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アーモンドの発芽


春になったら花が咲くようにと埋めた花の球根。
その球根の場所を別の場所に移動する必要があり、
すっかり行方不明気味になってしまった球根を探すことにした。

なんとなく下草が少ないところ、
掘り返して土が軟らかくなっているところ、
落ち葉や下草をどけながら手探りで球根サーチをしていた。
きっとヘッジホッグ(はりねずみ)もこんな感じで、
鼻をフガフガならしながら土の上を徘徊しているのかもしれない。
柔らかい土というものは生きるものすべてに希望を与えている気がする。
トリフを探す犬並の嗅覚(私の場合触覚)で、
4つめの球根を探しあてたころ、
数ヶ月前、アーモンドの殻をたくさん捨てたところの近くに、
アーモンドの実が発芽しているのを見つけた。

薄皮のあの血管のような筋、
すぐにアーモンドだとわかるこの帽子をかぶった新芽は、
どこからどうみても、すぐ上に大きく枝を張っているマザーツリーの子どもだ。
よく見ると、アーモンドのとがった部分が下向きで、
そこから根が発達するようになっているみたい。

毎年たくさんのアーモンドの実が落ちるけれど、
苗など見たこと無かったので、
内側の殻も固いし、きっと発芽するのがとても大変な植物なのだろう、と思っていた。

たまたま発見したこのベビー・アーモンド。
踏みつぶしたりチョップしてしまわないように、
そっと、それほど遠くないところから成長を観察したいと思う。

ワイヘキ島の秋冬はほとんど初春と同じで、
春に花を咲かせる木が秋にも咲くことがある。

植物の生態はまだまだ私にはわからないことばかり。
環境ごとに変化したそれぞれの植物の秘密が少しずつひも解かれていくようだ。
 2014/05/31 04:16  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

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