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穴に落ちていた雛を保護



2週間ほど前からヴィンヤードでは新しい苗の植え付けが始まっています。
苗を植え付けるために深さ40cmの縦穴を掘るのですが、
その私たちが掘った穴にダックリングが落ちているのを見つけました。



最近は雨が多いので前日に掘った穴に水がたまりやすく、
その雨水をかき出しながら作業をしています。

雨水が満タンであればダックリングも出られたのでしょうが、
その日は雨から2日目でだいぶ水位が低くなっていました。

ダックリングは長時間水に浸かっていると低体温で死んでしまいます。
私が穴の中で見つけた時にもほとんど元気がなかったので、
すぐに懐に入れて温めました。

1日100本近く植え付けをするので、
ダックリングが胸元にいるとどうしても作業スピードが落ちてしまいます。
マフラーでベッドを作りエコバッグの中に入れておきました。

数時間経つと脱走を試みるぐらい元気になり、
太陽の力も強くなってきたので、
ダックリングが動き回れかつ脱走できない入れ物に移しました。



幸い掘り出した土の中に餌となるミミズが山のようにいたので、
5〜6匹捕まえては入れ物に入れると、
ダックリングはどんどんたいらげ、お腹がいっぱいになると眠りました。

入れ物にジャケットをかぶせ、
日陰と日向を作り、入れ物に水を入れ少し斜めにして乾いたエリアと水が溜まっているエリアを作り、ダックリングが体温に合わせて場所を選べるようにしてあげました。
(ダックは餌を食べる時に水が不可欠なのです)

そうして私たちはママダックが再び通りかかるのを待ちながら作業していたのですが、その日は快晴で太陽の力が強かったので、私たちの作業が終了するまでには現れませんでした。

うちにはダックリングを育てる環境が整っていたのでそのダックリングを連れて帰ろうと思っていたのですが、一緒に働いている男の子(16歳!)が育てたいと言うので彼に任せました。

その日実はもうひとつ不思議なことがあり、
ダックリングを見つけてから数時間後、
旦那さんからメッセージが入り、
「どこからかダックが4羽飛んできて庭に滞在している」というのです!

<↓ 旦那さんから送られてきた写真。なぜか玄関で休憩中の彼ら>


私が帰宅した時にはもう居なかったのですが、
どうも近くで夜を過ごしたらしく、
翌日もまたどこからか現れました。



まだ鳴き声がピヨピヨ言っているので、
生後1ヶ月半くらいの若いダックたちらしく、
まだちゃんと飛べないようでした。
しかも、この子達も相当小さいときに人間に救出され育てられたらしく、
妙に人間になついているダックたちでした。



私的にはずっと居てもらっても構わなかったのですが、
我が家のダックたちがたまに威嚇攻撃をされるのと、
彼らと違ってうちの子達は飛べないので、
逃げ惑う際に怪我をしたりすると困るので、
彼らに餌をあげ、プールで遊ばせてあげ、
それからダックやニワトリが沢山いるスポーツパークに置いてきました。

野生のダックとのコミュニケーションが妙に濃密な2日間でした。
小さい頃からこういう幸せなハプニングに憧れていたので、
ついにうちにも野生のダックが遊びに来てくれた〜!
と嬉しかったです。

これから1月過ぎくらいまでダックリングの季節は続きます。
また救出するようなことがあるかもしれません

 2017/10/08 03:03  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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