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ゴブレット仕立て



先週、すべてのブドウの剪定&誘引作業が終わりました。

新しく管理を始めたヴィンヤードに、
ちょっと珍しいスタイルの仕立てがありました。

「ゴブレット」という仕立て方で、
まさにゴブレット(酒杯)のような形に樹形を整えます。

古くからある仕立て方で、
狭い場所に沢山のブドウの木を植えたい時に採用する方法のようです。
山間部にあるブドウ畑などはこの様式を多く取り入れたそうです。

幹の高さは低く、
前年枝から3〜4つのスパー(短梢)を残します。
それぞれのスパーには2つの新芽があり、
それが伸びて6本〜8本プラス、クラウン(幹のトップ)から数本、
合計で10本前後の結果枝を育てることが出来ます。



このヴィンヤードでは4つのスパーを基本としていましたが、
今年からは3つにすることにしました。
それのほうが栄養がより多く行き渡るからです。

このゴブレット方式は、
丈夫な支柱が真ん中にさしてあり、
結果枝が伸びてきたらヒモで縛ってまとめていきます。
下部が膨らみ、上の方で閉じている形がゴブレットに似ているため、
そう呼ばれるようになったそうです。

この畑のゴブレットはすべてシラー品種です。

ゴブレット様式はジャングルのように密集していて、
中まで光が差し込みにくくなります。
そのため、地面にオイスターシェルを敷き詰めて、
その反射を利用して下からレフ板のように光を木に当てています。

真夏の太陽が照りつけると、
雪山の斜面にいるようにまぶしいそうです。

私はこの仕立て方に興味が湧きました。
ちょうどシラーの苗木を戴いたので、
このやり方で植えようと思います

(↓剪定後のシラーたち)


 2017/08/26 16:45  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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