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アジを開く


初めてアジの干物を作ってから早数ヶ月。
あれ以来干物にするほどアジの大漁という幸運に恵まれず、
ずーっとおあずけ状態でした・・・。

数日前になんと13匹アジを釣り、
めでたく8枚の干物を作ることができました。

今回は、私も自分でアジを開いてみました。
これにはいくつかのハードルがある。

まず、日本のアジはどうか知らないけれど、
こちらのアジには、シャコに似た白い不気味なクリーチャーが寄生していて、
それをまず取り除かなければならない。
(まぁそれ以前に内蔵とエラを取らなきゃならないんだけれど)
この作業はどうしてもできない。
姿を見て、それが動いていようものなら、ぞわぞわぁ〜と鳥肌が立ってしまうし、場合によってはアジを放り投げてしまうかも。。。

なので、あとは開くだけ、
というところまで下処理を旦那さんにしていただいた。

開きのやり方を本で読み、その通りに切っていく。
生まれて初めて魚を開く。
いざやってみると、これがなかなか頭にクエスチョンマークが浮かぶ作業で、、、
中骨に添って身を切っていく、とあったけれど、
中骨ってどれ??
視野には中骨は見えないし、感触的に固いところを探しても、
包丁から伝わってくる感覚はなんだかぜんぶ骨に感じる・・。

最初に出来上がった開きは、
身が真ん中に寄ってしまった3枚おろしに似た不思議な開き?

「なるべく真ん中に包丁を入れて」とアドバイスを受けやってみると、
明らかにすーっと包丁が入る場所がある。
お店に売っているみたいな開きが一度でも出来ると、
その後は、いかに美しく開くか、みたいなテーマになってきて、
またアジの開きの哲学が生まれてきそうな感じ。

これさえクリアすれば今後のアジの干物を食べる生活は確約されたようなものだ。
まさか私が魚を開くことになるとは、日本に暮らしている時は夢にも思わなかったな。
 2014/06/02 05:15  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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