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ニュージーランドの高級ブドウ


私のお気に入りの八百屋「RAW」で、
キロ$23もする高級ブドウを買いました。
(一房¥1000くらい)

その名も「ブラック・ビューティー」

日本の巨峰も、高いものは一房千円近くするので、
ニュージーランドの食用ブドウにしては珍しいほど高いこのブドウを見て、

「あ〜、このブドウも丁寧に大切に育てられて、型崩れしないように大事に紙でくるんで出荷された、箱入り娘なんだなぁ」

と、思いました。

日本の石川県金沢市には「ルビーロマン」という、
初競りで一房55万円という値段がついたこともある高級ブドウがあります。

当然人は、その値段に見合った糖度とバランスの取れた美味しさを求めます。
そこには食べやすさ、皮の質感、舌触り、種のあるなし、
すべてが含まれてくる。

もちろん生産高の少なさ、栽培の難しさなども、
さらに価格を押し上げる原因となる。

ニュージーランドのスーパーなどで手に入るブドウは、
キロ$2前後で、とっても買い求めやすい。
そしてそこそこ甘くて美味しい。

なので、今回買い求めた「ブラック・ビューティー」の味を比べるとしたら、
そのいつも食べている$2のブドウが基本になってくる。

期待を胸いっぱいふくらませて口に含むと・・・、
確かに、甘い。
$2のブドウと比べて甘みがやや凝縮している。

けれど、日本の巨峰やスチューベンと比べると、
目が覚めるような脳天直撃の甘さとは程遠い感じ。。。

皮もやや厚みがあり、どちらかというと剥いて食べたいのだけれど、
皮からの身ばなれが今ひとつで、指で剥くのは不可能。
加えて、種が大きくて数が多いので、
口の中で皮と種を実から分離するのがかなり面倒で、
肝心の果実を思う存分堪能できない。

じっくりその美味しさに身を浸せない。

結論としては、この味にキロ$23は正直高すぎる。
もうこの値段を出して買うことはないだろう。

ただ、通常スーパーに出回っているブドウよりも、
明らかに手をかけて育てているのが分かるので、
きっと生産量も少なくて、コストがかかっているのでこの値段になったのだと思う。

けれど、これでは日本のフルーツ市場では戦い抜けない。
余計なお世話だと思うけれど。
というかそもそも輸出話などないだろうけれど。

というわけで、身内びいきになって申し訳無いけれど、
「手間がかかった高級フルーツ」に関しては、
やっぱり日本が世界一だと思います

 2015/02/18 06:53  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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