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そろそろトレンド解析?!
先月末でパリコレクションも終わり、今シーズンのトレンドが出そろったところですが、前春夏シーズンから某企業のためにトレンド解析を行っていたので、こちらでもやってみたいと思います。ランウェイで発表されたコレクションから目立ったラインや色柄などを解析し、その先にある市場にマッチしてくるトレンドを分析します。
 先シーズンとはうって変わって華やかなプリント柄がほとんど見られなくなり、カラーもダークトレンド。シェイプは、コクーンやエッグなど丸みを帯びたスタイルが多くみられた。


 「リック・オウエンス」や「アレキサンダー・マックィーン」に代表されるゴスやパンクのムードが目立ったが、私的には「A.Fヴァンデヴォースト」「ヴァレンシアガ」に多く見られたクラシカルフューチャーやソフトプロテクションあたりのラインに注目したい。

 デザイン的にウェラブルでワクワク度満点なのは圧倒的にニューヨーク!!
すでに不動の人気を博している「3.1フィリップリ・リム」、回を重ねるごとに存在感を増す「アレキサンダー・ワン」、挑発的で洗練されたラインの「プロエンザ・スクーラー」、女の子の心を掴んでいる「ロダルテ」、もちろん大御所の「マーク・ジェイコブズ」も忘れてはならない。
 他、ヨーロッパブランドとしては、ウェラブルでありつつラグジュアリー感たっぷりで消費者の心を揺さぶるなーと思うのは「ステラ・マッカートニー」「ランバン」「バレンティノ」「ジバンシィ」「ボッテガ・ヴェネタ」「ジル・サンダー」「ヴェルサーチ」「フェラガモ」「シャネル」「ディオール」。
 ダークムードの今シーズンだが、「ヴァレンティノ」や「ロダルテ」はその闇の中に咲く花のように可憐で美しい色合いを見せた。
 そして、前シーズンの「星」のように私が注目しているアイテムは「リボン」。「ランバン」「ヴァンレンティノ」などにも多用されていて、デザインの一部としてもアクセとしても活躍しそう。素材によっては可愛すぎない合わせ方も可能だ。

 ここまで一通り書いてきましたが、コクーンなどのビッグシルエットは実は上級者向き。日本の女の子はまだまだフィット感を追求しています。そこで、私も着たいと思うシルエットを次回ご紹介したいと思います。

 マーケットにおけるトレンド分析で私が重要視しているのは、女の子の種類。私はいつも大きく分けて2種類の女の子に分けます。年齢は問いません。
 1種類目は、男性目線も大切にし、女性らしさや女の子の可愛らしさ、誰の中にも少しはある女心に比較的忠実に洋服をチョイスする女性。
 2種類目は、自分の個性をもっとも大切にし、トレンドに敏感でファッションを愛する自立型の女性。
 マーケット的には、85%:15%の比率で上記女性の分布が分けられると思います。
次回は、その2種類の女性それぞれに提案するトレンドをピックアップしたいと思います。お楽しみに!

写真:style.comより抜粋
 2008/03/19 02:02  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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