« 野鳥の巣 | Main | リーフ・プラッキング »
ニワちゃんとキャラメル・ダック



チキン・グリーンが生えそろった頃、
産まれて9周目のまだピヨピヨ言っているボーイ&ガールズが我が家に到着。

本土に車で渡りドライブすること1時間半。
注文してあった2種類のニワちゃんたちをピックアップしてきた。



ビッグ・デーとなった本日。
なんだか疲れました・・・。


先々週の月曜日に野生のダックの里親になったばかりだけれど、
3日前から1羽、また1羽と飛び去っていき、
最後に残った1羽の巣立ちも時間の問題かなと思っていた。

そんな私は、ドメスティック・ダックを飼うことを決意。
(野生のダックと違って羽が退化し飛ぶことは出来ない・・)
そして、ニワトリちゃんたちと一緒に1ペアのダックを連れて帰ってきた。

私が帰るまで、野生のダックちゃんはまだいてくれるかな?
とドキドキしながら帰宅。
最後に残ったチビちゃんは、夜以外は放し飼いになっている。

果たしてチビちゃんは・・・・

なんと!ちゃんと帰りを待っていてくれました!
2羽が飛び去った後のチビちゃんは、
寂しさからか、人間の私の後をついてくるようになっていた。
だからチビちゃんへの愛着は増していたところだった。

今日連れて帰ってきたキャラメル色のダックちゃんたちに興味津々。
けれどキャラメルちゃんたちは、怖さの余り近づくチビちゃんに威嚇のポーズ。

仲良くやってくれるかな、とちょっと不安に・・・。

けれど、
生まれてから一度も泳いだ経験の無いキャラメルちゃんたちの目の前で、
華麗な泳ぎと羽ばたきを披露したチビちゃんは、
2度と威嚇されることはなかった。
むしろ尊敬されているのか、
水から上がった後の羽の毛づくろいなど、
キャラメルちゃんたちはチビちゃんのやることを見よう見まねで真似ていた。



あ〜、よかった。

安心したのもつかの間、問題が一つあった。
チビちゃんは多少飛べるようになっていたので、
日中はドアを開け放していて、基本出入り自由だけれど、
キャラメルちゃん達は飛べないので、ネコや犬のアタックがあるとまずい。
なので、もうドアを開け放しておけないので、
キャラメルちゃん達が来てからはドアをずっと閉めていた。

その様子を見ていたチビちゃんが、
ドアがずっと閉まっていることにギモンを持ち始めているのを私は感じた。

チビちゃんは野生の子なんだから、けっして閉じ込めちゃいけない。
そう思い、これから夜を迎えるけれど、屋根としてかぶせていたネットを、
チビちゃんが飛んで出られる分だけ開けてあげた。
キャラメルちゃんたちには絶対に飛び越えられない壁も、
チビちゃんなら飛び越えられるはず。

そしてチビちゃんに、
「ドアはもう開けられないけれど、
あなたは自由なんだからいつでもここから出ていいんだよ」
と語りかけた。

それがチビちゃんと語らった最後となった。

私がピヨピヨニワトリ達を小屋に強制収容しようと思って外に出て、
なにげにダックの小屋のほうを見ると、
もうそこにチビちゃんの姿はなく、キャラメルちゃんたちがいるだけだった。

なんだかものすごく哀しくなった

キャラメルちゃんたちもニワちゃんたちも、
すっごく可愛いのだけれど、
チビちゃんたち野生のダックは、家禽が持っていない凛々しさと、
野生ならではの美しさがあり、
それが私の興味を惹きつけてやまなかったのだ。

もう野生のダックをわざわざ引き取りに行くことは無いと思うけれど、
もしもワイヘキ島で親鳥を無くしたダックリングを見つけたら、
また同じように飛び立つようになるまで育ててあげようと思う。

バイバイ ありがとう



明日から、
人間の保護が無いと決してサバイブ出来ない子たちのお世話が始まる。
素敵なお付き合いになるといいな。

どうぞよろしく
 2015/11/28 16:39  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://apalog.com/seri-emi/tb_ping/2114



プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
芹澤 絵美のスタイリングはこちら
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新トラックバック
更新順ブログ一覧

http://apalog.com/seri-emi/index1_0.rdf
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパログ携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード

当ブログ内の全ての文章・画像・映像の無断転載・転用を禁止します。