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自然災害パトロール


7月にはいってから暴風雨がわりと多かった。
ニュージーランドの場合、熱帯性低気圧ではないので、
「台風」とは呼ばないらしい。

けれど、私からするとあれはじゅうぶん台風だと思う。

日本に大きな台風が直撃しているころ、
ニュージーランドにも大木が倒れるような暴風雨が直撃していた。
大きな風が吹くと、たいがいワイヘキ島は停電になるので、
さすがに1週間に2回、ほぼまる一日の停電が続くと、
だんだん停電対策にも慣れてきた。

雨水タンクからの給水が電動ポンプなので、
水が止まった時用にトイレに水の入ったバケツを用意し、
キッチンにも水を入れた大きなボールを置いておく。
自然素材から出来ている洗剤を使用しているので、
泡をそれほどきちんと流さなくても人体に影響はない。
なので少量の水でお皿を洗う。

冬なので昼間のうちに薪を十分用意しておく。
夜間に備えて蓄電式のLEDライトと、ケロシンランプを用意する。
うちはキッチンがガス式なので停電で料理に影響は大して出ない。
暖炉でも料理が温められる。
この辺は、IHとかいうのが普及してなくて良かった〜と思う。

こんなふうに停電もいつものことになってくると、
人間だんだん余裕が出てきて、
大暴風雨の翌朝は、周囲の災害をパトロールするようになった。
プラス、サーフィンできそうな波が来ているかどうかも見るように。

やはり、こんなとき一番大忙しなのは電気屋さん。
ひたすら復旧。感謝です。


うちのドライブウェイにも大きな木が倒れるけれど、
このお宅も木が道を塞いでいた。

こういうのは、「うわぁ〜」という反応から、
「お!いい薪になる」という発想になる。
今年はなるべくこういう倒木や立ち枯れした木、
間伐材などで薪をまかなうことにしているので、
島の中を車で走ると、視点は薪探しになってしまっている。

とにかく、この手の大木が家に飛んでこなくて良かった。
それだけが最高の幸せ。

そしてオネタンギ・ビーチに行き、
あの暴風がどれだけ波を集めているかをチェックしにいく。
良い波、イマイチな波、以前はその違いがぜんぜん分からなかったけれど、
旦那さんから説明を受けているうちに、
私も波の成り立ちを見るのが楽しみにになってきたみたい。

美しい波は決まった条件の元に作られる。
うねりがあり、風がまとまり、美しい波を作る。
最近の災害パトロールは、波の成長を確認する楽しみにもなる。

まぁもちろん暴風雨などないほうがいろんな意味でいいのだけれど。

 2014/07/23 05:23  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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