« ワイヘキサーフィン | Main | 海のF1 »
24年ものの白ワイン


昨夜飲んだワインの中に、
1993年ヴィンテージのシャルドネがあった。

古いワイン、特に白ワインの古いヴィンテージを飲むのは賭けである。
赤ワインと違って、早く発酵が終わってしまうし、
あまり瓶熟成をさせたりしない。

ボトリングされてから1〜2年以内に飲むほうが無難。

けれど、糖度が高く凝縮されたブドウを使い、
しっかりとしたボディのワインであれば、
寝かしてその変化した味や香りを楽しむという飲み方が出来る。

私が飲んだニュージーランドの白ウィンで一番古かったのは、
2008年ヴィンテージのシャルドネ。
昨年開けたので、約8年前のもの。
これがせいぜいだったけれど、昨夜飲んだのは1993年!
正直24年も取っておけることにも驚いたけれど、
その時を超えたワインを飲める幸せにワクワクした。

クメウ・リヴァー シャルドネ1993


西オークランドにあるクメウ地方は、
クメウに行ったらシャルドネを飲め、というぐらい、
シャルドネの産地として有名なところ。

中でも、クメウ・リヴァーというヴィンヤードは特に名高い。
そのクメウ・リヴァーのシャルドネの93年ものとなると、
期待に胸が膨らむのも当たり前。

コルクはかなり古くなっているので、
オープナーで開ける際に壊れてしまう可能性がある。
真っ直ぐ上にゆっくり引き抜かないとコルクにストレスがかかる。

24年ぶりに空気に触れたシャルドネは琥珀色の飲み物になっていた。
(グラスはタンタラスのシャルドネ専用グラス)


匂いも味も最初は眠っていてオフしていると想像していたけれど、
想像に反して、それはフルーティでフレッシュにさえ感じた。
まだまだ寝ていられたんだけどな、というワインの声が聞こえた気がする。

24年の時を経ただけのことはあるまろやかな口当たり、
濃厚で甘みと酸味のバランスが取れた素晴らしいシャルドネだった。
私は飲むの遅いので、グラスには3時間後まで残っていたけれど、
その3時間の間にもワインはグラスの中で変化し続け、
最後の1滴まで私を楽しませてくれた。

こんな風に人生に驚きと彩りを添えてくれるワインたち、
そしてさまざまな機会に出会える環境に感謝。

 2017/06/25 06:53  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://apalog.com/seri-emi/tb_ping/2355



プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新トラックバック
更新順ブログ一覧

http://apalog.com/seri-emi/index1_0.rdf
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード

当ブログ内の全ての文章・画像・映像の無断転載・転用を禁止します。