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愛しのトマトと夏野菜たち



今年の初夏が涼しすぎて、
在来種トマトの育苗が危うく失敗に終わりかけたのですが、
なんとか6品種サバイブし、遅まきながら順調に成長中です。

土作りと仕立て間違いのダブルミステイクで、
去年と一昨年は不作に終わりました。

種の更新の為になんとしても成功させなければならない今年は、
毎日きちんとトマトを観察して、
例え花芽がついていても脇芽はすべてこまめに取り除き、
最初の頃に出現する分岐枝も花房3つで摘心、
あとはひたすら主幹1本仕立てになるように茎止めクリップを使って誘導しています。

きちん仕立てれば、トマトは円錐形の美しい樹形をしていて、
そして実は規則正しく同じ側にだけ花芽がつくという、
構造物としてとても興味深い野菜です。



トマト6品種のうちの1つに、
タンブラー・トムという小さい黄色い実をつける品種があるのですが、
この品種は「芯止まり性」と言って、
第2花房よりも上にはほとんど花房をつけません。

なのでこの品種の場合、脇芽が重要な役割を果たします。
主幹に第2花房が出たら上の葉2枚を残して摘心し、
第一花房のすぐ下の脇芽を次の主幹として伸ばします。

そしてまた第2花房の上の葉2枚で摘心し、
第一花房の下の脇芽を次の主幹とする、
というのを繰り返します。

私はこの「芯止まり性」トマトの性質を知らなかったので、
去年は主幹も脇芽も伸び放題の割りには花房が少ない、
という手痛い失敗をしました。

芯止まり性の品種かどうか確かめる方法は、
花房と花房の間の葉の数で分かります。
芯止まり性ではない品種は花房と花房の間に本葉が3枚ありますが、
芯止まり性の品種は本葉が1枚しかありません。

そしてタンブラー・トムは芯止まり性の品種でした。

なので第一花房の下の脇芽を取ってしまわないように注意し、
連続摘心により主幹をその脇芽に入れ替えながら育てています。

その甲斐あってかこちらも美しく成長中です



トウモロコシも昨年はさんざんで、
追肥&土寄せも適当なら収穫のタイミングも逃しまくりで、
ぜんぜん甘くて美味しいトウモロコシにありつけませんでした。

なのでこちらももろもろ一から調べ直し、丁寧に向き合ってみました。
今年は種蒔きを、ポットによる「育苗」と「直播き」の2段階に分け、
育苗と直播きのタイミングを1ヶ月ずらし、
収穫を長く楽しめるようにしてみました。

育苗したほうは、雄穂が顔を出し始めました。


そしてキュウリ!
こちらも昨年キュウリが採れたことは採れたのですが、
生育期初期に、地面から30cm以内の雌花と子づるの除去をしなかったので、
成長がすごく遅かったり、せっかく伸びたのに親づるの摘心をしなかったので、
おかげで子づるが育たず結果収穫量の大幅減となりました。

これもまたいろいろ調べ直し、
今年は、親づるの摘心をしない、
「つるおろし」という支柱1本仕立てに挑戦することにしました。

きゅうりは下段から実をつけはじめ、
上段の実がなる頃には下段の葉が枯れ始めます。
枯れた下葉を摘葉して弦を下げ、上部の弦を伸ばし続け収穫期間を長くする方法です。

さてうまくいくかな??(あ!まだ雌花除去してない!)


そして最初の1回目以外3年連続で失敗している枝豆。。。
こちらもいろいろ調べたのですが、土作りがダメだったのか、
直播きがダメだったのか、育苗が早すぎたのか、
はたまた種がダメだったのか、
原因が複合的すぎてハッキリしないのですが、
思い当たる点はすべて改善し、今年もチャレンジしました!

でも枝豆栽培で明らかに間違っていたことは、
節(枝数)を増やすための摘心をしなかったこと。
枝豆のサヤがつくのは葉や枝の付け根である節の部分。
なので本葉5枚が展開する頃に頂芽を摘み取り、
養分を側枝を伸ばすほうに回し、節を増やすそうです。

あと一カ所に2本植えるほうが育つという説明と、
種蒔きは3粒で苗が育ったら1本立ちにするという説明とあり、
どちらにするか迷ったのですが、
風が強い日など2本立ちのほうが倒壊しにくそうなので、
今年は一カ所2本立ちでやってみることにしました。



この愛情が実って美味しい夏野菜が食べられることを祈ります
 2017/11/30 16:33  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


シラーのゴブレット仕立て



いよいよ安定した暖かさになり、
ブドウのシュートもどんどん伸びています。

3週間に1度シラーの畑に行き、
伸び放題になったシュートをヒモでまとめています。

上の写真のようにジャングル状態の子を、
下の写真のようにまとめていきます。



この「ゴブレット仕立て」は私は初めて扱うので、
最初どこを縛って良いのか分からなかったけれど、
100本くらいやったらだんだんコツを掴み、
ゴブレット仕立てのイメージを頭で描けるようになりました。

