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![]() 単純な私は、健康ライフを突き進んでいます ![]() そして、当たり前なのですが「食品」に行き着きました。 食べるものが体をつくり、 今の体の状態は自分自身の選択の結果だからです。 かなり前から有機的な食品にこだわってきていましたが、 スーパーで「有機栽培」と書かれていても、 その表記に対してのスーパーの責任が不透明だったので、 なんとなく足踏みしていました。 それでもって「土」と「有機栽培」にこだわって30年以上の歴史を持つ、 「大地を守る会」に参加してみることにしました。 なんでも疑ってみるの心、の私は、 どこまでどうなのか、と思いつつ体験コースを申し込みました。 商品カタログと一緒に、写真の「大地を守る手帖」という、 可愛らしい本がついていました。 そこには、 「なぜ、私たちは有機的なものを食べなければならないのか」という、 福岡伸一氏の文章が冒頭に寄せられていました。 「食品ではない食品を食べている現代社会」 それは、生産のプロセスの見えない、いわゆる「練りもの」として例えられる。 例えばハンバーガーのような均一な大量生産された食べ物のようなもの。 どこの牛のどの部分の肉がどのような行程を経て私達の口に届くのか、 私達消費者にはわからない。 問題はそのプロセスが見えないということ。 それは昨今のサブプライム問題の一因とも言える。 そんな切り口から始まって、 「生命は食べものの分子と絶え間ない交換を行っている」として、 食べものをカロリーだけで見るというやり方を問題指摘している。 私たちの体を作っている分子と食べものの分子との、 絶え間ない交換を経て、壊し、合成し、分解され、 そうやって私達は生命をつないでいる。 すべての秩序あるものは壊れる、という宇宙の大原則があり、 そのエントロピー増大の法則が襲いかかってくるよりも早く分解し、 作り替えるという、自転車操業を永遠に繰り返すことによって、 生命の秩序を維持する方法を選んだ、それが私たち。 そしてそんな生命をつなぐ材料は、すべて食べものからやってくる。 だから食べるという行為の意味は、 単にカロリーを摂取するのではなく、身体の分子の流れを止めないということ。 食べるという行為を、 単なるカロリー摂取としてとらえるのではなく、 他の生物、しいては地球環境と分子を交換しているということを知る。 みんなが食べものにこだわれば、 大地を農薬汚染から救うことになる。 コストを安くするために大量生産をすると、 それには大量の農薬が必要で、その結果地球や人間の身体が疲弊していく。 人の身体に繋がることをきちんと考えた、 農業や、漁業、林業、畜産業など、 日本の一次産業が守れれば、日本の自然も守れる。 自然を守るということが、その中で暮らす生命にすべて還ってくるという循環を忘れてはならない。 日本の一次産業が健全に豊になって、 食料自給率が100%になる日を「大地を守る会」は夢見ている。 というわけで、出来ることから始めたいと思います。 自然環境にも自分の身体にも良い、オーガニック・ライフを少しずつ。 コストが高いから食品選びも真剣です。 きちんと最後まで使えるように、自分の1週間の自炊可能なスケジュールとにらめっこしながらメニューを考えて注文。 腐らせないで大切に使いますよ。 防腐剤も入っていない子たちですからね。 朝のウォーキング生活とともに、 こちらも持続出来るよう楽しくチャレンジしていきたいです ![]() *本文の一部は「大地を守る手帖」から抜粋させていただきました。 「大地を守る手帖」築地書館/ISBN978-4-8067-1373-9/\900-(税抜) 「週刊ハタラキング」取材記事掲載中。 http://www.nhk.or.jp/hataraking/buchake/buchi20_090120_01.html オリンパスのデジタルカメラ「μ1050SW」の取材記事掲載中。 http://www.veritacafe.com/item/081029/vol01.html |