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「高松塚古墳」がよみがえった!



また良い番組をwowowで見てしまいました〜

「体感型復元ミステリー 美術のゲノム〜二の巻〜」

この番組、デジタル技術で美術作品が誕生した時代の色彩に復元。
レプリカを作成し当時の目線で鑑賞するというもの。

狩野永徳の檜図屏風が元は襖だったということで、
色彩と形状を復元し、レプリカを鑑賞したり、
彩色がほとんど滑落した仏教立像の彩色を再現したり、
と興味深い内容。

でも!
もっとも感動したのは、
「高松塚古墳」の再現です!

みなさんも記憶にあると思いますが、
2004年に、この古墳の壁画が、雨の浸食やカビの被害に遭い、
変色・退色していることが明らかになりました。
現在解体修復中の高松塚古墳。

発見から30年経った今、
発掘されるまでは保たれていた文化遺産を私達は失いかけている。




番組の案内役である、いとうせいこうさんは、
この高松塚古墳への思い入れが強く、
(壁画がカビ始めてから日本がダメになったんじゃないかと言うくらい!)
デジタル復元師・小林泰三により、
小さな宇宙である石室が再現!!

東西の白虎と青龍、背後の玄武、
男子群像、女子群像、天井の星座、
全てが白い漆喰の上に鮮やかに再現され、
絵師の被葬者への思いがありありと感じられるのです。

レプリカは展開図〜石室形へと変形可能に作られ、
出演者は全員、滑車に横たわり石室へと入る体感をした。

いとうせいこうさんの心の震えが画面を通しても伝わって、
思わず私も、「入りたい!」

もう、その光景をお見せ出来ないのが心惜しいです。

wowowさんは、
このレプリカを奈良県に寄贈し、
高松塚古墳を訪れる人々に体感する機会を与えるべきだと思います。

この石室の何が特別かというと、
再現してみて小林さんが感じたことは、
墓なのに重苦しくないこと、従者と主人の関係がとても親しかったこと、
男子像はあとから来る女子像を立ち止まって待っていること、
東西の白虎と青龍は、昇天を意味する配置ではなく、
被葬者の足元方向に向いていて、
まるで散歩にでも誘っているような意味が込められていること、

以上のことから、
この石室の被葬者は周囲の者全てに愛された陽気な人物であったことが想像出来る。


たまたまひねったチャンネルだけれど、
見られて良かった〜〜。

ぜひぜひ、あのレプリカをみんなが体感出来るようにしていただきたいです
wowowさんお願いします


ちなみに、小林さんのブログはこのような話が満載なので、
興味深いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/dqwfc557/folder/350971.html?m=lc&p=13
 2009/05/30 11:03  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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