グイヨ仕立てと違ってお日様があたりにくい部分が出来るので、
株元にはオイスターシェルを敷き詰めその反射を利用して光を当てます。

とっても狭いスペースなのにそこには800本ものシラーが植えられています。

うちに植えたブドウの木もこのゴブレット方式を採用しているので、
これからどういう作業をしていくのか楽しみです。

 2017/11/23 07:02  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


フレッシュ・カモマイル・ティー


今年はカモマイルの花がたくさん咲いています。

こぼれ種でどんどん増えるとどこかに書いてあったので、
最初は適当に種を蒔いて放置していたのですが、
どうも周囲の雑草のほうが強いようで発芽しても育ちませんでした。

今年の春にきちんとハーブ・ガーデンを作り、
そこに高さ10cmほど成長している苗を植えました。
一番弱い発芽したての時から高さ10cmくらいまでの間しっかりと面倒を見れば、その後はどの雑草にも負けないくらい勢いまして育つようです。

カモマイル・ティーが好きな私は、
自分の庭で採れた生のカモマイルでお茶を飲むのが小さな憧れでした。

お休みの朝はこの花を摘んで洗いティーポットへ。



一緒に育てているスペアミントとパイナップルミントも混ぜてみました。

今週に入ってやっと天気が安定してきたようで、
デッキに続く窓をいっぱいに開けて11月の爽やかな風を感じています。

アーモンドの木に葉っぱを食べにやってくるケレル(ネイティブ・ピジョン)の姿をボンヤリ眺めながら飲むお茶は格別に美味しいです


 2017/11/16 05:46  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


育苗用LEDライト



日本の4月と5月に相当する9月と10月は、
春と初夏にあたり、三寒四温も過ぎいよいよ安定して暖かくなり始める頃。

それなのに!
暖かい日もあったにはあったのですが、
なにせほとんどが曇りかにわか雨で、
晴天の日がほぼありませんでした。

私は種から野菜を育てているので、
トマトやナス、パプリカなどは8月中旬には種まきをします。
ところが、大きく成長するはずの9月10月の日照量が足りず、
日照要求が大きいこれら野菜がほとんど大きくならず冬眠状態。。。

10月の末になっても本葉2枚のままだったり、
トマトなどは二葉も最初の本葉もバンザイしたように上向きに閉じてしまい、
葉の色も黄緑で弱々しく、そこから1mmも成長しませんでした。

私の持っているトマトの種は在来種で苗も種もとっても入手しずらい。
焦った私は初めてグロウ・ライト(Glow light)を買いました。
育苗用のLEDライトで、光源にはいろいろな色があるのですが、
私が買ったのは、日照要求の高いトマトや茄子が育つ、
赤と青の紫外線を出すタイプです。



苗を販売するようなプロの会社は、
育苗は自然の天候に任せずこのような人工の光を使っているのかもしれません。

でもそれも当然、グロウ・ライトの効果は抜群で、
3ヶ月前に種を蒔いて育てたトマトと、
わずか3週間でほぼ同じ大きさまで育ち、
緑の濃さも葉の太さも段違いです。
(緊急なので24時間照射しました)

(左:3ヶ月前種蒔き/右:3週間前種蒔き)

これならあと2〜3週間で植え付けが出来そうです。
ほんとならもう実を付け始める頃なのに(哀)
写真などの過去の記録を見てみると、
9月下旬から10月中旬には30cm以上伸びた立派なトマト苗の姿が・・・。

来年は確実性を増すために、
2月中旬の種まきからこのグロウ・ライトと、
グロウ・ボックス(育苗箱)を使って苗を育てることにしました。

自然環境の変化、手強いです。
 2017/11/12 07:08  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


柿の花


伊豆柿の花が咲きました。
わたくし、柿の花を見るのは実は初めてです。

桃栗三年柿八年、ということわざ?があるので、
木が大きく成長するまでは柿は食べられないのだろうなぁ、
と思っていたのですが、
新芽が勢いよく成長してきたので、先日よくよく若い枝を観察していると、
緑の固い何かがところどころに見え、額の部分が柿のヘタにソックリ!

ひょっとして結果花?!と急に期待に胸を膨らませました。

そして今日、開花している花を発見!
急いでネットで自家受粉するのかどうか調べました。
情報が多く複雑で結局よくわからなかったのですが、
最初にこの木を買う時に、
Self-Pollination と言われた気がするので、
結実すれば成功ということで楽しみに待つことにしました。

リンゴの木を買う時も言われたのですが、
とにかく周りに虫が好きな花が咲く木か植物を植えて、
というアドバイスを受けました。

この木を植えてから3年目で、まだ樹高は120cmくらいです。
昨年までは1本の棒みたいだったのに、
急に果樹っぽくなってきたこの子、次のステージに入ったようです

何かを育てる楽しみはやはり、
開花を見る&果実を得ることだと思います。

他の果樹も同じく3年目〜4年目を迎えます。
私の不毛に見えた何も成らない数年間の果樹栽培、
ついにトンネルを1つ抜けるように感じます。


 2017/11/02 09:58  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
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