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緑の完熟トマト


去年もらったトマトから採取した種が、
発芽して立派に成長し、たくさんの実を付け、食卓を彩っています。

去年は種を採取しただけで、
このトマトの味というか、その実力を知ることはなかったけれど、
今年は、2品種2色、計4種類のトマトが毎日のように採れ、
そんじょそこらの赤いトマトよりも遥かに味の濃い甘さを堪能しています。

今年収穫したトマトから再び種を採取する時がやってきました。

4種類植えてあると、微妙に花粉が混じり合って、
自然交配を重ねているうちにだんだんと違うトマトになっていって、
最終的にはぜんぶ赤いトマトになっちゃわないかしら??
というほとんど根拠の無いギモンを持っている私は、
それぞれの品種の特徴(形、模様)と、赤は赤、グリーンはグリーンという、
本来の特徴が際立っている実を種の採取の為に選びとりました。



なかには、オレンジや赤緑、赤黒、など、
そもそも緑だったはずのものが赤みを帯びてきてる実もあったので、
なるべく純粋な赤とグリーンのものを選ぶことで、
この特徴を守れるかも、という素人判断。

どうか正解でありますように。

種は、ブドウのように小さなゼリー状の袋の中に入っている。
そのゼリー状のものに、発芽抑制物質が含まれていると聞いたことがあったので、
早く発芽させるためにも、この袋からあらかじめ種を出しておく。

爪楊枝と爪を使って一つ一つ袋から種を出していく。



種を取り出した後の袋を水に入れると、
その形が種と同じような涙型をしているのがはっきりわかる。
小さなつぶつぶゼリーみたいでかわいい。

そして、しっかり乾燥。
乾くと、種の周りにうっすら細かい毛みたいなのが生えているのが見える。



完全に乾いた種は、自家製薬包紙に入れ、
品種、採取日を記入し、保存用の缶に入れて冷凍庫へ。

今年の9月の種蒔きまでしばしお休みです。

この一粒が、私の背丈を超えるほどに成長し、
本当に沢山の実を成らせるかと思うと、
今でもまだ不思議です。

一粒の種から大量の実、その実からまた大量の種が採れて、
またその種がもっと大量の実を実らせる。

なんだか資本が膨らんでいくときの縮図を見ているようです。
お金もきちんとお世話して栄養を与えて水を与えていくと増えていくのかも。
な〜んてことを、種を採取しながら考えました。

自然の中にはやはりあらゆるヒントがありそうです
 2015/02/21 08:33  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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