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メルボルンの旅 その1



ある運命のワインを探しに、
オーストラリアのメルボルンに行ってきました。

昨年旦那さんが仕事でメルボルンに行ったときに、
たまたま近くの酒屋で買ったシラーズ。
それが私たちにとって運命の出会いともいうべきワインになったのです。

オーストラリアのバロッサ・バレーというところは、
シラーズ(シラー)の有名な生産地。
日本でもそれなりに有名なワイナリーがあると思いますが、
旦那さんが買ってきたこのワインは、
そういった名をとどろかせているワインでもなく、
誰かワインに詳しい人から教えられたわけでもない、
事前情報がまったくなく出会ったワイン。

前にもブログに書いたけれど、
人間の味覚は脳に入った情報に左右されやすい。
だから先入観無く飲んで「旨い!」と思えるワインに出会いたければ、
まだあまり聞いたことのないワインに挑戦していく必要がある。

そうして私たちに驚きと恍惚と至福をもたらしたワイン、
「クリス・リングランド・リザベーション 2012 シラーズ」に出会ったのだ。

この今まで飲んだことのないタイプのシラーズに私はすぐさまノックアウト。
今後、どのシラーやシラーズを飲んでも、
このクリス・リングランド・リザベーションを思い出すだろう。
ニュージーランド国内でも取り扱っていないか、
ネットでかなり調べたけれど、とうとう探すことが出来なかった。

私たちの中でほとんど幻のワインとなりかけた頃、
「ワインを買いにメルボルンに行く?」という話が出たのです。

メルボルンという町の評判はいろいろな人から聞いていたので、
町としても興味深く、すぐに「うん行こう!」となりました。

メルボルンに着いてまず、
例のワインが置いてあると調べてあった酒屋に直行。
その日の朝のオンライン在庫では6本あると書いてあったけれど、
1本売れて5本しかなかった。しかも2013年。



6本買うと安くなるので、
このお店の別店舗から取り寄せて貰うよう頼むも、
なんだか要領が悪い。
2013年は飲んだことがなかったので、
この日はとりあえず2013年を一本買って、
ちょっと離れているけれど、15本取り揃えている別店舗に翌日行く事に。

そしてそのワインを持って、
イタリアン・レストランが軒を連ねるライゴン・ストリートへ。
BYOW (Bring Your Own Wine)がオッケーな店を選び、
期待が膨らみすぎるこのワインをイタリアンと共に戴いたのでした。



私流に感じるこのワインの特徴は、
メープルシロップとブランデーである。
かといってワイン自体が甘いわけではない。
シラー特有のタンニンやブラック・ペッパーも感じる。
けれど、それらが強すぎず、
なんの障りもなく喉に染み渡っていくのだ。
日本のウィスキーに「響」というのがあるけれど、
まさに喉に響くワイン。

アルコール度数は16%もあるので、
あっという間に酔っぱらうが、この酔い心地の良さときたら格別だ。

さまざまな種類のフルーツの香りも漂うこのワイン、
いったいどうやったらこういう風に作れるのか本当に教えて欲しい!!!

同じクリス・リングランドでもいろいろなタイプがあり、
NZ$25前後で買えるものもある。
けれど、これはいたって普通のシラーズで値段に見合っている。
私たちが探し求めたレンジは、AU$49のもの。
今まで飲んできたNZ$100前後のシラーと比べても、
これは最高のコストパフォーマンスだ。

後々になってこの醸造家について調べてみると、
クリス・リングランドのトップレンジは、AU$300~AU$1300以上であり、
オーストラリアではトップクラスのワインメーカーとのこと。

知らなかった。
いや、知らないで良かった。
何も知らずに出会った最高のギフトだった。

トップレンジは雲の上の値段。
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 2017/05/28 13:20  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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