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モードの最高峰


パリのオート・クチュールが昨日で終了。
すっかりクチュールメゾンが減ってしまったが、
ため息が出るようなハンドメイドテクニックを駆使したドレスがそこにはあった。

一番のお気に入りはなんといっても「シャネル」
「いまだかつて黒を使わなかったコレクションは無かった」と、
カール様がおっしゃっているとおり、
黒を排し、白とパステルとシルバーの世界が広がっていた。
ロココヒールのシルバーのブーティを合わせたルック達は、
スペースエイジのロマンティシズムを漂わせる。
コントラストの効いたさすがのマッチングで言葉もない。

シャネルはヘア&メイク共に美しかったが、
他のメゾンには、ちょい不気味なメイクが多かった気がする。
だからついでに服もティム・バートンの映画の衣装のようにも見えたり。。

ジャン・ポール・ゴルチエはエスニック&ジャングルなイメージに見えた。
アルマーニ・プリヴェは、「月」がテーマということで、
つるんとした月の表面(実際はでこぼこだけどね)を彷彿させる。
静謐な感じは月そのもの。

オートクチュールはやっぱり華やかであってほしいし、
それをこちらも期待してしまう。
これらをオーダー出来、そして着こなす、
憧れてしまう究極の女性がもっと増えて欲しいと思うし、
女性ならばそれを夢見てほしいと願う。
どこに着ていくの?なんてのはもはや愚問である、
それが真のラグジュアリーだと思う。
実は世間の目にあまり触れることのない雲の上の人々のように、
オートクチュールもまた、
「簡単に手に入らない」という領域を守り続けほしいものだ。
ラグジュアリーファッションにおける最後の砦。


from CHANEL


from DIOR


from J.P.G


from GIVENCHY


from ARMANI PRIVE



*写真はすべてstyle.comより
 2010/01/29 01:51  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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