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英字新聞のぱらぱら見


ところでわたしは、
「必要な情報は必要な時に向こうからやって来る」
と、かたく信じている。

それは、ほとんど読めない英字新聞をながめているときも同じである。

この島には2つのオリジナル週刊新聞があり、
両方ともフリーペーパーなのでタダで手に入る。
そこには島の小さな(といったら失礼なのかもしれないけれど)出来事が、木箱に入った愛情たっぷりに育てられた野菜みたいに並んでいる。

英語新聞記事の私の見方は、ぺらぺらめくっているときに、
私を呼んでいる記事を読む、ということにしている。
そもそも英文読解力にやや問題があるので、
根気よくたくさんの記事を読むことが出来ない。

けれど、だいたい1部につき必ず1つは、
私が求めている情報を掲載した記事を見つけることが出来る。

ワイヘキ島の周りにはたくさんの小島があるのだけれど、
あの島はなんだろう?人が住んでいるのかな?
あんなところでどうやって生活するのかしら?
と思っていると、その島から通う双子の男の子の通学記が載っていたり。

ちょっとサービスが行き届かない店だなぁと思っていたレストランがあるとすると、そのレストランについて「僕がこのお店をお薦めする理由は、料理が美味しいだけじゃなく、彼らが頑張りすぎていないところが好きなんだ」という記事が載っていたりして、
はぁ〜なるほどねぇ、そういう見方もあるわけだ、ふむふむ。
なんて読みながら妙に納得してしまう。

こうやって「?」に分類されていた小さな事柄が、この英字新聞をながめることで順番にちょっとずつ解決されていく。

最近のお気に入りは、どうやら連載らしい、
「Health and Wellbeing」という、
なんとなくナチュラリストっぽい女性(写真から判断するに)の記事。

これがまた私にはスーパーヒット。

冬になって雨がたくさんふると、なぜか咳が出やすくなる。
これは近所のお友だちから聞いた話だったけれど、
もともと咳が出やすい私も、なんだかそういえばそんな気が。
咳とこの島の雨季との関係がいまひとつ分からなかったのだけれど、
この連載記事にそれについて詳しく書かれていた。
しかも対処療法レシピつきで。
雨が多いこの時期になるとカビなどの胞子が舞うらしくそれが咳の原因となっているらしいのだ。

そんなとき、島にたくさん生えているこの植物を煎じて飲みましょう〜、
的なことがかわいらしい文章で書かれていた。
毎週いろいろな役に立つ植物が紹介されているのだけれど、
それら植物は、この島のどこにでも生えているもので、
そんな薬効成分があるとは知らなかったものばかり。

この環境で何かの疾患にかかったのなら、
この環境に生息している何かで対処するというのはなんだか正しい気がする。

週に一度、フェリー乗り場やスーパーマーケットで何曜日に出るか知らないこのフリー新聞を見つけて持って帰るのがまぁまぁ楽しみなのであります。

 2014/05/25 09:46  この記事のURL  /   / トラックバック(0)


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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。
現在はニュージランドで暮らし、スタイリストは休業中。

芹澤 絵美  プロフィール
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