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中国人民元の切り下げの先にあるもの



半分は外貨で生活しているので、為替相場の変動には常に注目している。

現在IMF(国際通貨基金)の審査途中にある中国の「人民元」。

この審査途中であるにもかかわらず、
3日連続で人民元の切り下げを行ってきた。
中国当局は、「大したことないですよ」という世論工作を行っていて、
日本のメディアでも「日本への影響は限定的」という報道がやや強め。


しかし、
「これは間違いなく世界の経済史に残る大事件ですよ」と青山繁晴氏が指摘。


IMFは、米ドルを中心に、日本円、ユーロ、イギリスポンドで構成されており、
ここからお金が貸し出される時、そのお金の値打ちを決めるのに、
これら通貨を”バスケット”に入れ、かき回して基準を決めている。

この中に人民元を入れて欲しいと主張している中国。

しかし人民元は今まで中国人民銀行が勝手にレートを決めてきた。
それでは国際ルールに反し、為替とは言えないので、
きちんとルールに沿う通貨にしてくださいというアメリカからの要請があり、
その為に中国側は、その日の終値を基準値とすることを決定。
(上下2%の縛りはそのまま)

それに対しIMFは、人を送り込み徹底的に中国内情を調査している。

もしも人民元安に歯止めが利かなくなったらどうするのか?
上海株の暴落もあり、マーケットは中国株に疑念を持っており、
このまま人民元が下がり続けたら、またルール変更を中国はしかねない。
そうなるとIMFの貸し出すお金の価値がぐちゃぐちゃになってしまう。

まだ今のところ、この人民元切り下げが世界や日本の経済にとって、
ネガティブが優勢になるか、ポジティブが優勢になるかわからないが、
すでに出始めているマイナス要因がある。

米国市場で中国製品としのぎを削っているベトナムは、
人民元切り下げを受けて、すでにベトナムドンを切り下げてきた。
(ベトナムも社会主義国なので通貨の勝手な切り下げが可能)

この事態から予測できることは、
人民元の切り下げが続くと、アジアの通貨安が起きること。
その中で安定している日本円に買いが集まり突然円高が起きる可能性もあるし、
その逆もあり得る。

つまり、日本の市場を混乱に導きかねない。

以前、このラジオ番組に安倍総理が出演した際に、
青山繁晴氏が「消費税増税の凍結」について提案があった。
その時に総理は「世界情勢にリーマンショックのような大きな変動があればそれはありえる」と答えていた。

この中国の人民元切り下げは、
世界経済の新たな不確定要素になることは間違いないと青山繁晴氏は指摘。

この不安定要因が増してきている中で、
アメリカは本当に9月に利上げが出来るのか?
ただでさえ通貨安が起き始めている新興国の通貨が暴落する。

この予測される市場の混乱は、さほど遠くない、
目の前(今年中)に迫っている可能性がある。


青山繁晴氏出演のラジオ、ニッポン放送「ザ・ボイス」8/13放送はこちらから。

ラジオ冒頭で語っている、
北朝鮮にいる、よど号ハイジャック事件の犯人であり、
拉致事件にも関わっている邦人と、共同通信がコンタクトしている話も必聴。

他に、10月の内閣改造の話などもあり今回は特におもしろかった。

<その他のトピック>
・中国が人民元を3日連続で切り下げ
・中国天津の倉庫で爆発
・アメリカ軍のヘリ墜落事故 特殊部隊の訓練中と判明
・安倍総理が戦後70年談話をあす発表へ
・安倍総理が総裁選への出馬に意欲
・川内原発、あす発送電を再開
・ISILがクロアチア人男性を殺害か
 2015/08/14 06:15  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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