特集にはとっても興味を持ちました。メキシコに越冬に来る蝶がいる。この蝶は冬はメキシコで過ごし、3世代かけて北米各地へと散っていき、4代目で一気にメキシコに戻ってくるのです。そして樅の木に鈴なりになって羽を休め、交尾し雌だけが再び北米各地へと旅立っていきます。

この、3世代というのに驚きました。私達人は、主に自分が経験したことを元に記憶を形成していますが、祖先の知恵や経験がDNAに刻まれていることも実はどこかで知っています。でもこの蝶は、1つのルートを3世代かけて飛行するのです。それも彼らのDNAに刻まれているからなのでしょうが、このことが人に当たり前に置き換えられないのは何故だろう?と思いました。
この蝶を研究する人々にとっては、「DNAの記憶」はもはや神秘ではなく、目に見えないけれど私達人でさえも当たり前のように持っている能力なのです。人間は進化の袋小路に入ったと言われて久しいですが、この科学や文化が発達した今だからこそ、私達を取り囲んでいる自然からもっともっと多くを学ぶ時なのかもしれません。
 人間よりも遙かに小さいこの生き物が、4000キロも飛行出来る事実に着目してエネルギー効率を研究している人もいます。体の約2倍の蜜で4000キロを飛んでいるそう。驚くべき力です。
 他にもモルフォ蝶のあの鮮やかな青は、いわゆる色素ではなく構造からなる色ということに着目し、同じ構造の繊維を作りその構造に光が入り込むことによって発色する繊維を帝人ファイバーが開発したそう。ミクロの研究が進み、様々な自然の形態が私達の生活に応用出来るようです。

 思えば、液晶などすでに当たり前となってしまった技術を思い浮かべてみても、昔から人は自然の叡智を手にしてきたけれど、科学がそれを利用して初めて認識する傾向にあるようです。
 けれど、私は一昨年南米ペルーを旅したときに、山中での道しるべは、どこからともなく舞ってきた蝶でした。彼らが飛んでいく方向を頼りに道を進んだ経験があり、その時は頭ではなく何か自分の中に眠っている別の能力と蝶とのコミュニケーションだった気がします。ペルーにいた間は天体の動きにも敏感でした。自然の流れを感じて生きる、それは私にとって今もっとも重要なこと。
 ただ世界の遺産を見るよりも、これから起こることを予見させるような今回の「世界不思議発見」面白かったです
 2008/03/12 10:41  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


サンタ・マリア・ノヴェッラ
 今日は原田佳奈ちゃん出演「3つのたまご」収録のためにNHKに行きました。衣装協力は株式会社ポイント様。毎週この番組のために衣装を貸してくださってます。どうもありがとうございます。
 佳奈ちゃんと初めてあったのはもう2年くらい前になりますが、佳奈ちゃんの舞台での演技を見たのはつい去年のことです。その時何か強く惹かれるものが彼女の中にはあり、以来担当させていただいてます。自然体でありながら意思が強く、賢く物覚えが早い。ついでにファッションへの要望も私の好みとかけ離れていなく、TV業界慣れしていない私も彼女とのお仕事はとてもやりやすいです。
 そんな佳奈ちゃんから今日は、来週が私のお誕生日であるということで素敵なプレゼントを頂きました
頂いたのは、イタリア「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のバスソルト。起源1221年に遡る、もともとはドミニコ修道会士達によって作られたこの薬局の創業は1612年。フィレンツェ周辺の丘で取れるハーブを原料としているそう(この辺の蘊蓄も私にはなにげにツボです)。バスソルトは、このザクロの香り一種類で、蓋を開ける前からその芳香が漂い心地よい。
いつもジュリークのバスソルトを使っているのですが、去年でバスソルトが製造されなくなり、今のが無くなったら次はどのブランドにしようかなと、丁度考えていたところだったのです。ノヴェッラのバスソルトは毎日毎日使用するのはもったいない値段なので、他のバスソルトをベーシックに、こちらのザクロは特別リラックスしたいときに使用することに決定!佳奈ちゃんありがとう!



原田佳奈さん公式サイト
http://www.nizoo.com/shukatsu/
 2008/03/06 19:36  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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