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仕上げの時



ヒメのしつけについて書くのは久しぶりな気がする。

今年もあと2日でおしまい。
ヒメのしつけについて振り返ってみる。

玄関を出る前にお座りしてマテ。
車に乗ったら伏せる。
オイデと言ったら来る。

これら教えておくと便利なコマンドを、
森田誠氏のしつけ法に従い、割と簡単にフードを使わずにクリア。
ボールを投げて持ってくるのも比較的簡単にクリア。

服従性もかなり身につき、
当然、要求吠えもかまってかまってアクションも無い。

と、順調なわけだけれど、
最終仕上げとしてなかなか時間がかかっているのが、
犬がたっくさん自由にしている場所、
ビーチで私から離れずにノー・リードで歩くこと。

犬種にもよるだろうけれど、
ヒメはファームドッグなので、
とにかく走り回るのが大好き。
走るスピードもかなりの速度だ。

なので、走らせるためのボール遊びはマスト。
ただ、森田誠氏によると、
主従関係が完全に出来上がるまではリードを離してのボール遊びは基本的にはしないことを勧められている。

長いリード(ロープ)をつけて好きに走り回らせるにしても限界がある。
最初の頃はそれを実践していたけれど、
超ロングリードに他の犬が絡まったりするし、
近くに木があるとグルグルになって話がややこしくなる。

なので、ボールを投げるときはリードを外している。
問題はここ。

周囲に犬が居なければヒメはボール遊びに集中しているが、
100m先に他の犬を見つけると、
弾丸のように走り出していってしまう。

犬の呼び戻しは、
犬を自由にさせていいところでは好きにさせ、
呼んだら戻ってこさせる、というのが主流。

けれど、私が目指しているのは、
そもそも飼い主から勝手に離れない犬だ。
そして、何かの理由があって”万が一”離れたとしても、
呼ばなくても戻ってくる犬。

つまり、自主的に飼い主を見失わない。
イコール、飼い主から勝手に離れないというのが原則だ。
それには、飼い主の姿を常に視界に入れているようにしつける、
リーダーウォーク・トレーニングがマストになってくる。

他の犬と走り回ることよりも、
飼い主の側にいることが何よりの幸せで、
飼い主の投げてくれるボールや木を走って取りに行って持って帰ってくるのが何よりも楽しい、そういう心理を育む、これが私の目指すところである森田誠氏のしつけ法。

それには、しつけが完了するまでは、
絶対にリードを外さないのが条件なのだけれど、
沢山走らせるのにボール遊びが必要&ロングリードは使い勝手が悪い、
ということでたまにリードを外してしまっているので、
私から離れない、というしつけに思いの外時間がかかってしまっている。

それでも、11月の半ばあたりからリーダーウォークを徹底し始めたので、
私の前に出て歩かない、常に私の位置を意識する、
ということが身につき始めた気がする。

犬を自由にさせていいところでリードをつけていると、
とにかくいろんな人がいろいろなことを言ってくる。

その余計な?アドバイスを受け入れてしまいそうになるが、
どれも今のしつけ法と矛盾してしまい、
それでは犬が混乱してしまうので、意志を強く貫こうと思う。


・初対面の人や犬に嬉しさの余り飛びつく(支配性行動の一つ)
・他の犬にロックオンすると私のことを忘れ走り去っていってしまう

この2つが改善されたら、ヒメのしつけは完了だ。

月齢を重ねていけばいずれ落ち着く、という意見も聞くが、
私は犬が自然に良い子になるのを待ったりしない。
それはしつけではない。

1歳になったら急に大人しくなる子もいれば、
3歳になっても家中を走り回って破壊を繰り返す犬もいる。
それは犬の性質にもよるだろう。

飼い主ごとにルールが違う。
何がダメで何がいいのかは家ごとに違う。
ある家ではソファに乗るのがダメでも、
ある家ではソファやベッドにも乗ることを許している。
なにがダメなのかは教えてあげなければ犬は分からない。
自然に理解することなど絶対にありえないのだ。
だから待たない。

飼い主や家ごとにルールが違うので、
どれが正しくてどれが間違っているというのはない。
その家の飼い主がルールだからだ。
もしくは犬のルールに合わせる飼い主さえもいるかも。

けれど我が家では、飼い主は「主」で犬は「従」だ。
これも教えなければ犬は絶対に理解しない。
接し方次第では、人間を従えていると勘違いする犬もいる。
要求吠えがその最たる態度の現れ。
もしも、ご飯やボール投げ、外に出せなどの要求吠えをするならば、
犬は自分が「主」だと間違いなく思っている。

群れの中のトップに立とうとする、
それは、犬の本質である。
だから何も手を打たなければ、
良くてベストフレンド、普通で自分の弟分、
悪いと家族の中で一番弱い者を下っ端扱いした態度に出てくる。

とにかく格付けをし上の方に行こうとするのは犬の本質であり、
すべての問題行動の源泉でもある。

それでも、それが好きなご主人(従者?)さまもいる。
犬の問題行動を問題と捉えず、ハッピーに暮らしていけるならそれはそれで間違ってはいない。

だから、他の家や人のしつけ方法にとやかく言うのはナンセンスだと思う。
それが分かっている人は、他人にどうこう口出しをしてこないし、
本当の意味で犬とのつき合い方を客観的な視点で見られていると思う。

ヒメのしつけはあともう少し。
もちろん自分の望み通りのしつけが出来た後も基本を崩すことはない。
そこからが始まりなのだから。

 2016/12/30 07:45  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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