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早朝散歩、冒険付き


ワイヘキ島は、昨日から完全かつ決定的に冬に入った。
あ、今日から冬だ、とはっきりわかるのはなぜだか気持ちがよい。
これで家の中も外も、迷うことなく徹底的に冬支度ができるというものだ。

この島は冬に雨がたくさんふるので、
明け方霧に包まれていることも少なくない。
数日前からこの朝靄の中散歩に出かけることが恒例になってきた。

散歩のルートは無限にあるので、毎朝違うコースを散策する。
いや、まだコースとも呼べないそれは不確定要素に溢れている。
散歩中に見たもの聴いたもの嗅いだもの感じたもの、
それらを丁寧に脳の引き出しに入れながら歩いているつもりだけれど、
その中身を意図的に出そうと思うとなかなかこれがむつかしい。

それでも鮮烈なものだったり必要なものは忘れない。
たとえば今朝はわりと大胆に盛られた馬のPooh(落とし物のことです)に出会った。まっさきに考えたのは、なんとなく欲しい、あとで回収に来るべきか?ということ。馬のPoohの肥料はなかなか売っているものではないのでまぁ貴重なのである。

そして散歩は続き、海に出たり、湿地に出たり、
リタイアメントしたご高齢の方々が集まって住んでいる住宅地に出たり、
誰かの家の裏庭的な細道につながったりしていく。
私は小道というものにとくに興奮してしまうので、
どこに繋がるかわからない小道に出会ったときの冒険気分はたまらない。

散歩もだいたい1時間くらい経過すると、
そろそろこのあたりにコーヒースタンドかなんかあってくれると嬉しい、
と思い始める。例えばそれがごつごつした岩場であっても。

移動式のコーヒースタンドはEarly Morning Walkerにとっては欠かせないもののような気がする。



この島の場合、コーヒースタンドは常連客が集まる重要なコミュニケーションの場所みたいだ。みな朝靄のなか親しそうに会話している。
こういうのってなんだかいい。

冒険付き散歩に出ると、また次回への課題が加えられて帰宅することになる。
さっき曲がらなかった道はどこに続くのだろう?
野菜の値段が書かれた看板があったけれど、その先に採れたて野菜市場でもあるのかな?
遠くに見えるあの浜辺に今度ボートで上陸してみたいねぇ。
などなど、まぁのんびりこなせばいいささやかな課題なのだけれど。

そして我が家に帰りつく。

 2014/05/27 09:40  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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